京王 

           

 多摩丘陵の一角に佇む百草園。決して広くはありませんが起伏に富んだ地形はさまざまな眺望が楽しめます。芭蕉天神を少し下ると紅葉の木がたくさんあり、谷ぞこに広場が見えます。急な坂を降り、下からの眺めもすばらしい。11月にはおちばたきの会場となるそうです。
 江戸時代享保年間、徳川家康の長男、信康追討のため松連寺を再建し、それに伴って造られた庭園が百草園です。


この画像はパンフのスキャナーです。
茅葺の屋根、縁側、なつかしい日本の風景が訪れる人を優しく迎えます。

  よもぎそば
写真右手に売店があり、そこでよもぎそばを注文します。松連庵の中で食べることが出来るのです。
きれいな緑色のそばで、ほのかに草の風味がします。

この画像はパンフのスキャナーです。

(右写真は松連庵からのものです。)
小枝に目白が飛んできました。
お昼を過ぎていましたので人もまばらでゆっくり過ごすことが出来ました。

 ぬれ縁、木の雨戸 こういう家に住んだことはありませんがなぜが懐かしく感じました。

         

春もやや希し紀調ふ月と梅     志ばらくは花の上なる月夜かな    芭蕉


若山牧水は武蔵野の自然を愛し、学生であった明治40年前後に百草園をからしばしば訪れた。同41年春には小枝子という美しい名の恋人を連れて泊まります。
この恋は悲恋に終り1年後一人静かに思いにふけります。
昭和46年歌碑 
山の雨しばしば軒の椎の樹に ふり来てながき夜の灯りかな
拾いつるうす赤らみし梅の実に 木の間ゆきつつ歩をあてにけり
他1首


小枝子と来た時の歌
野の奥野夜の停車場を出でしとき つとこそ接吻かはしけるかな    歌集「独り歌へる」
山はいま遅き桜の散るころを われら手とりて木の間あゆめり         同上
小鳥よりさらに身からくうつくしく哀しく 春の木の間ゆく君            同上

  ろうばい 
 いただいた絵葉書をスキャンしました。

 

             

   *  東京都日野市百草560  042-591-3478

   * 水曜日休(祝日の場合は翌日、催事期間は無休)

   * 午前9時〜午後5時(11月12月は4時30分

   * おとな300円 こども100円

   *  京王線百草園駅、下車徒歩10分〜
      聖跡桜ヶ丘駅からタクシーで10分*駐車場はありません。

                                               

 京王百草園駅をでて京王線沿いの大通りを渡る。右手、並木道を100メートル程行くと案内板があるのでそこを左に曲がる。坂道をゆくと、「よもぎそば」の大きな看板に食欲をそそられる。
ここから急坂となるので脚力の差が所要時間をまどわせるのです。

受付のおじさんがとても感じよく、穏やかな気持ちで散策してきました。
ロウバイの画像はそのときいただいた絵葉書です。
ろうを塗ったようなつややかな花で、香も見事だそうです。