琵琶湖一周・天橋立・城之崎・奈良の旅

1日目

〜関が原古戦場〜

出発は朝10:00。
いつものことだけど1時間ぐらい送れて出発。これから一週間の旅である。

 まず 東名−名神−北陸自動車道を使って長浜まで行き
彦根城を見る予定だったのだが
オットが「街道を行く」の影響をうけ
「寝物語の里」に行ってみたいと言いはじめた。
いきなりの予定変更で 内心「はぁ〜」といったところだが
運転手さんのご機嫌を損ねるのもなんだし
昨日まで一生懸命働いて ようやくとれた休みなのである
ここはオットの希望にそうことにした。

名神高速を関が原ICでおりた。
せっかくなので関が原の古戦場によっってみる。
原っぱのなかに小高い丘のようなものあって
どうも ここを登っていくらしい。
息切れしない程度の山を登ると
昔の物干し台のような簡単な見晴台があり
説明書きの石碑のボタンを押すと
案外 大きな戦闘シーンの効果音とともに説明がはじまった。

関が原というのは 広い平地をかこむように
小高い山が4、5個点在し それぞれから辺りを一望できるようになっている。
小さな山に各軍が陣取って 戦況を見ることができる
なるほどな土地であった。



〜寝物語の里〜

「街道を行く」によると 寝物語の里とは
近江と美濃との国境に溝のような川があり
中山道を横断していて その川をまたげば
美濃と近江の国を行き来できるというものらしい。

日本昔ばなしに出てきそうな話であるが
この川を挟んだ美濃と近江の人が 壁を隔てて寝物語をする
というところからきた地名とか。
なんともロマンチックな響き。。。。

旧中山道の通りには 今も昔の趣きを残す古くこじんまりとした家が立ち並んでいた。
迷いに迷って ようやく「寝物語の里」の碑を見つけた。
名前の響きにくらべ 日常に溶け込んだ碑だった。
これじゃあ 司馬遼太郎も見逃すわけである。

少し先に それらしき小溝を見つけた。
排水溝のような溝が道を横切っていたのが
きっと美濃と近江を隔てた川なのだろう。
車ではなく のんびり歩きたいような風景だった。


写真だと立派に見えますが 見つけるのは結構大変。



〜伊吹山と蕎麦〜

伊吹山は薬草の宝庫として知られる。
奈良時代 僧が修行の地となっていた伊吹の地に
唐からそばを持ち帰り栽培したことから
日本そば発祥の地といわれているらしいです。

伊吹山はコンクリートの採掘場になっていて
山の斜面は無残に削られて 痛々しい感じ。
冬にはスキーもできるんだよね。

百草(もぐさ)も有名で 「もぐさ・灸」などの看板もあって
休日には 観光客にお灸をしたりするのかな?

お腹もすいたので 美味しい蕎麦が食べたい。
自家製粉で山ろくの湧き水でこねた手打ちそばがたべられるという
「伊吹野そば」に寄った。
地図が悪くて ここでも また迷った。。。とほほ。

「伊吹野そば」は 道の駅のようなドライブインのようなところにあって
やたら駐車場が広い。
平日でガラガラなのが心もとないが
誰もいない店内に入ってみた。



ガイドブックにあった おすすめの「おろしそば」を注文。
独特の辛味があるという特産の伊吹大根で食べる。
コシがあってさっぱりと食べられる 美味しいそばであった。よかった。

土産物うりばで百草を買いたいところだが
使う予定もないので お風呂に入れる薬草を買う。
↓これ




〜姉川古戦場〜

さて 寄り道ばかりになってしまった 彦根城へ急がねば。
と思ったのは私だけで オットは姉川の古戦場にも寄りたいと。
通り道なので ちょっとだけ。

古戦場一体は水田になっていて川のほとりに大きな供養塔がたっている。
小さいが車を停めるスペースもある。
川岸も歩けるようになっているが
古戦場ということを考えると あんまり居心地はよくないのも事実。
この当たり 「血」がついた地名や川もあったりするのだ。
(そうそう 関が原付近でも見ました。血黒とか黒血とかいう川だった。。。)


〜お多賀さん〜

彦根への道は遠く 寄り道はまだ続いた。ふぃ〜
多賀大社へ行きたいのだそうだ。
「お伊勢参らばお多賀へまわれ お伊勢お多賀の子でござる」
と歌われるそうで
「お多賀さん」と呼ばれ縁結びと長寿の神として親しまれている。

この日は なにか神事が行なわれたようだが
行ったのが遅かったので 後片付けの最中だった。

神社の向かいの土産物屋でおばさんに聞いてみるも
愛想のない返事。
しゃもじと糸切餅という赤と青の切り餅が長寿の縁起物として売られていた。
糸切餅は試食したけど 美味しくなかったよ。

  
(左) 多賀大社の檜皮葺きの本殿。
(右) 神事で登場したと思われる!?白馬。
土産物屋にはおおきなしゃもじが掲げられている。


境内にある石橋。神事があったようで笹が飾られている。
特に立ち入り禁止の札もないので オットが渡っているところ。
かなり急な橋です。



〜彦根城〜

彦根城に着いたのは もう午後4時をまわっていた。
お堀をぬけ城内に入り
彦根東校の前の駐車場に車をとめ 内堀沿いを歩いて彦根城へ。
日も傾きかけ 高校生の部活の声などが聞こえて
とてもいい雰囲気だった。

彦根城は井伊家35万石の居城。
小学校の歴史でも習った井伊直弼は13代藩主だ。
城は 愛知の犬山城、兵庫の姫路城、長野の松本城とならび
現存する国宝の天守閣を持っている。
(実は そんなこと知らなかった私)

さすがに落ち着いた立派なつくりだ。
入場券500円で彦根城と玄宮園を見学できるのだが
時間的に彦根城しか見られませんがいいですか?と言われた。

 
(左)天守閣からの景色。琵琶湖が見える。 (右)天守閣の柱が立派で記念撮影。


井伊家4代藩主が玄宗皇帝の離宮を参考に作ったのが玄宮園。
時間的に中を見ることはできなかったのだけれど
入り口のところから撮影。
「日本の音風景100選」にも選ばれていて
9月中開催の「玄宮園で虫の音を聞く会」の看板もでていました。

ちなみに 池のほとりにあるのが 料理旅館八景亭。
もとは彦根藩主の下屋敷だったという趣のある宿で
一度は泊まって見たいもんだぁ〜
予約すると昼食だけでも食べられる。



〜宿泊〜

今夜の宿は休暇村近江八幡。
スキーで乗鞍高原の休暇村に泊まり
安くてキレイだったことから予約してみました。
素泊まりもできます。平日でも結構混んでました。
眺めも素晴らしい。


休暇村から見た琵琶湖はたおやかな空気が漂う。

夕食は2コースから選べ 高い方の5000円のコースにしてみました。
8月は鱧とかでてたらしいです。残念。。。
お風呂は温泉ではありませんが
お湯の中に炭が入ってました。たしかサウナがあったはず。

休暇村泊 (2食付 6000+5000円×2) in15:00 out10:00

予定変更ばかりで 盛りだくさんの1日目。明日はどうなる!?