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Detour 08-2in Philippnes
Cebu(14th)
いつものように7時に起きると、まずは窓の外を見渡しました。
ダイビングに行く、そんな日に曇っていちゃ、なんだか面白さも半減ですからね。でも、そんなことは単なる私の危惧にしか過ぎませんでした。真っ青な空と、緑に輝く海、そして船付き場にいる人々は早速出港の準備にとりかかっていました。
まだ約束の時間には間があるので、私は朝食をとるために、辺りを散歩に行きました。昔の記憶を思い出すためにもね。
なんと言ってもうれしのは、変わっていそうで変わっていない辺りの風景です。陽気な人々も世代が少しずれたかもしれませんが変わっちゃいません。
こんな事がとても嬉しいんですよね。
朝食は、近くの食堂ですませました。なべが何種類も並べているんで、その中を覗いて決めるだけでOK。まさに、ファーストフードです。しかも、名前は知らなくても、実際に見て選べますからね。料理2品とライス、コーラ1本で締めてお値段は32ペソ(約80円)です。
帰り道サンダルを買ったのですがこれもやはり35ペソというリーズナブルな値段でした。日本の100円均一もここでは成り立たないぐらいの物価水準なのです。
BOYLAの事務所に行くと、もうあわただしそうに準備が進んでいるじゃありませんか。
『でもそこは、ここのお国柄のこと。』
実際の出港までは、"まだまだ"時間がありました。
ウェットスーツ、マスク、ブーツを選び、それでも時間があるんで、辺りをブラブラしてしていました。
なぜかしら、この辺りには犬が多いんですよ。何もかもが自然のままという状態ですね。
さて、出港の時が来たようです。
やはりというか、時間は1時間以上遅れてましたね。
私は2年振りのダイビングということで少々緊張していたのですが、それ以上に緊張していたのが同行のおじさん。日本人おじさんの体験ダイビング2人組みなのですが・・・。見ている方がおっかないですね。
当然ですが、昨日ボイラさんの家で出会ったミカさんがインストラクターでした。
ここセブのダイビングをする場合の一番メリットはダイビングポイントが近いということでしょうね。
船でほんの2〜3分で到着します。
セブの海
でも、ポイントに行ってもすぐに潜ったわけじゃありません。最初は、おじさん達の教習から。私は一人で気ままに泳いでいましたね。でも、マスク一つあればここでは充分南国のトロピカルフィッシュを楽しむことが出来ます。わざわざ深く潜ることさえ必要ないのです。
『でも、深い所は、もっともっと凄いぞ!』そんな気がします。
私の午前の教習が始まりました。今回のレッスンは、"ドラフトダイブ"ドラフトの名の通り"ただようダイビング"。つまり、船の周りをダイビングするのではなく、一方方向にダイビングしていき船に拾ってもらいというものです。
これなら、特別な技術は必要ありませんし、今の私に一番いいかもしれません。
"ザブーン"
さあ、ゲームの始まりです。
『あれっ?』
すぐにはうまくいきませんね。
最初は体がうまく沈まないんです。
ミカさんは「中間浮力を使って」って言うんですが、そういう感覚はすぐ戻るもんじゃありませんのねに。
久しぶりに見る海底の世界は・・・きれいという以外の形容ができないぐらいきれいな世界でした。4〜5メートルの浅瀬を進んでいくと、太陽の光が海の底までさし込んできて、キラキラと波を打っているんですよね。
更に深いところに進んでいくとね、ジェットコースターで落ちていくような、もっと言えば崖を飛び降りるような何とも言えない不思議な感覚を味わえます。未来少年コナンになっていろんな所を飛び跳ねるような気持ちになるんですよね。
もし、このままとりとめもなく沈んでいったら・・・そんな真っくら闇の世界があり、そこに浮かんでいる私。
気を抜いたら、自分が誰で、自分が何をしているのか見失ってしまいそうです。
タンク1本たった20〜30分の世界ですが、その時だけはその数倍の時間にも感じられますね。
私の番が終わると、今度はおじさんの部第2段。
それが終わると昼食、そして午後の部へと続くのでした。
午後の部は、私だけ!
今度の課題は"ナビゲーション"といって、海底でコンパスを使って行ったところをまた戻ってくる180度ターン、90度回転でちょうど四角を描くように泳ぐなど訓練です。
フィンのひと蹴りを基準に距離を決めるんですね。
『ふーん』
初めて聞くことばかりです。
でも意外とこれが難しかったんです。
技術というよりも、する手順がわかってなかったんですね。
さんざんミカさんに怒られてしまいました。
(原因は、私が話を半分しか聞いてなかったんです。)
それさえこなしゃ、もう万全(?)
残りの時間は、ファンダイビングです。
ようやく、体もダイビングに慣れてきましたね。
少し空が曇ってきたでしょうか?
