大名屋敷

旧芝離宮恩賜庭園 
 

 この庭は小田原城主大久保家の下屋敷であった。
 元禄の頃の潮入り回遊敷き築山庭園で「楽寿園」と名づけた。 当時は品川の海の波打ち際だったそうです。今は埋め立てられ狭められ、数100m先に竹橋・日の出桟橋ができています。
 
 そのごこの庭の主人は転々とし、紀州徳川家の芝御屋敷となり幕末を迎えた。明治4年有栖川宮家、明治8年皇室の離宮とし洋館を建てた。関東大震災で建物と樹木を焼失。大正13年東京市に下賜された。魚市場や鉄道敷地の候補に上がったりもした。園内一部は新幹線用地として削られた。国の特別名勝。

 池の中心にある堤は中国西湖を模したもの。
園の中心でもある中島
(蓬莱島)の豪快な石組みも見どころ。
 池のふちの飛び石。石の滝はそのまま池に流れ込むのですが、この庭園ではその流れが通路の一部になっています。

 西湖堤を模した石造りの堤。池の東側の景観。→

「謎の石柱」何のために作られたか謎。
〔おまけ〕それと、鯉!! ここの鯉は食欲旺盛で、えさをやると池から這い上がってくるのです・・・こわい。
港区.海岸 1−4 150円 12/291/3 03-3434-4029 JR浜松町駅 徒歩1分

 

(Rikugien) 
  


 ここは、5代将軍徳川綱吉の側用人柳沢吉保が築園した、流れのある温和な日本庭園です。吉保50歳の時この智を拝領、加賀藩前田家の屋敷後に、千川上水を引き込み園中央に池泉をつくり、舟遊もできたという。完成までに8年、将軍綱吉もこの庭が気に入り年4、5回足を運んだという。明治に入り岩崎弥太郎が買い取った。1938年東京市に寄贈された。国の特別名勝に指定されている。
 その名は古今和歌集にある六義(6和歌の種の風体)による。野鳥の楽園にもなっている。色のきれいな真鴨(?)を始めてみたときは、うれしかった。
 


 小さな中門をくぐると芝生の広がる明るく優美な景色。
 1.池をめぐる小道には築山もあり、急な階段を上る藤代峠からの展望。
 2.うっそうとした樹木の中に架かる山陰橋。
 あずまやの横を流れる枕長洞(まくらながしのどう)渓流は、水音が楽しめる滝見茶屋。

文京区.本駒込6-16-3 03-3941-2222 9:30〜16:30 300円 月曜(休日の場合翌日) 年末年始休 
JR駒込駅西口 徒歩

 



 江戸時代、信州高遠藩内藤氏の中屋敷であった。今の御苑の数倍の広さであったという。玉川上水を引き、池泉をつくり「玉川園」と名づけた。
 その後皇室のパレスガーデンとなり、明治34年大幅に手直しをした。
 昭和天皇がご成婚のお祝いとして献上された、台湾閣が日本庭園の側に建っています木、瓦、レンガまで台湾製のもので出来ているそうです。昭和天皇が崩御したときの”儀式”の一つが、新宿御苑の芝生で執り行われました。
 総理大臣主催のお花見もここです。桜の季節は見事なのですが、とても混むので早めに出かけます。

 広い芝生を歩きたい、と思ったらここ。さくらの枝の下に寝転んでのんびり過ごします。本を読むもよし、空を眺めるもよし、じっとしているとトンボがつま先に、帽子に背中に止まります。秋はどんぐり拾いはいかが。ここのどんぐりは2センチはあります。プラタナスの林は大きな葉が音を立てて散ります。いがいがの実を拾います。
 肌寒い日は大温室。鮮やかなブーゲンビリアや蘭の花、食虫植物など熱帯植物が茂っています。ベンチに腰掛け過ごします。ここの桜は枝振りが素晴らしいの、桜に包まれるようです。
 
日本庭園、フランスの園芸家アンリ・マルチーネが設計した西洋庭園、大温室がある。ユリノキ、プラタナス、ヒマラヤシーダーなど外来種の大木が点在する広広とした芝生はヨーロッパの風景を思わせる。桜も大木が多く見事。新緑も紅葉も美しい。
 明治の初め農作物試験場になったことがあり、パイナップルやメロンが日本ではじめて栽培された。

3月下旬に咲くハクモクレンは圧巻。
(
新宿区.内藤町11 200円  9〜16:30(温室は11〜15) 月曜休(祝日の場合は翌日) 
         03‐3350-0151
 JR千駄ヶ谷、地新宿3丁目 広さ58.3ha(東京ドームの12.5倍)   

 

