私はサッカーにも World Cup にもたいして興味はない。いや、なかった。誰が日本代表チームメンバーなのか、知っているのはせいぜい中田英寿ぐらいだった。日本vs.ベルギーのゲームを見るまでは。
私はかつて、サッカーが好きだった。ベッケンバウアーだってマラドーナだって知っていた。(古いなぁ。)ところが、“ドーハの悲劇”以来、サッカーに対する興味が一切なくなってしまったのだ。Jリーグが話題になって、選手が本業以外でもテレビ画面に出ることが多くなると、「W杯にも出られないのに、おしゃれしてこんなところに出てくるんじゃないっ。」と、かなり意地悪く思ったものだ。
しかし、転機は再びやってきた。2002年6月4日の日本vs.ベルギーのゲームだ。友人の誕生日パーティーで集まったお店にたまたまテレビがあったというだけのことだった。ヨーロッパの選手に比べたら日本の選手は草サッカー程度・・・・と思っていた私は、自分が間違っていたことをこの時思い知らされたのだ。
こうして私は日本代表チームのメンバーをあと4人覚え、オフサイドがなんであるかを教わり、ベッカムの左腕についている黄色い印がイエローカードを意味しているのではないことを知ったのだった。
さらに、私のにわかサッカー熱に拍車をかけたのが、オフィスの雰囲気。私が働く会社(ヨーロッパ系企業)では、今月は休みをとる人が多く、なんだか仕事をするなんて雰囲気はない。6月7日に行われたイングランド-アルゼンチンのゲームの時は、ロンドンの本社から役員たちが上顧客を連れてやってくるし、私がいる会社だけでなく、他のヨーロッパ系企業でもイギリス人はほとんどオフィスにいなかったらしい。フォークランド紛争以来の因縁対決・・・・と私たちは揶揄したが、きっとそんな政治的な意図はなく、彼らはただサッカーと自分の国とWorld Cup というお祭り騒ぎが好きなのだ。
そうだ、World
Cup はお祭りなのだ。楽しまなくちゃ損!!
George は6月14日金曜日の午後は仕事しない。会議室でテレビをみる!