| Detour 09-2 in Vietnam Ho Chi Minh City(31st) 何度も目を覚ましました、でも夜明けにはいたりませんでした。時計を見ると4時半。でも、ほのかにですが空が明るくなり始めていました。人の往来もだいぶ増えてきたみたいです。 『さっ、そろそろ出かけるか!』 午前5時前のホーチミン。これはさすがに私にとって初めて見る経験です。 太極拳らしき体操をする人々、ジョギングする人々、サイゴン川の川沿いでは、いくつものバドミントンコートが作られ、たくさんの人々が汗を流していました。みんなきちんとバドミントン用のユニフォームを身に付けて、とてもハイソな感じの人ばかりのように思えました。 《早朝のホーチミン》『暑くて、あんまりスポーツなんか盛んじゃないかな?』 今の今まで、ベトナムをそういう風に思っていただけに、逆にとってもすがすがしい気分です。 朝食はフォー。やはりこれがないとベトナムの食事は語れません。 『あ〜、これを食べると、やっとベトナムに来っていうのが実感できます。』 次に、開店したばかりの両替店で3000円分だけ両替すると、今回の最初の目的地サイゴン大聖堂に行くことにしました。 もちろん、サイゴン大聖堂の“絵”を書くのがその目的です。 というのは、何枚できるか分かりませんが、とにかくいろんな所を書いて記念に残すというのが今回ベトナムに来た唯一の目的ですからね。 高校を出て以来ですから、実に15年振りに絵を書くことになった訳です。それなりの自信はあったのですが、不安はそれ以上です。しかも、絵を書き始めると、周りにシクローやら物売りの子供達や道行く人々、はたまた観光客が絵を覗き込んでいくから、またそれがプレッシャーになります。とにかくここには暇な人が多いので気がつくと結構なギャラリーになったりします。 まず、1枚。 《サイゴン大聖堂 1》腕試しで、デッサンだけ、色はつけませんでした。 そしてもう一枚。今度は色をつけてみました。 なかなか細かな色の変化をつけるっていうことは簡単じゃありませんね。 とうことで、もう一枚完成! 《サイゴン大聖堂 2》久しぶりの絵に集中してしまって、気がつくと、時間はもうお昼を過ぎていました。『少し歩くことにするか。』 今日は年末、大晦日。 気が付くと、いろんなところでいろんなデコレーションがされているのですね。 『ちょっとそれを見て歩くのもいいかな。』と、統一会堂(旧南ベトナム大統領官邸)に向かって歩き始めました。いつもなら、そこに行けば、オバチャンがいろんな食べ物を売っているしね。 おっと、ちょっとその前に、そこへ行く手前に、何とダイアモンドプラザというデパートなるものも存在してたんですね。 こんな大規模なお店があるとは驚きです。 しかも、中はもっと凄い! 先進国の百貨店と変わりません。置いているもの物もそうですが、ホーチミンの庶民がこのような物を買えるようになったことが驚きです。 ベトナムにも“高校生が240円のケンタッキーフライドチキンを食べる時代”が来たんですね。 実にこの240円というお金、一部の人にとっては1日の日収に匹敵します。でも、経済の底辺は確実に上がってきているみたいです。 統一会堂の前の大通りには、今晩のカウントダウンを控えてちゃくちゃくと用意が進められていました。現在も、いろんなお店が出たり、写真展、絵画展、陶芸展など文化的な催し物が行われていました。 《記念式典会場》 《ベトナムの伝統的遊び 1》 《ベトナムの伝統的遊び 2》そんな時、「あれ!?」 友達発見です! 同じ日に違う飛行機でホーチミンに入ったのですが、こんな所で会うとは・・・。 そこに座り込んで、「う〜、暑い!」って唸っていました。 「統一会堂がお昼休みではいれないから。メコンツアーの申し込みもしたいし・・・。」 と、いうことで、私は彼女にシンカフェを紹介してあげることになりました。 (実は、その後もしばらくガイドしていたんですがね。) ベンタン市場、ファンゴグラ界隈までね。