もしかしたら、ひと雨来るかもしれないような天気になってきました。
とにかく、今日のレッスンはこれでおしまい。まだ3時でしたが、これがごく普通だそうです。
ひとまずホテルに戻りましたが、大きな計算違いが一つ。
『えらい体力使って体がクタクタなんです。』
部屋に帰るなり、ベッドに横になりました。
『これぐらいっ・・・』て思っていたその分、この疲れには正直驚きでした。
それから2時間ぐらい昼寝をしていたでしょうか、それからまたカメラを片手に動き出しました。
"コイチ!"(私の名前:正式にはコウイチ)
そうすると、昨日のトライシクルのドライバーがこちらに声をかけてくるじゃありませんか。名前もしっかり覚えていますしね。
ほんと彼らの名前と顔を覚える能力だけには感心しますね。外国人の名前って覚えにくいはずなんですけどね・・・。
初めは無視してそのまま歩き始めてたんですが、そのうちに
「50ペソでラプラプ往復するよ。」
《歴史上初めて世界一周を成し遂げたマゼラン一行。その途中でマゼランは、このセブで地元の英雄ラプラプによって倒されました。彼は侵略者だからです。そして、その英雄の名にちなんでマクタン島のこの街をラプラプ市と名付けたそうです。》
その一言(少々はだまされてもいいかなという気持ち)で、私はそのトライシクルに乗ることにしました。
実際行ってみると距離も結構あるんですよね、4〜5kmいや、もうちょっとでしょうか?
街の中心街に来たのは店の多さや騒々しさでも分かるのですが、それよりも空気の淀み具合ですぐ分かります。
だって、息をするのが嫌なぐらいここは排ガスが充満しています。空には、境目がないはずなのにここだけはどうしてこんなに淀んでいるんでしょう?
「これがセブで一番多きいいインターネットカフェ。」、「あれが一番セブで有名なレチョン(ブタの丸焼き)のお店!」とドライバー。
私たちはその先、市場のすぐ近くでバイクを止めました。
そして、とりあえず市場の中にはいっていきました。もうあたりはすでに薄暗いくなっていますが市場はまだ開いていました。毎日夜の8時まで開いているそうです。
ラプラプシティ
南国の色鮮やかな果物が所狭しと積み上げられています。
いつもいつも目移りして、結局何も買えないんですよね。
ざーっと市場を見終わったそのあとは・・・。
私の気持ちには、もう"レチョン"しかありません。
さっきの店でドライバーと一緒に食事をとることにしました。もちろん私のおごりで!
レチョンのお店
注文はいたってっシンプル。鳥かブタのレチョンのどちらかを1kgもしくはハーフkgというような形で注文すれば言いだけです。
この際めんどうなことは書きません。肝心のお味は・・・。
すっ―――――――――――――ごく美味しかったですよ。
ブタの皮の部分がね、特殊な調味料を何回も塗るんで茶色いアメ状になってね。歯ごたえもあって、非常に美味しく感じました。
そうそう、北京ダックの食べ方と一緒ですよね。
それよりも、私は美味しく感じたな!
食事を終えると、少しすの辺りを散歩に行きました。名前は忘れましたが、マクタンでは最大の教会があり、入り口ではたくさんの子どもたちがろうそくを売っていました。
日本でいえば、お寺で線香を売っているようなものですね。
その先には船着場が見えてきました。ここからフェリーに乗ればセブ島にまで行けるそうです、料金も格安で手軽な交通手段ですよね。ただし、夕方で便は終わってしまうそうです。
対岸に広がるセブの街。セブにはビバリーヒルズと呼ばれる高級住宅街もあるそうで、山の中腹のあの光はもしかしたらその光なのかもしれませんね。
Lighthouse
そして、来た道をまた戻っていきました。
それにしても、ここにはお医者さんと理髪店の多いこと。これも教会となんかしらの関係があるのでしょうかね。
再び、市場に戻って今度は魚売り場とお肉売り場。
二階の部分がそうなんですが、一歩そこに足を踏み入れたとたん、なんとも言えない臭いが鼻を突きます。
魚と肉の臭いとその腐臭が入り混じったような臭いです。
それは、いったん私の歩みを止めてしまうほど、強烈なものでした。
でも、そこで帰ってしまうのはもったいなく思え、再び歩き始めました。それは見えませんが、その臭いの元をたどるようにね。
Market
魚と肉の臭いから、排ガスの臭いの道路に。
とてもじゃないけど、ここには住めそうもありません。
息が詰まってしまうほど、むせ返ってしまうほどここラプラプは強烈な街です。
でもこれが、このラプラプの人の持つ活力なんでしょうね。
今日の予定はこれでお仕舞です。
もう、ホテルに帰って休むことにしましょう。
たまには、ベランダから海を見ながら、サンミゲルを飲むのも悪くないですからね。
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