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頑張れワタシ! 18きっぷで温泉つかって自分を探す旅 2005.3.25〜4.03

●3/25〜26●

★出発は敗者の視点から

この日は仕事を終えたらすぐ帰宅するはずが,仕事もそこそこに遊びに行ってしまったアホな後輩に
カネを届ける羽目になってしまい(しかもその遊びに行ってる飲み屋に!),帰宅が遅れてしまう。
まったく,あーいうヤツの評価が高い理由がわからん。

ばたばたしながらも,何とか品川発の臨時夜行快速「ムーンライトながら91号」に乗りこむ。

ムーンライトながらにも,この時期は2種類あって,
毎日レギュラー運行されるものと,この時期は春休みということで
臨時列車としてほぼ同時刻で運行されるものとある。
この後者が「ムーンライトながら91号」である。出発は通常の東京ではなく品川。
終点の大垣はレギュラーと変わらないが,到着が約1時間早い。
その分,うまくいけば西への移動もスムーズにできる,ということになる。



シートはレギュラーながらとは異なり,スキー用列車「シュプール号」の車輌で運行されるので,座り心地は悪くない。
あらゆるホームページを繰ってみると,中でも10号車のシートは
グリーン車の座席を使っているので,
座り心地がサイコー!とのこと。当然,10号車を指定して予約した。

座席に座ると,確かにリクライニングの角度もよく,座り心地は抜群。
揺れも手伝って,うとうと…やはり,
10号車にしてよかったなぁ…♪

しかし,翌朝
「10号車」の乗客であったことが災いする事態に陥るとは…。

…しばらくして,轟音で目が覚めた。辺りはまだ真っ暗だ。
何の音だろう?と思い辺りを見回すと,かつて聞いたこともないくらいの
「いびき」である。
前に座っている男性のものだ。アイマスクと耳栓をしているので,おそらく本人は気付いてないだろう。

何よりかわいそうなのは,その隣に座っていた人だ。
「大きないびき」というより
「爆音」という表現がふさわしいその音は,隣の人だけでなく,
周囲8名くらいをもれなく起こした模様。
それくらいの範囲に鳴り響く音ならば,隣の人はたまったものではない。
案の定,眠れなくなってしまったようで,上着を頭からかぶり,何度も寝返りを打っていた。

私は耳栓で再び熟睡(^_^;)

★敗者を乗せて京都から山陰本線へ

大垣に到着です。
しかし,ここで悲劇が待っていました。
ムーンライトながら91号は単純計算でも300人以上の人を乗せています。
途中,名古屋辺りで降りる人もいますが,殆どがその先の西を目指し乗り継ぐため,
終点・大垣では
うん百人もの人が次の西へ向かう列車を目指し,ダッシュします。
これを「ながらラッシュ」というそうです。

本日も例に漏れず,大垣での熾烈な争いが始まりました。
さして大きくもないホームを,旅行用の荷物を持った人達が全力で走ります。
しかし,乗り換える先は階段を渡ったところにあるホーム。
階段はホームに1つ…最後尾10号車から走った私は,当然勝てるわけもなく,
次の電車では敗者,つまり座ることができませんでした。

これだけ人が乗るにもかかわらず,なんと電車は3両編成(-"-)
すっかり気分は敗者…窓から見える景色も心なしかカナシイ…。

私の前に座っていたおばさん(勝者)が,ケータイでメールしていました。

「大垣乗換えは3〜4号車がよい」

…(-"-)御意にございます。完敗です…。



さて,重い荷物を持って立ち尽くすこと1時間,
次は少しでも早く西へ向かうため,米原で新快速に乗り換えます。
こちらはスムーズ。次の乗換駅である京都までの間,少し座ることができました。

そして7:38,京都着。ここで山陰本線へ乗り換えます。
コンビニで朝食を調達した後,山陰線のホームへ。
ホームは少し離れているため,ここでもまたダッシュです(^_^;)
しかし山陰線は大混雑。途中円町あたりでようやく席をGET。

コンビニで一目ぼれしたアヤシイパン(
写真参照)を食べてみます。
これは関西限定でしょうか?
同じランチパックシリーズの
「ソーセージカツ&マヨネーズ」をよく買うんですが,
こんなの初めて見ました。

味は,うーん…ビミョウ(ーー;)

★山陰慕情〜福知山から出雲へGO!GO!〜

列車は京都府を北上し,園部へ。
しかし,困ったことにここ園部で,乗っていた車輌が切り離されてしまうとのこと。
仕方なく福知山まで行く車輌へ移動。またこの車輌も大混雑。
終点まで1時間立ちっぱなしを強いられてしまいました。

