
●4/9●
気づいたら朝だった。
結局昨夜は疲れていたせいもあり,ベッドに横になった瞬間眠ってしまったようだ。
そういえば朝,っていうか2時起きだったもんな。
それから飛行機の中でちょっと寝たくらいだもんな。
興奮したもんな…。そりゃ疲れるわ。
恐ろしいことに,Mちんによれば,私は寝言で,
「…楽しかった〜♪むにゃむにゃ…」
と言っていたそうで,かなり,重症であったことが伺える…。
朝食バイキング会場には,やはり氣志團Tシャツをお召しの方が多数。
ここで話しかけた女性と,後日NHKの公開録画で偶然再会。
さらに誕生日まで一緒,と言うことが判明した。
Mちん曰く「その誕生日は,その手のヒトが生まれる日なんでしょう…」とのこと。
「その手」って…_| ̄|○;;
エレベーターの中から。
ホテル自慢のプールだそうです。
まだ時期は早すぎたかも。朝食バイキング,大変充実の内容。
●目指せ,世界最大規模の水族館!●
最終日でもある今日の目的地は,沖縄美ら海水族館。
世界最大規模の水族館である。
もともと数年前に「海洋博」というイベントで建設されたものらしい。
場所も「海洋博公園」の中にあるとのこと。
海洋博公園は,沖縄本島の北部に位置している。
ホテルのある那覇からクルマで2時間ほどだそうだ。
ホテルをチェックアウト後,水族館の割引入場券を購入
(別にここで買わなくても,水族館の近くのコンビニでも売ってた),一路,高速を北へ。
氣志團のGIGに行くんだから,BGM用に氣志團のCDの1枚でも持っていたってよさそうだが,
お互いの「相手が持ってくるだろう」という打算があったため,BGMはローカルのAM放送となった。
これがまあ,いわゆる「うちなーぐち」?何を言っているのかわからない…丶(´Д`;)ノ
こんな調子で災害情報でも流されたら余計大変なことになる…。
高速の終点許田ICに近づくに連れ,渋滞が始まる。
日曜日だし,仕方ないのかなぁ…と思っていたら,高速出口にこんな立て看板が。
「許田IC付近 清明祭のため渋滞中」
せいめいまつり?
「今日は清明祭ですぅ。『せいめいさい』と書いて『シーミー』と読むんですが…」
そう言えば朝のテレビで言ってたわ。説明までは聞いてなかったけど,はあ,しーみーですか。
何の祭かわかんないけど,なんで渋滞なの?
後で調べたところ,このシーミーというのは全島的に行われる墓参りピクニックのことで,
ご先祖様の眠るお墓に,みんなで集まって飲んだり食べたりする,年に一度のイベント。
毎年4月の第1日曜あたりにやるのが慣例なので,どうしても交通渋滞になるそうだ。
(参考:インターネットウルマ)
これから北へ向かいます。 2時間ほどのドライブの末,
ようやく到着した海洋博公園。
それにしても広いなぁ。美ら海水族館の入り口。
4Fから入り,階下へ降りていく仕組み。
実物大ジンベイザメくんがお出迎え。
巨大水族館へ一歩踏み込むと,そこには夢のような世界が広がっていた。
…おサカナさんも,夢を見るの?…
そんな夢の世界から現実へ引き戻してくれるのは,沖縄中に三々五々散らばったと思われるキッシーズのみなさん。
魚たちに勝手に名前を付けているようで,水槽にカメラを向けてこう言っている。
「あやのこうじさーん,こっち向いてくださーい!」
その視線の先には,ちょっとブサイクなナポレオンフィッシュが…。
そういえば,綾小路さんつながりで,こんなことがありました。
相方Mちんが,深海魚コーナーに入る前に放った強烈な一言。
「翔やんがたくさんいそうな気がします」
…ここからは,お魚さんの写真でお楽しみ下さい。
入り口を入ると,巨大なタイドプールがあります。
ヒトデやナマコ,触り放題です。
濡れた手を乾かすために,
エアタオルが設けられているのも嬉しい限りです。イトマキヒトデさん。
ひっくり返してもいいけど,砂に刺さないでね,
と注意されました。
思いの外,固かったです。
こんなにお魚がたくさんいると,
ちょっと嬉しい。早乙女光さん(威嚇中)
星グランマニエさん
ブタ野郎西園寺瞳さん
セミエビさん。
ナマで初めて見ました。なんとかアナゴさん。
いわゆる「海のニョロニョロ」です。
