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Detour 08-3in Philippnes
Cebu(15th)
今日も快晴、痛いぐらいまぶしい太陽が私を待っています。
今日は朝食として、パンを買おうとパン屋さんに向かいました。そしたら、パンのついでにいろんなセールスのおまけ付き。
なんでも、そのパン屋さんのご主人は船のオーナーで、自分の船でアイランドホッピングに行かないかと言うんです。食費も全部込みで1日1500ペソ。ホテルの1.5の値段ですから高いことは高いのですが非常にそそられる話です。
「今からダイビングだから、また夕方来るよ!」
そう言って、その場を離れました。その気ならば、夕方には見積もりを出してくれるそうです。
特別することもないので、約束の時間には早かったのですが、ダイブショップに足を運びました。
そしたら、結構早くから人でにぎわっているんですよね。
アイランドホッピングの準備があわただしく行われています。そして、少しすると団体客を乗せたバスも到着しました。
船で近くの島々を回りながら、所々でシュノーケリングをしたりBBQをしたりするのが一般的なスタイルのようです。誰でも、気楽に美しい海と食事を楽しめるので、一番人気が高いようです。
海辺の子供たち
『えーと、ミカさんは・・・』
地元の従業員に簡単な日本語を教えていました。だって、ここセブでは日本人が一番のお客さんですからね!
「じゃあ、あと30分したら出かけましょうか!」
さて、今日のダイブは・・・“ディープダイビング”から。
普通はオープンウォーターコースでは30mまでしか潜水することができないのですが、アドバンスコースではさらに深く潜れることができるのです。
深く潜れれば、当然見える魚も違ってきますからね、なんだか楽しみです。
しかも今日は、一人だけ。
船一台貸しきりでダイビングできるのです。
といっても、ここセブではすぐ近くにダイビングスポットがいくつもありますから、実際船で移動する時間はあんまりないんですがね・・・。
今日ミカさんが選んだポイントは、“ヒトハガン”という近くの島。
セブからは、ほんの15分から20分の距離です。
残念なことに、船旅を楽しむ間もなくすぐに到着です。
ヒトハガン島
ここヒトハガンは、ダイビングスポットとしても有名みたいです。点々とダイバーのための船も見えますしね。
ただ、潜るのにエントリーフィー(入場料)がいるのは聞いてなかったですけどね。
そして、ここはアイランドホッピングでも有名みたいですね。誰だって、この海の青さ、いや、青というよりも字の如くエメラルドグリーンといったほうがいいのでしょうが、これを一目見たら、誰だって納得しちゃいますね。
水中眼鏡だけでいろんな魚が楽しめるのです。
セブよりも一段も二段も海の透明度が高いといえます。
ヒトハガンの海
“ザブーン!”
『あれ?』
『どうして潜れないんだろう・・・。』
少し、慣れた気になっていたんですね。すっかりウエイトをつけるのを忘れていました。
これじゃどおりで潜れないはずです。
船長にウエイトを取ってもらい、再出発です。
慣れって怖いですよね。事故が起こるものこういうときなんでしょうね。私の場合はこの程度でよかったのかしら?
ダイビングをしていて、私が一番好きな瞬間は・・・“潜る瞬間”です。
それも、急降下する瞬間の感覚はなんともいえません。浅い所から、海溝を目指してまっ逆さまに落ちる感覚は普段の生活では決して味わえません。
あるとすれば、ビルから飛び降り自殺する瞬間ぐらいのもんでしょう!
サンゴ礁のビルディングを、頭からまっ逆さまに“落ちていく”と、ほんとに自分がどこにいるのか見失ってしまいそうです。
今はただ、ミカさんのフィン(足ひれ)を目標に泳いでいるだけなのですが、少しでも気を抜くと、そのまま沈んでいってしまいそうです。
そうそう、今回はウツボにも会えましたよ。
ちょっとひと休み
“ザブーン!”
2回目のダイブは、少しだけそこから移動した所で行いました。
テーマは、“ネイチャリング”
つまり自然観察。魚やサンゴや地形を楽しもうってことです。
毎回毎回楽しんでいるはずなのに、『今さら!』って気がしないでもないですがね。
でも、確かにあえて自然を楽しむって言うだけのことあります。
それと、敢えてそういうポイントへ連れてってくれているっていうことでもあるんでしょうね。
“自然”を満喫できました。
残念なのは、それを言葉で伝えきれないということです。
私自身が魚の名前を知らないのと、もし仮に私が知っていても、その魚の名前を知っている人が少ないということです。
知らないものを、知らない人に教えることほど難しいことはありませんからね。
でも、敢えて今回一番印象的だったことだけお話します。
それは、“魚の群れ”に出会ったことです。
小さい魚は、単独ではすぐに襲われるため、群れをなして泳ぐのが常です。数種類の魚の群れがありましたが、その中でもきらきら銀色に光る魚の群れ!
それが、水面を通して入ってきた太陽光線に照らされてキラキラ光る様は、水中のミラーボール、いやガラスのカーテンの如く輝いていました。
『1、2、3、4』
昨日2つと今日2つ。これで全部で4ダイブ終了です。あと1ダイブを残すのみ!
