東京都美術館 1999.10.23〜12.19 

西遊記のシルクロード 三蔵法師道 

             

    

 

玄奘三蔵像によると、背負子に腰の下から頭上までの荷物。ひさしからは小さな提灯のようなものが下がっている。
  その灯りでタクラマカン砂漠を歩いて渡った。インドへ・・・
          1300年前のことである。

「人跡無く、迷路多し、四方一面茫々とし、行く道無し。
 よって人の遺骸を道標となす。道草無く、熱風多し。
 時に歌声を聞きうめき声を聞く、誘われて歩くとたちまちに
 道を失い死に至る。魑魅魍魎のいたすところなり。」
                 
三蔵法師伝より

 ストウーバ(寺院)を埋めていた浮彫り装飾には、いきいきとした人物、神、鬼?草が隙間なくおおっている。その線は太く丸く、明るい雰囲気を感じる。この石の色が肌色なので温かさを感じてしまいました。
 逆に装飾の少ない仏像。素肌のような温かさかを感じる。豊かな乳房もあらわな、おおらかな女神たち。
 シルクロードは仏陀ロード 西に行くにつれ、仏像の顔がだんだん彫りが深くなり、小さくなり、鼻が高くなる。
 言葉が違う 顔が違う シルクロードは民族・文化の交差する道。
  オアシスの都だった楼欄 仏塔の跡城壁の跡が広がっている。確かにここは大勢の人のすむ水と緑のある風景だったところ、いまは砂漠に帰ろうとしているかのよう。
 三蔵法師の道は顔・歴史の道、国を越え 言葉を越え 後世に残るメッセージ
チケット右より2番目「彩絵ガラス杯」   高さ 20センチほど
    金地に鮮やかな色で裸婦が描かれています。すりガラスのような質感で、この美しい色は金色と   呼んでもいいほどです。 
<すなつぶ>  
 孫悟空の話であまりに有名な三蔵法師。この西遊記ゆえに知っている人も多いはずでは?
 M.NATUME の”三蔵法師”似合っていました。手塚治の”悟空の大冒険”も、すっき・・・