もちろんメコンデルタのツアーも6ドル+お迎え1ドルで予約OKです。 ただ、その代わりに私のホテル探しには付いてきてもらいました。彼女も普通のベトナムの生活を少しは垣間見られたようで喜んでいました(?) 《1泊5ドルのゲストハウス》統一会堂前広場に戻りそして、またデパートへ。 そして今度はホーチミンの銀座、ドンコイ通りを南に進んでいきました。かっこよく言うと“ウインドショウッピング”っていうやつです。 途中、本屋に入ったところで彼女がポストカードに興味を示したので、 「どうせだった恵まれない(?)女の子から買ってあげたら!」 という私の提案に快く賛成してくれれたので、またサイゴン大聖堂へ逆戻り。 《どちらがベトナムの子?》午前中仲良くなった女の子です。 どちらもいい顔しているでしょう。彼女からポストカードを買ってあげたのです。 更に、ウインドショッピングは続きます。 それにしても、このドンコイ通り。この辺りは来る度に、ますますお洒落になっています。 「ここを見て、ベトナムを語ることなかれ!」 これが私の持論ですが、これも確かにベトナムなんですよね。 最後には、ドンコイ通りの突き当たり、サイゴン川のほとりの公園でカフェを楽しんだりもしました。普段の旅行から考えると、私にとっては何だか不思議(?)な体験ですよね。 夕方彼女と分かれてからは、これまた不思議な経験ができました。 年末のカウントダウンを見るために、再度統一会堂へやって来た時のことです。 手前のステージでは少年少女による合唱が行われていました。社会主義国の得意業、マスゲームのよるショーはもう感激ものです。(中国や北朝鮮のマスゲームに比べたらそんなにうまいわけじゃないんですがね・・・。) でも、確かに心に響くものがありました。 《子供たちのステージ》そして、更に中央の大ステージでは、何かしらの劇が行われようとしていました。 テレビ中継はもちろん。ものすごく多くのギャラリーが観客席用に設けられたフェンスを何重にも囲っていたのです。 『中に設けられた真っ白い布で覆われた招待席にはどんな人がくるんだろう?』ってうらやましく感じられました。 『きっと、市長かそれとも高級幹部かな?』なんて考えていました。 でもね、何と私もそこに招待されたのです! “Do you speak English?” “If you like ・・・?” 理由はわかりませんが、外国人を優先的に招待してくれていたのです。なんということでしょう! 演劇は、ベトナムの歴史を時代順に表現しているようです。が、もちろん解説などはなく、私には演劇の詳しい内容は分かりません。演劇だから、そんなに言葉も必要ないしね。きれいなアオザイの女の子がいっぱい見れたし最高ですよ。 ほんとなら、ここでカウントダウンを迎えてもいいのでしょうが、なにもせず、ここでじっーとしているのはつらい。 それに演劇がおわり、今度は一転、クラシックコンサートに変わると、急に眠くなってきます。 だって昨日ほとんど寝れてないですからね。 重い腰をあげて、人の流とは逆行するように人民委員会前の広場に向かいました。 でもどうでしょ、この人の多さは! 日本でいう初詣並みの混雑ようです。 冗談じゃなくホーチミン市民の全員がこの辺りに向かってやってきているのかと思うほどです。もちろんバイクはバイクで街中にあふれています。 少しどこかで休憩しようかと気さえなくなってしまいました。 どこに行っても“人・人・人・バイク・バイク・バイク”気が狂ってしまいそうです。 《あふれる人とバイク》「12時になったら花火が上がるよ!」 そんなことを言われましたが、今から、更にこんな混雑したところで2時間も待つのは正直つらい! ゲストハウスまで戻るのさえ、おっくうな状態なんですから・・・。 今年も年越しは、“夢の中”で迎えました。 さすがに疲れすぎていたので、花火も何もでてきませんでしたね。 |
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