これ,ずうっと見てても飽きないです。
なぜかヤモリさん。
ジオラマの中で放し飼い。
Mちん曰く「こんな世界になったらヤダ」
そしたら神様の背中に火をつけて逃げましょう。
●お昼の時間●
美ら海水族館の目玉は,ジンベイザメ。
これ,とにかくデカイ。
そのジンベイザメが入った巨大水槽で,エサやりが定期的に行われている。
運良く,その時間に立ち会うことができた。
図体のでかい割に,エサは小ぶりなオキアミとかホタルイカみたいのとか,ささやか。
それらが水槽の上からひしゃくに入れて投げ込まのだが,これが大迫力。
みんなでガバガバ食べる様がオソロシイ。
とにかく,大きな水槽。 でか! でかいジンベイザメが3匹も入ってるんだから,
んまあすごい迫力ですよ。
写真で撮るとよくわからないのですが,
実際はこれ,スゴイ大きさですよ。イトマキエイもひらひらと舞っています。
これも結構でかいです。
彼らの口は下についているので,
水槽の下に落ちたエサを食べにきます。左下に見える縦長のものが,食事中のジンベイザメです。
彼らは,立ち食いだそうです。
がばあ!ってかなりの迫力でした。
●うちらのお昼は?●
レンタカー返却の時間もあるので,後ろ髪を引かれる思いで美ら海水族館を後にする。
あとは那覇に戻り,レンタカーを返却するだけだが,Kくん情報でまだ試していないものが1つある。
A&Wである。
A&W,エンダー。
アメリカではさほどめずらしくない。よくKFCと同じ敷地にあるファーストフードだ。
しかしこのエンダー,日本には沖縄にしかない。
是非行きたい,と思っていたが,なかなかその店を見つける機会がない。
それが,ナビで案内された許田ICへのルート上に突然現れた。
そのルート,というのは山を越える,ナビ特有のどうしようもなく迷惑なものだったが,
その山を1つ越えた辺りで,A&Wを発見,クルマを切り返しドライブスルーに入った。
しかし,ドライブスルーだというのに,ファーストフードだというのに,
アルバイトらしき女の子は,もたもたと商品を揃える。
(これをKくんに言うと「あー,沖縄はうちなー時間ですからね。時計の進みが遅いんです」とのこと)
ワザとやってんの?と言いたくなる位のんびりなのである。
あまりにのんびり過ぎて,イライラさせられたため,写真も撮らずにガブリ。
特に頑張って食べるほどのものではなかったことを付記しておきます。
●夢の終わり●
遅い昼食を食べながら車を許田方面に走らせるが,途中ナゾの渋滞にハマる。
名護から許田への道は,海沿いの1本しかないため,この道を通る以外に帰る方法はない。
あまりにも長い渋滞のため,レンタカーの返却時間,ひいては飛行機の時間は刻一刻と迫ってくる。
「やばいね,輝矢(レンタカー屋のお兄さんはすでにこう呼ばれていた)に電話する?」
半泣きの状態で,ナビをいじっていると,「別ルート検索」という設定があった。
もしやこれで裏道が見つかるのでは?と思い,必死にいじる。
すると,一旦街中に入り,そこを抜ける,というルートが出た。
一か八かの賭け!と思い,入ってみる。
すると,驚くことにスムーズに進むじゃないの!
大して時間が短縮されたわけではないが,渋滞の中少しクルマが進むと嬉しい。
なんとか許田ICへ到着,高速はとてもスムーズで予定通り那覇へ戻ることができた。
送迎にて空港へ。辺りはすっかり暗くなってしまった。
空港の明かりが闇に映えてとてもキレイである。
そして,我々を乗せた飛行機は無事羽田に到着。
翌日からの仕事に備え,空港から寄り道をせずにまっすぐ帰路に着いた。
その方が,楽しかった2日間の余韻を残しておけるような気がした。
本当に夢のような2日間だった。
GIGがなければ「沖縄」という土地は絶対訪れる機会がなかったであろう。
ゴーヤー?ダメ。
泡盛?飲めないよ。
海?いいじゃん千葉で。
そんな私にとって,うっかり6人の妖精に後押しされてしまった小さな挑戦,それが今回の沖縄行きだった。
その挑戦の結果は,沖縄に対して「また行きたい!」と思ってしまった,
すなわち,「成功」と言えるのではないだろうか。
PROLOGUE 4/8 4/9