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Detour 06-9 in Malaysia
Kuala Lumpur(15th)
最悪の目覚めといいましょうか、でも実際は寝ていないので目覚めとは言えないかもしれませんが・・・。昨日飛行機でのこと。ベイルートから乗った家族、特に私の後ろとその隣の兄弟が一晩中ビデオゲームをしていてうるさくて眠れたもんじゃありません。よく考えたら、この旅の締めくくりは、2夜連続の機内宿泊、もういいかげんにしないとどこかでダウンしそうな勢いです。
飛行機はほぼ定時通り、早朝の5時過ぎにクアラルンプール国際空港(KLIA)に着きました。ほとんど他の乗客はいません。ですから、入国審査は誰をも待つことなくスムーズに終わりました。
手持ちのマレーシアドルもあるし、他に今日すべきことはありません。カメラだけを手に持ち、残りの荷物はすべてロッカーに預けると、何だかとても自由になったような気がします。
もちろん、今日すべきことが何も無いという理由からなのですが・・・。
これまでは自由旅行は自由旅行でも、常に時間に追われていました。
これの次はあれ、あれの次はこれと、いくら割りきっていたとはいえ、今までの自分のスタイルを壊し過ぎていました。
『ここまで来たんだ、これもしないとあれもしないと損だ!』
なんて考えに、いつのまにかなっていたのです。
『今回行けなきゃ、また来ればいいさ。全部見てしまったら、今度来る理由がなくなってしまうじゃない!』
そいうそう、これが私の考え考え!
そしてもう一つ、アジアに帰ってきたんで、少し気分的にホットしたのかもしれません。
私にとってアジアは半分日本に戻ってきたのと同じなんです。
さて、とりあえず市内へ向かうバスを探しに行くことにしましょう。
今回は、前回の学習の結果高価なリムジンバスではなく、ローカルな路線バスを使う方法を学びました。さて、今からその実践です。
でも、・・・バスが来ません。
まだ7時にもなっていないので、路線バスは動いてないようです。もちろんリムジンバスは早朝から深夜まで操業中です。
しかたなく、しばらくベンチで横になっているとバスは来ました。そうして、前回来た道を逆に辿っていくと、NILAIという鉄道の駅に着きました。
駅員はおらず、機嫌の悪い自動販売機は、次々とお客の入れた札をそのままはき出していました。つまり、ほとんどの人が切符を買えないという、欠陥販売機のように見えました。もしくは、財布を持たないマレーシア人が悪いのでしょうか?自動販売機の機械は、汗と手アカでぐちゃぐちゃになったお札など鑑別することは出来ませんからね。とにかく切符1枚買うのにも時間がかかります。後は“運”次第。
ここにいるみんな不慣れなんでしょうね。一生懸命人が切符を買うのを見ています。
そして、何度も何度もお札を機械にはじかれても、懸命に切符を買おうとしています。
列車は快適です。快適のあまり、寝過ごして先の先の駅までしまいました。
『あれっ?』
ここまで来ると、駅に改札はありますが、誰もそれを監視する人はいませんし。自動改札の横の出口が開きっぱなしです。おおらかなんですね!
そして、クアラルンプールの街を見てみると、『こんなに必要なの?』というぐらい交通機関が発達しています。バスのなどの道路交通がもちろん一番なのですが、他にも国鉄、高架鉄道、地下鉄と驚くほどです。そして、それがまた新しい。そして、冷房がいやというほど効いているから、半袖では寒いぐらいです。
チャイナタウン
さて、ダウンタウンに戻った私は、まずチャイナタウンへと向かいました。これだけは食べておきたかったものがあるのです。それは“肉骨茶(バクテイ)”と呼ばれる、マレーシア独自の食べ物です。(?)
昔、といっても10年以上前になりますが、ペナンで食べた肉骨茶の味が頭のどこから、私を呼んでいるのです。その時は、マレーシア人の友達の紹介で食べたのですがあまりに美味しかったので、材料を買って帰ってきたたほどです。でも、残念ながら、日本では同じ味は出すことが出来ませんでした。
それと、今再会できるのです。先日、ちゃんとチェックしましたから、それが“ある”ことだけは確かです!
