フランス旅行記

べルサイユ宮殿観光1

〜王の御殿〜鏡の回廊〜王妃の御殿〜南北翼棟〜

 

ある漫画にハマって以来、心ゆくまで観光したいと思っていたベルサイユ

3日目は興奮して朝からハイテンションでした(笑)

ベルサイユ観光初日は半日の日本語ガイドツアーに参加

翌日からの観光目的である別のガイドツアー時間など日本人ガイドさんに案内所で聞いてもらえるからだ(笑)

頻繁に来れない場所だから観光に妥協はしたくない

時間の許す限りたくさんの見学をするぞ〜 p(⌒^⌒)q

パリ時間8:51、バスにて出発

ベルサイユはパリから西へ20kmという近い距離

ベルサイユの情緒ある石造りの家並みです

生活するならパリよりは静かなこんな所がいい

 

バスが目的地に到着した

降り立ったのは宮殿前にあるアルム広場

「それは宮殿ではない、まるごと一つの町なのだ」

そう言われる所以が一望してうなずける

パノラマを使っても全体が入らないほどのスケール

感動ですっっっ!p(≧▽≦)q

↑画面右側は北、画面に向かう方向(正面)は西にあたります

紋章付きの柵門の向こうは王の広場

すぐ近くにある右側の建物は大臣翼棟、その奥は礼拝堂

↑画面左側は南、画面こちら側が東

右側の大臣翼棟と対称の位置にもうひとつ大臣翼棟、その南側には大配膳室が建つ

 

城や宮殿というものは国王の狩りの場所に造られる

ベルサイユ宮殿も例外ではない

城の多いロワール地方、フォンテーヌブローに劣らずベルサイユも王侯貴族が狩りをする所であったからだ

ベルサイユ宮殿の最初はルイ13世時代に建てられた「小さなトランプの城」だった

ここに訪れて気に入り、分棟や厩舎、厨房などの翼棟を増築したのはルイ14世

彼は余暇に訪れる度にベルサイユに愛着を抱くようになり

トランプの城は彩りが加わった大規模な増改築により宮殿へと変貌していく・・・

森や沼地しかなかったベルサイユが一つの町を形成するほどに進められた拡張工事

その費用は20億フラン(1FFr=25円として500億円)という巨額なものだったという

 

この途轍もない事を命じた国王の像が王の広場の中央に見えてくる

↓ルイ14世騎馬像

宮殿への入り口は正面に向かって右側↓の北翼棟にある

カメラは持ち込みOKだが、フラッシュ撮影は禁止なので注意(美術館系は大概そうだが)

この辺りまで歩くと宮殿と思われる姿が視界に収まる

正面2階部分は国王の私室にあたる

東向きの部屋というのは国王の治世を「日が昇る」ことに喩えてのことだろうか

礼拝堂横の入り口(団体用)から入り、2階に上って最初に入るのは↓ヘラクレスの間

ヴェロネーゼ作「シモン家の宴」↓を設置するために14m×18mという部屋をルイ14世が希望した

絵の大きさや部屋の大きさは画面右下に写っている人の大きさから想像できるかな^^;

部屋の中央付近で撮影したのに天井まで入らなかった・・・

このスケールなので特別謁見や舞踏会、祭典などが行われた部屋でもある

1789年には三部会議員の国王への引き合わせも行われた

ヘラクレスの間↓天井画の一部

フランソワ・ルモワールによる装飾

室内照明だけで撮影したから絵画の色が出ない・・・(*--*)

ヘラクレスの間の隣にある控えの間には王室礼拝堂の入り口がある

そこから覗くのは白と金で統一された壮麗な礼拝堂の2階部分↓

天井画は神とキリストと聖霊との三位一体が表現されている

柱はコリント様式、正面にはオルガンがある

↓豊穣の間

壁には昔のオリジナルをもとに織られたジェノヴァのビロード

ブロンズ製の胸像は王室収蔵品

 

