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Detour 10-2in Middle East
Amman( 4th)
基本情報
●正式国名:ヨルダン・ハシミテ王国
●首都 :アンマン
●面積 :8万9000平方キロメートル(日本の約1/4)
●人口 :477万人
●言語 :アラビア語
●宗教 :人口の93%はキリスト教徒、17%はキリスト教徒など。
●時差 :日本より7時間遅れ(日本が正午のとき、アンマンは午前5時)
『う〜ん』
せんべい布団になれている私でも、さすがに石の床に寝ていると、一応寝ていてもまったく疲れが取れません。いや、疲れが増すといってもいいかもしれません。それに、ここは寒いんです。
体が寒がっているのが自分でもよくわかります。
5時に目を覚まし、急いでカフェに飛び込み熱いコーヒーとサラミサンドを胃にほうりこみ、それでも寒さが取れないので、紅茶を追加したほどです。おかげで少し具合がよくなってきました。
6時50分出発のエアポートバスに乗り込み、いよいよアンマンとご対面です。
1.5ディナールで1時間弱。
アンマンは7つの丘からできた都市だとは聞いていましたが、とにかく非常に坂の多い町です。山の斜面にへばりつくように街があります。そして、そこを縦横無尽に結ぶ階段の数々。『中東にありがちなオアシス都市かな?』って私は思ってたのですが、少し事情が違うようですね。
《首都:アンマン》
バスターミナルから、いわゆるダウンタウン、街の中心街までは2kmちょうどあるそうです。でも、ちょうど朝の散歩にはもってこいの距離ですね。
そうそう、後でガイドブックを読み返していたらわかったことですが、このアンマンという都市は中世・近代と歴史的にはあまり重要な地位になかったようなのですね。今現在の街の原形が出来たのは比較的最近だそうです。
ですから、現在この街にある歴史的に有名な建物といえば、ローマ劇場とアンマン城ぐらいかな?
どちらにしても、すごく古い建物ですが、その昔は、重要な場所だったのでしょう。
ただ、空白の期間もあったってことです。
さて、少しばかり、道に迷いはしましたが、ダウンタウン到着です。
キング・フセイン・モスクも見えてきました。先に進めば、ローマ劇場もあります。
ローマ劇場って、初め聞いたときは、何だか有名な劇場の名前かと思っていたんですね。でもね、それはローマ時代に作られ使用されていた劇場の名前なんですね。
中に入ってみると、その大きさに圧倒されます。こんな舞台に立って誰が何を演じてたんでしょうね?
《ローマ劇場》
更に、周りを歩くと、レストランやチャイハネ(喫茶店)、お土産ものやさんから、はたまた、簡易遊園地まであったりするんですよ。
とてもにぎやかで、楽しそうですね。きっと夜の盛りあがりは、今の比じゃないんでしょう。
ドネルサンドをほうばりながら、ローマ劇場の辺りをぶらぶら。
少ないながら、インターネットカフェもちゃんとあります。
ちょっと残念なのは、ツーリストインフォメーション(観光案内所)がつぶれていたことぐらいかな・・・。
いえいえ、大問題です!
『今日のところは・・・。』
まだお昼もきてないのですが、何だか、もう今日一日が終わりそうな時間感覚です。これは、まだ私の体内時計が正確に動いている証拠でしょうか?
とりあえず、いったんホテルに戻ってから出直しです。
もっともその前にホテルを探すことが先決ですけどね・・・。
見た感じ3件ホテルに入り、3件目で決着。
6ディナール、5ディナール、3ディナール(相部屋)と、うまい具合にホテル料金が下がってきましたしね。
そして、これがやはりといいましょうか、ガイドブックに載っている“超”有名なホテルでした。クリフホテルっていうんですがね。
(夜になったら、日本人だらけでした・・・。)
お昼ご飯は、トマトと挽肉とミートソース、パンに挟んで食べるんですがこれが結構いけるんです。ピクルスはもちろんサラダもついて、1ディナールもしない。
食事の心配はこれで完全に払拭されましたね。
お昼からは、山登り。山登りといっても、丘程度の山ですけどね。
先ほどもちょっと言いましたが、ここアンマンには、アンマン城というローマ帝国時代に設けられたお城があります。それ以来、歴史上の表舞台には出てくることがないので、あまり有名じゃありません。ただ、その静けさが気持ちよいのです。ぶら〜っと丘に上って街を見下ろすと、アンマンが改めて丘の谷間に出来た街だということを確信させてくれます。
昼間の温度はかなり上昇しますが、でも、ここにいると風が心地好く吹いてそれを忘れさせてくれます。
そしてそして、時計を見るとまだお昼を過ぎところ・・・。
 
昨日から、いや今日からでもいいや、とにかくず〜っと起きているような気がします。時差かもしれません。『とにかく少し休まなきゃ!』と思い、そのお城の塀の上で街を見ながら昼寝をすることにしました。
う〜ん、街を見下ろしながらの昼寝はこの上ありません。
《アンマン城より》
2時間ぐらいでしょうか。それでも、まだ夕方というには早いし・・・。
アンマン下町をさまよっていました。
インターネットカフェに入ったり、お茶やさんで空手のアクション映画を見たり、お土産ものやさんを覗いたししながらなが〜いなが〜い今日という日が暮れるのを待ちました。
「どうしてか?」って。
それは、とにかくこのが終わって一晩越せば、“ここ”の時間感覚に慣れると思ったからです。
本当にね、1日が48時間続いているようなんです。
夕食は、近くのお肉やさんでとりました。
もちろん、ここでいうお肉とは羊(マトン)の肉です。
“マトンミンチのホットサンドイッチ”
美味しそうでしょう!?
でも、気が付くと、目の前には解体された羊がぶら下がっているんですよね。
ハハハ
この瞬間から、食べてるサンドイッチの味が変ったような気がしました・・・。
そうそう、ここでは羊の肉をつるしているということは、必ずしも“お肉やさん”を意味しません。
どちらかというと、“レストラン”いや“食堂”を示しているんですね。
「これだけ新鮮な、羊をだしてますよ!」そんな感じでしょうか?
今日は早めに、ホテルに戻りました。もっとも予想外だったのですが、このアンマンという街は夜の8時を過ぎると次々に店が閉まっていきます。
『えっ、こんなんでいいの?』って心配したくなります・・・。
私は、明日5時に起きて“ペトラ”に向かうという大きな目的があったので早くホテルに帰りました。
ホテルの従業員にも、「向こうをお昼の1時にはでないとセルビス(乗り合いタクシー)がなくなるよ!」って言われてました。
ペトラに泊るという策もあったのですが、「ペトラの宿は腐っている!」という噂ばかりしか聞かなかったのです。ただし、この場合、“腐っている”とは施設がうんぬんというのではなく、ペトラが観光地化されすぎたために、そこで暮らす人が“金の亡者”となってしまっているということです。
実際ね、お金がかかるからとホットシャワーをでなくしたり、もし必要なら金を出せ!といったようなこともあったそうです。
そんないやな思いをするぐらいなら、さっさと帰ってきたいですからね。
さっ、さっそく明日は今回の第一の目的地ペトラに訪問です。
さあ、おやすみなさい。
最後に一つだけ、『今日ここにいれるのも、アンマンで途中下車できたという幸運の賜物です。どうぞ、このツキがこのまま続きますように!』
《クリフホテル》
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