肉骨茶は少し(かなり)薬草が入った、健康食の1種と私は考えています。ですから、以前に持てかえった時の薬味も薬局で調合してくれました。
残念ですが味を文章で表現することは非常に難しいので、皆さんも将来機会があったら、ぜひお試しあれ。
食事を終え、また当てもない散策に出かけていきました。 チャイナタウンのお寺
境内の様子
が、あまりににも眠いんで、『いっそモスクで寝ていようか!』とも思いましたが、それも・・・。
気分一新、散髪に出かけていきました。
日本で散髪すると3500円。マレーシアだと15ドル。(500円弱)
ほとんどは、人件費の差なのでしょうが、それにしても・・・。
散髪店の扉を開くと、黒い顔が3つとギョロっとした目が6つ。インド人が経営の店に、最初は驚きました。しかし、当然のことながら、ここではインド人も中国人もマレー人も、その他の人々もすべてマレーシア人なのです。
ヒンドゥーテンプル(インドのお寺)
所要時間20分弱でカットとシェービング。はっきり言って、清潔ではありませんですが、汚くてどうしようもないというものでもありません。念のために。
その後は・・・。
インド人街でチャイ飲んで、ロティーを食べて・・・。
そうそう、クアラルンプールといえば3年ぐらい前になるでしょうか有名なビルが出来たんですよ。ご存じですか。世界で背の一番高いビル。“ペトルナスツインタワー”です。
実際のビルの部分の高さは世界で2番目なのだそうですが、塔の部分を含めた高さでは世界一だと思います。そして、それを造ったのがどこの国だと思いますか?
答えは、日本と韓国。
多分入札だったはずなんですが、日本と韓国が注文を受注して、お互い競いあわせるようにして、2本のタワーを完成させたと聞きます。
そして、このペトルナスに付いてもう一つ。私はF1に詳しくないので、間違っていたらすいません。
ペトルナスツインタワー
数年前から、マレーシアでF1の大会が開催されていますよね。(今年は10月22日)その、1番のスポンサーがペトロナスグループであり、このビルのオーナーでもあるのです。
さて、そこに行くためには地下鉄を利用して行くのが一番適当と判断し、一路地下鉄へ向かいました。
そこにはきれいなきれいな、それはきれいな地下鉄がありました。出来てからそんなに時間も経ってないのでしょ。そういえばシンガポールの地下鉄と良くも似ているきがします。まっ、兄弟の国だからですからかね?
地下鉄からの階段を上っていくと、隣にもビルが。そして、多くの人はこっちに向かっているようでした。中を覗いてみると、一流ブランドの店店店!日本の“ISETAN”(伊勢丹)なんかも、10周年記念をやっていましたから、ここにもそれなりの歴史があるようです。
『そんな店わざわざ見てもいっしょだし、外に出よう。』と、今度は来た方向とは逆、そうすると、そのビル群の中に設けられた公園に出ていたのです。
これがなかなかいい場所で、ついつい長居してしまいました。何があるわけではありません。芝生と、噴水があるくらい。でも、ここからは周りのビルが見回せて、まさに都会のオアシスのようなところです。
何だか、ニューヨークのセントラルパークを思い出しました。(全然規模は違いますがね。)
時間と列に並ぶ忍耐力とがあれば、この2つのタワーを結ぶ通路部分に上って見学することは可能みたいでしたが、その列の長さゆえ私は断念しました。次回のお楽しみに!
それそろ、まあまあの時間になってきたので、再びチャイナタウンに戻りました。
途中、“セントラルマーケット”でバテックというロウケツ染めとピンバッジの買い物をしながら・・・。
そして最後に、少し気にはなっていたのですが、マレーシアから1通だけメールを送って帰ることにしましょう。
先日行った、インターネット・カフェ再び行き、メールチェック。
ガーン!
『メールが2通とも送れてない!』大ショック!
ここで大失敗が発覚!
単純なことなんですよ、一つはアドレスの間違い(文字足らず)。
そしてもう一つは、・・・。
エジプトでメールを送った時に、PCがアラビックのソフトだったので、フォントが正しく認識されず、送信ボタンだと思って押したのが、実は送信ボタンでなかった!単純ですが、これはいたしかたの無いこととしてあきらめましょう。でも、ショックです。
しかたなく、今日の2通分モまとめて合計4通今お送りしました。(今度は遅れたはずです?)
この読者の中に、該当者がいたらここでお詫びします。
「私の未熟さのゆえ、申し訳ありません。」
『さあ、これぐらいにしましょう!』
後はのんびり空港に行って、ゆっくりすることにしましょう。やり残したことはいっぱいあるけども、また来ればいいわけですから!
今度、Detour(まわり道)に出る時はもう少し、まわり道らしい旅にしようと思っています。
『今回のは、決して“まわり道”じゃなく“近道”ですからね。』
旅は“ジャラン・ジャラン”(マレー語の散歩)でなきゃね!
コロニアル風な街並み
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