電車を乗り換え次は城崎温泉に向かいます。
福知山からは何とか座れて,かなりのイキオイで熟睡…。

目が覚めるとかなり北に来ています。海も見えます。
お隣のご夫婦と交わした会話の中で「余部(あまるべ)鉄橋」の話が出ました。
名前だけは聞いたことあるのですが,どうやらかなりスゴイ橋らしく,
架け替えだか壊すだかでまもなく通れなくなるので,「是非行ってみてね」とのコト。
電車で通るようなので,ちょっと期待です。







11:25,城崎に到着。
おなかもすいたので,食物調達のため,駅周辺を探検します。
まず,駅を出ると右手に無料の足湯が。
さすが名だたる城崎温泉!と思い足湯を見てみてると…
無数の白い浮遊物が湯面に浮かんでいます。

この浮遊物が何かはナゾですが,
一発で入る気をなくしたのは確かです~~~-y(-ω- )





食事を取るのを忘れていました。
駅前の「ふみや」で牛丼をテイクアウトします。

予想外の小さな器にちょっとがっかり。
これで750円はちょっとなぁ…と思いつつも,次の電車に持ち込みます。








11:50,浜坂行きに乗車。
途中,先ほどのご夫婦から教えてもらった「余部鉄橋」を通ります。
どこにあるのか等予備知識は全くなかったのですが,
餘部(あまるべ)駅に近づくにつれて車内が慌しくなってきました。

駅の手前で眺めのいい橋を通ると
「おおおお!」の声が。

げ,
今の橋が余部鉄橋なの????

すみません,かなりノーマークでした(>_<)
写真は慌てて取り出したカメラにて撮影。何が写っているのかさっぱりわかりませんが,
鉄橋の上からの景色,ということで(ーー;)

後で知ったことですが,この余部鉄橋,かなりの高さにあるため,強風でダイヤが乱れることも多々あるようです。
昔は強風に煽られた電車が橋から落ち,下にあったカニ缶工場を直撃,工場で働いていた方が亡くなったという事故もありました。

12:45,浜坂着。
駅前を散策。何にもなし(ーー;)
強いて言えば,干物が売ってる程度。
出歩くのも疲れるので,待合室でお茶を飲みながら30分ほど過ごします。

13:14,次は鳥取行きに乗車。
そろそろ電車に乗るのも飽きてきました。
乗った瞬間,かなりのイキオイで眠ってしまいます。
時々,自分の口が開いているのに気付き,目を覚ますことが数回…,

かなり,ハズカシイ…。

鳥取からは快速とっとりライナーに乗車。ネーミングが安直すぎます。
ここでも爆睡。人の動きに気付き,終点かと思い目を覚ますと,そこはまだ倉吉でした。
目が覚めてしまったので,ここからは眠れません。
米子,松江,玉造温泉を経由し,ようやく本日のJR最終目的地,
出雲市に到着です。

ここからは一畑電鉄という私鉄に乗り換え,本日の宿,出雲大社へ向かいます。
電車は30分に1本ほどしかありませんので,次の電車までまだかなりあります。
その間,駅の蕎麦屋で「出雲そば」に挑戦です。

つゆに麺をつけるのではなく,麺にちょっと濃い目のだしをかけていただきます。
薬味ののりが味付け海苔なのと,もみじおろしがついているので,ちょっと辛いですが,
だしが美味しいので,つるつるっと食べられちゃいます。

一緒におにぎりを頼んだら,付け合せがあご焼き(トビウオの蒲鉾)でした。
これも美味しかったです。


満たされたおなかを抱え,一畑電鉄に乗車します。
一畑電鉄とは,この辺一体を仕切る交通機関で,電車の他にバスも運行しています。
明日は松江に行く予定なので,バス+電車のフリーパスを買ってもいいのですが,
2日で2500円とかなり高いので,今回は見合わせました。

電車はビルの2階で発着します。
電車だけ見ると,チェコで見た市電にちょっと似ててカワイイです。

出雲市駅から出る電車は全て松江温泉行きなので,途中の川跡(「かわと」と読みます)にて,
大社行きに乗換えます。

大社前駅に到着。
ここで改札の駅員さんに「ユースホステルはどう行ったらいいですか?」と聞くと,
ホームに直接つながっている道を出て…と教えてくれました。
改札を通らなくても出られちゃいます。
都会なら考えられないことです。人を信じてくれる温かさを感じます。
言われた通り,ホーム裏の砂利道を歩いて,普通の道路に出ます。

ところが,ユースホステルは駅から徒歩1分ほどのはずなのですが,歩けど歩けど見つかりません。
道を間違えたことに気付き引き返すと,先ほどの
駅員さんが走って追いかけてきてくれました
私が歩いていくのを目で追っていたところ,急に姿が見えなくなったので,
慌てて追いかけて来て下さったそうです。

着いてまだ少ししか経っていないのに,これだけ
人の温かさを感じられるのは本当にうれしい限りです。

こうして,無事に本日の宿に到着。
長かった乗りつぶしの1日も終わりました。

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