     戸越公園

 熊本藩細川家の下屋敷跡。今の数倍の敷地で、富士峰がつくられていたそうです。
 最近、薬医(やくい)門、冠木(かぶき)門が再建された。

池の汀が描く柔らかな曲線が当時の面影をしのばせる。大和絵のようで美しい。

 地形を生かし、滝が流れている。狭いが高木に囲まれ、深山の雰囲気が楽しめる。

 戸越公園はSLのある公園として知られていましたが、老朽が著しく移転してしまいました。こんな光景ももう見られません。

 近くには、国文学資料館があり庭には木が多く、ムクドリ、シジュウカラの声がします。

品川区豊町2-1-30 03-3782-8811 休園なし、無料 東急線戸越公園駅徒歩8分

 

浜離宮恩賜庭園  国の特別名勝・特別史跡

 将軍家のカモ場を6代将軍家宣は「浜御殿」として大改造をした。
ここの庭は東京湾の海水を引き込んだ潮入り庭園で今も潮位により池の水位が上下します。
中央区浜離宮庭園1-1 03-3541-0200 9:00〜17:00 休園10月15、16日 年末年始 300円
JR・新橋駅 浜松町駅 水上バスも利用したい。

池田山公園

備前岡山藩池田家の下屋敷で大崎屋敷と呼ばれていた。高低佐30mの斜面を生かしている。谷底に池泉をつくり、三田用水を引き込んでいた。上から見下ろす紅葉は美しい。

品川区東五反田5-4-27 03-3447-4676 9:00〜17:00(7、8月〜18:00) 年末年始休園無料
JR・地・東急 五反田駅 

有栖川宮記念公園
盛岡藩下屋敷。明治になり有栖川宮家の御料地となった。
渓谷があり渓流のせせらぎを聞きながら散策できる。


港区南麻布5-7-29 03-3441-9642 終日開園 休演日なし 無料 地・広尾

甘泉園
尾張徳川家から清水家の所領となった。かつては茶の湯に最適な湧水が湧いていたという。澄んだ池の水面に、今は高層マンションの影が・・・

新宿区西早稲田3-5 03-3364-2421 3〜9月7:00〜19:00 11〜2月 7:00〜17:00 無料

新江戸川公園
庭園は細川家が所領していたときの様子に大正時代一部改修された。
散策路が走る樹林を抜けると細長い池にでる。
文京区目白台1-1-22 03-3941-9649 9:00〜17:00 年末年始休園 無料
都電荒川線・早稲田駅
小石川植物園
将軍綱吉の別邸。のち将軍吉宗の時代に御薬園となり、一角に小石川養生所が置かれた。現在は東京大学理学部の付属植物園。
 西側の日本庭園に綱吉時代の面影がわずかに残っている。
園内は四季の花や耳目を楽しむことができる。

文京区白山3-7-1 03-38140138 9:00〜16:00 月曜(休日の場合翌日休)年末年始 330円
地・茗荷谷、白山 JR飯田橋
小石川後楽園
水戸藩の江戸上屋敷に作られた庭園。水戸光圀は中国の風物を取り入れて造った。
安政の大地震で石組が崩れ、江戸末期には大きく改造され、明治には軍事工場が置かれ、関東大震災、太平洋戦争で焼失。
 国の特別名勝、特別史跡に指定。
白糸の滝前沢渡り・大堰川沢渡り
円月橋 橋が水面に移り満月に見える。
文京区後楽1-6-6 03-3811-3015 9:00〜16:30 年末年始休 300円 JR飯田橋 地、後楽園

 

 

清澄庭園
 
この地は享保年間久世大和守の下屋敷となる。紀伊国屋文左衛門の屋敷のあったといわれているが証拠はないそうです。明治維新後転々と人手に渡り、は明治18年、岩崎弥太郎が造園した池泉回遊しし庭園。仙台掘川から水路をひき、名石、珍しい石を集めました。現在の倍の広さであったそうです。・・その昔は上下する水面を楽しんだそうです。関東大震災で建物も樹木も大半画を焼失.岩崎家は東京市に寄付。東洋との名勝に指定。                                    
 大磯渡り。広い池を大きな飛岩が囲んでいます。(伊豆磯石・伊予青石の名)この石を渡っていくのです。ハイヒールでは怖いかも
 石で表現した滝がいけに流れ込む枯滝。
松尾芭蕉がこの近くに住んでいました。今は芭蕉記念館になっています。
江東区清澄 3‐3‐9 150円 9:00〜16:30 年末年始休 03-3641-5892 地.門前仲町、清澄白河

 

 
  
