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2番で述べたとおり、のっけからわれわれの巡礼は逆打になってしまった。1番のあと、2番を飛ばして、3番の常泉寺をお参りすることにする。ここはとくに記憶に残るようなお寺ではなかった。今、この文章を書こうとしても、右および左の写真のほかほとんど思い出さないのだ。ガイドブックでも、この寺に関する記述は少ない。とはいえ、魅力がないわけではない。一番いいのは参拝客が秩父34観音巡拝を行っている人か、地元の人にかぎられていて、比較的静かなことであろう。われわれが訪れたのはゴールデンウィーク真っ最中ということもあり、有名な寺や見所の多い寺には地元民や巡礼だけでなく、一般の観光客も多数参拝にきており、非常に混雑していた。というわけで、もしじっくりと見学する気があるのなら、こういうお寺はなかなかお勧めであろう。とはいっても、われわれのような信仰心と時間の少ないマッハ巡礼では、じっくりと見学しているヒマもなく、あわただしく立ち去らねばならないのであった。
ちなみに左の写真はこの寺だけでなく、ほとんどすべて(たぶんすべて)の寺にあった案内板である。うちの近所の寺にも同じようなものがあったので、おそらく全国の寺にあるのかもしれない。秩父の寺にあった板は全部同じものだったと思う。ということは全部同じメーカー製なのであろう。青々とした頭は小僧の健気さを、目の下のクマは修行の辛さを表しているようだ。この白黒反転した目はどう見ても異常なのだが、どうでしょう。 |