↓ヴィーナスの間の天井画

ウアッス作「神々と強大国を従わせるヴィーナス」

両角は「ジュピターによるエウロペの強奪」

ヴィーナスの間

彫像はヴァラン作「ローマ皇帝姿のルイ14世」

↓ダイアナの間の天井画

ダイアナの間

左の胸像はル・ベルナン作「ルイ14世」

↓マルスの間

天井画はオードラン作「戦車上の軍神マルス」

両隣にあるのがジュヴネ作「ヘラクレスに助けられる勝利の女神」、ウアッス作「戦慄・危惧・恐怖」

壁に掛けられた絵は左からドメニキーノ作「ハープを弾くダビデ」、ヴェロネーゼ作「エマオの巡礼者たち」

L・M・ヴァン・ルー作「ルイ15世」

マルスの間

壁に掛かる大きな絵は左からC・ヴァン・ルー作「マリー・レシュチンスカ」@ルイ15世王妃

ル・ブラン作「アレキサンドロスの足元にひれ伏すダリウスの家族」

↓マーキュリーの間

左の壁に掛かるのはゴブランのタピストリー「シギ枢機卿の会見」

右の絵画はルイ15世

↓アポロンの間

壁の絵画はリゴー作「ルイ15世」

この部屋にある燭台@3つは当時使われていた本物

(復元品が鏡の回廊にある)

アポロンの間

カレ作「ルイ16世」

↓戦争の間

この部屋の大理石による装飾は見事です

楕円部分の彫刻はコアズヴォの「フランスの敵に勝利するルイ14世」

 

↓鏡の回廊

もとはル・ヴォー設計のテラスだったが

1678年〜1684年、ル・ブランとマンサールによって増築された

天井画はル・ブラン作

回廊のスケールは幅10m、奥行75m、高さ13m

西の庭園(画面右側)に面して17の窓、反対側には合計400枚の鏡が張られた大理石の羽目板の壁

そこには金塗りブロンズの武具飾り、くぼみ部分には古代彫刻

天井からは細工の粋を集めたシャンデリアが吊り下がり、床には黄金の燭台が並ぶ・・・

目の当たりにしたのはルイ王朝絵巻の舞台

18世紀にヨーロッパの宮殿のモデルになったバロック様式の最高傑作

この煌びやかな広間は1919年6月28日

第一次世界大戦の講和条約@ベルサイユ条約の調印式にも使用された

アポロンの間にあった「当時の燭台」の復元が回廊両端にたくさん並んでいます

ここで開かれた舞踏会はさぞかし盛大で華やかだったことでしょう

想像するだけでワクワクしますっっ!o(^^o)(o^^)o

この向こう↓は控えの間(牛眼の間)

↓平和の間

戦争の間と同じ装飾のこの部屋は王妃の遊興の間でもあった

鏡の回廊とは移動式の仕切り壁で閉ざされていた

壁の楕円の絵はルモワーヌ作「ヨーロッパに平和をもたらすルイ15世」

平和の間

天井画はル・ブラン作

中央は「栄光の神に栄冠を授けられるフランス」

四方の半円は「スペイン」「キリスト教のヨーロッパ」「ドイツ」「平和のオランダ」

↓王妃の寝室

復元に30年かかったという

隅の天井曲面にはルソーが彫刻した「フランスとオーストリアの王室紋章」がある

↓シュヴェルトフェーガーの宝石箪笥は1789年当時の姿をそのままに復元された

う〜ん、こんな豪華なベッドで一度くらい休んでみたいもんだ w(^◇^;)w

  

↓貴人の間

リシャール・ミックによる改装、ミッシェル・コルネイユによる天井画

壁の大きな絵はコゼット作「ルイ15世」

貴人の間

この部屋は王妃が取り巻きの貴族や大使などを迎え入れた所

↓王妃殿控えの間

壁にはラビーユ・ギヤール夫人によるルイ16世の3人の叔母の肖像画

 

↓王妃付き衛兵の間

もとは礼拝堂があった場所

王妃付き衛兵の間

金塗りブロンズ装飾の大理石羽目板はル・ブランの図面による

↓戴冠の間

右の絵@「軍の誓い」(または「鷲章旗の授与」)はナポレオンが注文した

戴冠の間

↓ダヴィット作「戴冠」(2作目)

1作目はルーブル美術館にある

左から4人目?のピンクのドレスを着た女性が1作目は白で描かれている

↓1792年の間(商人の間)

↓王子の階段

天井も壁も彫刻でいっぱい

↓戦史の回廊(南翼棟)

 

↓石の回廊

 

王子の階段を下りてここに居たって自由見学コースは終了

この後に国立美術館専任ガイドによる見学ツアーがあるので申し込んで時間になるまで時間をつぶした

 

<つづく>