 
  バラで有名なお庭です。ここのバラは大輪で種類も多いい。
 
 ←この手前に階段があり両脇にバラ園が広がる。
 この地は元陸奥宗光の屋敷であった。子どものない古河家に宗光の次男が養子となり、古河家の所領となった。庭園は古河財閥3代目虎之助氏が造園。戦後財閥は解体。相続税の一部として物納され。後東京都が管理し昭和31年開園。
 南斜面を巧みに生かしています。建物と芝生、テラス式庭園(バラ園、石垣には秋篠宮眞子様のお印である、モッコウイバラ(木香茨)が美しく咲いています。
 その下が深山幽谷の趣のある和風庭園となっています。京の庭師小川治兵衛の設計。洋風部分の雰囲気を見ごとに遮断しています。大滝のまわりにはもみじ、紅葉の頃は素敵でしょう。ゆっくり歩いてください。白い小さなスミレがたくさん咲いているのに気付くでしょう。
この煉瓦造り建物は、明治の元勲・陸奥宗光の邸宅として英国人ジョサイア・コンドルが設計しました。鹿鳴館やニコライ堂を設計した人だそうです。予約をすれば中に入れます。
 舞踏会が開かれたのでしょう   ♪ズンチャッチャ・・・。

4月29日緑の日で無料でした。
茶室ではお手前が楽しめるのですが、連れが抹茶が飲めない人なのであきらめました。

北区西ヶ原 1-27-39 03-3910-0394 9〜17時 月曜(祝日の場合翌日)年末年始休み 
 150円(洋館内500円要予約 ) JR駒込、上中里

 

   チケット                 向島百花園
  江戸、文化・文政期。日本橋の骨とう商の佐原鞠塢(きくう)が晩年この地を買い求め、太田蜀山人ら文人たちの協力を得て作った文人趣味の庭です。
 当初360本の梅の木を植え「新梅屋敷」と呼ばれていました。そのうち秋草をはじめとして、草木の数を増やし、江戸庶民の行楽地となりました。その評判を聞き11代将軍も訪れたそうです。

隅田川梅のもとにわれ死なば春吹く風のこやしともなれきくう
  昭和13年東京市に寄付されるが、太平洋戦争のときの空襲で損壊。昭和24年東京都の手で現在のように復興されました。
 
 名園といわれる公園はほとんど大名屋敷などですが百花園は隅田川情緒を楽しんだ町人の粋が生んだ庭です。、
 昭和53年国の名所史跡に指定されています。歌碑がたくさん(29)立っています。 
 
日本橋石柱→
 早春の向島百花園には、フクジュソウやカタクリが咲き、ツクシが顔を出す。
   8月下旬にはマツムシやスズムシが放たれ「虫ききの会」が行なわれる。
9月の萩の季節。秋の七草がそろっています。
数種類の萩が赤紫や白い花をつけ、竹編みのトンネルを飾っています。その長さ30mの萩のトンネルです。
 萩は他にも咲いていますが、ここの萩は特別に感じます。

 ススキの仲間でしょうか穂をふさふさつけた草が視界をさえぎり、野の風情もありました。

 萩は『万葉集』の中で一番詠まれている花です。しなやかになびく枝に、紅紫の花を咲かせます。秋の野に咲きたる花を指折りかき数えれば七種の花 
はぎがはな(ハギ)尾花くず花なでしこの花 またふじばかまあさがおの花(桔梗)
パンフより 元旦から七草まで向島百花園やその周辺の神社は隅田川七福神参詣の人々で賑わいます。隅田川七福神発祥の地。

 百花園では明治以来この七草籠を宮中に献上しています。 
 
墨田区.東向島3-18-3 150円 917時 12/291/3休 03-3611-8705 東武.東向島駅)

 

 

     明治神宮の森  

 東京ドーム54ケ分の広さをもつこの森は、大正時代に造られた人工の森です。ここが人工だと知る人は多くはないでしょう。森のできる前は、小さな林と、畑と、荒地でした。
 この森は林学者「本多静夫」が150年後に完成すると言った森です。まだ80年、半分しか出来ていない森なのです。
 くわがた、やんまと呼ばれる大きなとんぼもここにはいます。あおばずく(ふくろうの仲間)、オオタカも秋に渡って来ます。もぐら塚もたくさん見ることができます。肥沃な土地の証拠です。通路の落ち葉は拾い集めて土のうえに戻します。
 都心で実現した人工の森として世界的に評価が高い。

うっそうとした森をを抜けると宝物殿前の広大な芝生。池に向かってゆるやかに傾斜した丘の地形が美しい。芝生はふかふかで寝そべると気持ちいい。ボール投げなどをすることは禁止されているので、静かです。
 天然更新 人が種をまくのではなく、自然に任せる。落ちた木の実が発芽する。 
        70年後どうなっているのでしょう。  

  菖蒲田は旧代々木御苑の中心で、明治天皇が昭憲皇太后に花菖蒲を見せるために造られた。約1500株、ひと目では見わたせない広さ。池を覆う睡蓮も見事。

渋谷区代々木神園町1−1  Jr山手線原宿駅徒歩1分、千代田線明治神宮前徒歩4分
菖蒲園大人500円  9:00〜16:30(11〜2月は16:00)  03‐3379‐5511 広さ東京ドームの15.5倍



紹介した場所の所在地はこちら紹介した料金、休日等は私が出かけた時のもので、パンフレットに記載されていたものです。変更はご容赦ください。