でもそれは、昼食をはさんで、午後からのことですけどね。
貝売りのおじさん
どうせ、せっかくだったらここヒトハガンでBBQなんかと洒落込んで昼食にしたかったのですがね・・・。
でも、そうはいかずいったん港に帰る羽目に・・・だって考えたら何にも(水さえも)持ってきてないのですから。
でも帰ってみたら、いいこともありました。
港に着くなり、ボイラさんたちが私たちを見つけてくれ食事に誘ってくれました。
「こっちで一緒に食べようや!」
そこには、片方のおおきなお盆の上にライスの山。そして、もう一方のお盆には、焼いた魚やイカの盛り合わせ。
気取った調理方法がとられているわけじゃありません。調味料さえもありません。
でもね、新鮮な食材がそれを忘れさせてくれます。十分、いや十二分に美味しいんですよね。
スプーンやフォークなんか必要ありません、手づかみで貪り食う。この雰囲気がたまりません。
午後のダイビングにい影響が出てはいけないと思い、ビールは控え目にしましたが、それでも3本も飲んじゃいました。
くれぐれも、水中で酔っ払わないようにしなきゃね。
Mr. BOY LA
午後からのダイビング、最後のダイビングのテーマは“ファンダイブ”。
字のとおり、ダイビングを楽しむダイビングです。
ポイントは・・・。
名前を忘れてしまいましたが、コスタビラビーチリゾートの沖のところでした。
ここで興味深かったのは、魚じゃありません。サンゴでもありません。飛行機でした。
飛行機は空中を飛ぶものですが、水中にもあるんですね。
たぶん墜落した飛行機でしょう。
沈没した船や、墜落した飛行機が絶好の魚の巣になっているという話は聞いたことがありますが、ここにもそれがあったのです。
もちろん、たくさんの種類の魚と一緒にね。
気を使ってくれたのか面倒くさかったのか、ミカさんは私に時間を与えてくれたんで、自分でグルグルグルと何回も飛行機の周りを回遊しました。
ほんとーに、空を飛んでいる気分です。
その飛行機には、侵食されてしまったのかそれが所属していた国のマークも見当たりませんでした。
もしかしたら、戦時中の日本の飛行機かも知れませんし、はたまた他の時代の他の国の飛行機かもしれません。
でもね、それはどっちでもかまいません。
私は十分楽しめたんですから。
ミカさん
さあ、これでアドバンスコース終了です。
後は、簡単な書類を仕上げて完了です。
そうそう、前回もそうでしたが、ダイビングのライセンスって面白いんですよ。“私のカード”にインストラクターの名前も記載されるんですよ。どうしてでしょう?
この人に教えてもらいましたよって主張しているかのようです。
一体、だれに教えてもらうかによって、何かの違いがあるんでしょうかね・・・?
ホテルに戻ると、いったんは横になりましたが、そのまま眠るのも惜しいような気がしたので、またフラフラとホテルを後にして歩き始めました。
自分でも『どこに行くんだろう?』って感じです。
漠然と、近くの小さなマーケットを目指していましたが、まだ少し時間が早いのでしょうか、いつもの賑わいがありません。
『もっと先に行けば、もっと先に行けば・・・。』
なんりゃかわりゃしないんですけどね。
リゾートホテル街を外れると、そこはどこにでもある田舎と変わりません。たまにぽつんぽつんと現れるホテルと射撃場、それだけですね普通の田舎と違うのは・・・。
Main Street
子供が陽気にはしゃいでいます。
今日が日曜日だからというわけではないですよね。ふとそこで足を止めると、道路沿いの家の庭から私をしきりに手招きしてくる人が見えたのです。
で、当然私は庭の中に入っていきました。
そこでは、数人の大人が机を囲んで賭けトランプの真っ最中。子供はそれを囲むように走り回っていました。
リトル・カジノ
手招きしたおじさんに、「参加するかい?」って誘われましたが、さすがにルールも知らないんじゃね・・・。
その代わりといっちゃなんですが、そこでしばらくそのおじさんとお話してました。
普段そのおじさんは、ホテルの警備の仕事をしているんで少しばかり日本もはなせましたしね。いい勉強にはなりますね。
それにね、おじさんの子供たちはとってもかわいいんですよ。見てください!
 
そして、また私は歩き始めました。
もうここまできたら、『ダウンタウンまで行けるかな!』
不思議とね、フィリピンもそうですが暑い国では歩く人って少ないんですよね。
暑いんで、それは当然かもしれませんが、みんな乗り物にのりがるんです。お金もっている人もそうでない人もね。私ぐらいですよ、歩いているのは・・・。
しばらく行くと、大きな教会が見えてきました。日曜日だけあって、多くの礼拝者が詰めかけています。敬虔な信者がほんとうに多いんですよ。
でも、その割には平気で悪いことをしたりするのも彼らなんですけどね。
 
もう少し進んでいくと、今度はインターネットカフェも見えてきました。セブで一番大きいというお店です。
ちょっとだけ、メールチェックしていきましょう。
お店から出てきたときにはもう日が暮れかかっていました。
さすがに、今からまたあの呼吸困難にでも陥りそうな街中まで行く気にはなれず、ここでホテル方面まで帰ることにしたのですが・・・。
その時ちょうど、なんか“見たことのあるようなバイク”を見つけたのです。
そうです、昨日のドライバーのバイクです。
案の定、彼は食堂の中でいました。日本人のお客さんといっしょにね。
私もそこに同席させてもらい、楽しい話を聞かせてもらいました。
私に比べると、彼は毎年セブを訪れる常連さんみたいですからね。
お食事もご馳走になりました。
「また、どこかであったらご馳走してくださいね。」
これって、かっこいいセリフですよね。
そこからの帰り道は、そのドライバーに交渉してもらい、かなり格安なローカルプライスでホテルまで帰ってこれました。
近くの店で、チキンBBQを肴にサンミゲルを2〜3本をあけたころに思ったのですが・・・。すっかりフィリピンの空気になじんじゃいましたね。
最初はね居心地がいいと思っていたんですよね。
でもそのうち、それさえ感じなくなってきたんです。
自然というか、意識しないようになったんです。
あ〜まずいまずい、このままじゃ日本に帰れなくなりそうだ!
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