Detour 11-3 in Philippnes
Manila(15th)


「ブー・ブー」
朝早く電話がなりました。

眠い目をこすりながらも私は、あることを期待していました。
それは・・・
『アンダーグラウンドツアーが再開されたんで、早く出発の準備をするように!』という期待の声。
でも、それは・・・。
「あなたの連れが来てますよ。」という声。で、どうなのかというともちろん、間違い電話!
二重に疲れちゃいました。
また、眠るのもしゃくなんで、朝食に出かけました。
また、フォー(ベトナム風うどん)なんですけどね。



 いったんホテルに戻ると、今度は本格的にお出かけです。
アンダーグランド・ツアーにいけない今、特別することもないので、ダイビングショップに海の状況をおうかがいに行ってきました。
そしたら、マスターはまたもや不在。
となれば、唯一プレト・プリンセサで興味があったベトナム難民キャンプ村に行ってみることにしました。
ここからは10数kmのところにあり、さすがに自転車では厳しそうなんで、シクローで行ってみました。

一歩街の中心から外れると、道路は未整備の上に数日の雨がたたってとても道路と呼べる代物じゃありません。

 Vietnamese Refugee Camp

肝心のベトナム村は・・・これは予想以下。
もう少し、ベトナムらしきものに出会えるかと思っていたのですが、それもなし。
ここを示す看板と、ベトナム式の通り名、そしてフィリピンでは珍しい仏教のお寺を除けば、ここは他の所とどこが違うのかと聞きたいぐらいです。
せめて、食べもの屋さんでもあればとおもっていたのですが、あるのは観光客相手のお土産もの件レストランだけ。

 ベトナム語の標識
 民族資料館
 仏教寺院
 お釈迦様
 カトリック教会



これだけじゃ、せっかくここまできたのがもったいなくて、ホンダ・ベイ(湾)まで行ってみることにしました。
ダイビング関係については、必ず出てくるのがここホンダ・ベイなんですね。
きっと、そこには素晴らしい景色があるはずです・・・。
もしかしたら、コーラルリーフ(珊瑚礁)広がっているかもしれません・・・。

 ホンダ・ベイ(湾)

でも、そこには何もありませんでした。
粗末な港があるだけ、海だってきれいというのはおこがましいぐらい。
これは、この数日の雨の影響だと思いたいのですが・・・。



ここにあるものは・・・子供たちの笑顔だけです。


午前中はするべき最後のことをしてしまったようで、早くも虚脱感に襲われてきました。
後はひたすら天気の回復を待つだけですが、でも、それほど不確かなこともありません。

そこで、せめてもの明日からのスケジュールを立てました。
アンダーグラウンド・ツアーは予約待ちにしておいて、一方でダイビングの予定も立てました。
明日は、水かさが減ってツアーが再開されれば、もちろんツアーに参加。明後日1日だけダイビングすることにします。
明日ツアーが再開されなければその日はダイビング、明後日のツアー再開を待ちます。そして、あまり願いたくはないのですが、2日ともダメな場合はダイビング三昧。それじゃ、ダイビングならこの天気でも大丈夫かというと、決してそうじゃないんです。
天気が曇りがちのために、海中に入ってくる光の量が少なく、あまり視界の良さは求められないかもしれませんからね。

『さっ、それで今日はどうしようか・・・?』
ここに来てからずっと続く課題ですね。
自転車で散歩、疲れたら公園でひと休み。
それが関の山です。まだ、ときたま雨は降るしそれ以上のことは望めません。

 サリサリストアー(何でも屋さん)

でも、今日は、いい公園を見つけました。町一番の規模のカトリック教会のすぐ横にある公園です。わずかばかりですが、この公園からは海も見えます。子供もいます、大人もいます、売り子さんもやって来ます。昼寝が出来るスペースまであります。
まさに私の望んでいた公園があったんです。

 カトリック教会

近くの人と話をしたり、へんてこな食べ物をかったり、ついには昼寝をして、いい時間を過ごせたなって思っていたのもそう長くは続かず、私の平穏な時間を粉々にする“雨”!!!

あんまり雨が強くなったんで、退却しなきゃいけなくなった程です・・・。
で、逃げ込んだ先は・・・またもや映画館。
今日は、フィリピン映画の2本立。言葉は、もちろん“タガログ語”です。昨日と同じですが、映画そのものよりも、それを見て大声を上げて笑ったり、びっくりしているフィリピン人の反応の方が面白かったような気がします。
内容は、はっきり言ってつまんなかったですね・・・。
することがないんで、出るに出れなかったというのが実状でしょう。

 フィリピン映画




今日も、夕食はフォーで済ましまだ時間もあったんで、バーにでかけました。

 ヌードル(フォー)ハウス

女の子もいるバーです。
希望すれば、自分のボックス席まで来てくれます。
面白いのは、料金システム。
私は、一人で飲んでましたので、サンミゲル(フィリピンで一番メジャーなビール)1本が25ペソ(60円程度)。それが、同じサンミゲルでも女の子が同席すると、100ペソに変わります。(250円程度)そしてそして、女の子のドリンクは120ペソ(300円程度)となります。しかも注文毎サインを求められますから変なトラブルは無しです!おそらくね。
最終的には、私のところにも一人だけ女の子がきました。
少し日本語が話せるというのが、その理由からでしょうか?
それとも、お店が遣わしたんじゃないですかね。少しぐらいはお金を落としてくれなくちゃ困りますからね。
実際は、その子は日本語もしゃべれたのですがほとんどは英語を使わないと、会話になりません。でも、ダイビングが趣味でライセンスを実体にもっていたのと、25歳で結婚はしていけど1歳ちょっとになる子供がいるっていうのに興味を覚えてしまいました。
実は、これはよくある話しは話しですがね、更に興味を引かれたのは、その子のお父さんは日本人。茨城県に住む30歳半ばの人だそうです。
養育費は一切もらっていないそうです。今は出稼ぎの状態。子供は、故郷のダバオにいて母親が面倒を見ているそうです。会えるのは年に2回・・・。
「名前と、住所や電話番号は知っているの、でも連絡はしていない・・・。」
もちろん、全部が全部本当じゃないかもしれません。
でも、きっとこれも、フィリピンでは少なくはない話しなんでしょうね。
その子は、「日本が大好きだ!」だから、フィリピンに戻ってきたジャパユキさんから(日本への出稼ぎの女性)日本語を学んでいるそうです。

とても、複雑な気持ちですね。
自分のサンミゲル25ペソ、彼女の120ペソ、締めて175ペソ!?
(後でわかったんですが、テーブルチャージが40ペソかかかるみたいです・・・。)
いい勉強になりました。

雨の日に、しんみりしちゃいましたけど、やっぱりフィリピンは陽気じゃなくちゃね。
気分も天気も陽気にいきたいものです!

ただ、明日もアンダーグラウンドリバー・ツアーキャンセルが決まりました。
明日の朝の急な再開というのは、もう期待できないでしょうからね・・・。

『よーし、明日はダイビングだ!』