ヤッケの後悔しないツアーレポ
JOJOクルーは皆比較的勉強好きであると思う。特にケダなんかはあの様で勉強好きじゃないといったら勉強嫌いに失礼であろう。だから、問題提起に対し解決せずに放置しておくのは耐えられないのだ。何事も実証して確かめないことにはJOJOの血が黙っていない。そう、今回新年一発目からJOJOクルーの前に猛然と立ちふさがったのは、『東に行けば果たして本当に海に出るのか』という問いであった。
以上が去る1月4日JOJOクルーが無謀にも突然海を目指した経緯であったわけでは別に、ない。ホントは皆ただ暇だった。二十歳そこらの女子大生の軽いノリだけでの出発。もちろん道は全くわからない上に運転手は都内在住で久しく運転していない。
さらに車は定員オーバー(法的に)。しかし結局大変なのは運転手であるカエサだけであること、は残りのメンバーにとって懸念材料には当然なり得なかった。さらにそこにはJOJO切っての倫理人であるトリ(この女、あくまで倫理人であって常識人ではない)の姿はなかった。比較的常識のあるカエサのためらいも、ストッパー・バードを欠いたJOJOの無責任なノリの前には無力である。責任などという言葉と対極にあるヤッケ、輪、29は論外である。運転手を除いた4人で、3つの座席をめぐりいつもどおりジャンケンによる死闘を繰り広げた後(負けたものは容赦なく車の床)、地図を片手に車はひたすら東を目指す。
一歩市街地を出るとそこは文字通り何もない田舎である。いや・・・田舎過ぎるだろ!私の地元に来るのにパスポートの取得の心配をしていた横浜市民たち、くやしいけれどその通りだよ・・・。
海に出るには、地理的に霞ヶ浦を2つ越えなければいけない。田舎独特の閑散としたさみしい道を走り続けていると、突然目前に不似合いにライトアップされた橋が現れた。かの有名な霞ヶ浦大橋だ。付近は無駄に整備され道の駅状になっている。まさかちょっとしたドライヴポイントでも気取っているのだろうか。どうやら霞ヶ浦ビオパークなるものも存在するらしい。これって全部公共事業だよね・・・?ちなみに霞ヶ浦大橋はその往復料金でミ○ノ風ドリアにドリンクバー、カントッチョも食えるような有料道路である。
“私たちの(貴重な)税金がみんなのためにいろいろなところに(勝手に)使われているよ”そんなやるせなさが胸を痛める。
その後なんかいろいろあって(誘拐注意標識に注意については他のレポ参照)、ひたすら東を目指した我々はとうとう海岸に出る。
それは、もう真っ暗で真っ黒で、しかし波の音が重く押し寄せては引いて、確かにそこに海があることを証明していた。その目に見えない偉大さに圧倒され歓声のあとJOJOに沈黙が流れる。
空にはもうなんかキモイほどの星。見えすぎてキモイ。北斗七星。オリオン座の星雲。天の川。水平線から頭のてっぺんぐるっと向こうの山際まで遠く遠く瞬く十色の星々。
刹那心中にその昔大学の友達と遊びに行った伊豆で見た星空に、友達2人(ともに埼玉県人)がすごく星が見える!と感動していた中、ヤはあれ?地元のほうがよく見えるよ?それってつまりそれだけ私の地元って・・・なんて思ってもまさか言えなかった伊豆事件02’の記憶が浮かんだが、そのまま闇の彼方に葬り去ることにした。
それはともかくJOJOクルーは、各自思い思い今年の抱負や夢、その他もろもろ欲望の限りを存分に夜空に吐き叫び、2003年の神聖な幕開けを感じたのであった。
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