清浄心院
昨夜はは到着が遅れて ただでさえ迷惑をかけているから寝坊は厳禁である。
朝食が7時とういうことは 6時30分には起きなくてはならないわけで
朝寝坊夫婦には辛いところ。ここはビシッと起きなければ。
目覚ましの音で どうにかこうにか目覚めると空気がピンと冷たい。さすが山の上である
冷たいけど嫌な感じの冷たさではなく 心と体が引き締まるような空気だ。
2階にある私達の部屋は床の間がある10畳に
襖で仕切られた3畳ぐらいのスペースが付いていて こちらには洗面台が付いています。
冷水しか出ない洗面台で顔を洗い サッパリとしたところで
中庭に向かった窓を開け空気を吸い込む。
中学2年の時に修学旅行で行った日光の空気を思い出す。
朝起きるとやたら冷たい空気に驚いたものである。
こじんまりとした手入れされた庭を見ながらそんなことを思い出した。
清浄心院は歴史も古く 規模の大きな寺院である。
1階には非常に大きな台所(今は使っていない)もあるのだけれど
建物自体は古いのでこじまりとまとまっている日本家屋の趣きに包まれている。
朝食は夕食を食べたのと同じ部屋に用意されている。襖で仕切られ中庭に面した立派な部屋だ。
すでに石油ストーブがつけてあり 20年ほど前の初冬の朝の風景といったかんじ。
背筋を正しながら朝食を食べた。
こっちは裏玄関。右の方に行くと奥の院の一の橋があります。
せっかく早起きをしたので 早く出発し高野山を歩くことにした。
朝の清らからな空気の中での散歩は さぞ気持ちのよいことだろう。
清浄心院に車を置かせてもらったままで 隣にある奥の院を一の橋から歩くことにした。
バスなどで訪れる観光客は 参道の途中にある大きな駐車場を利用するため
一の橋から歩く人は多くない。
奥の院というのは 簡単に言うとお墓(霊園)である。
歴史上の人物からごく普通の人まで数十万の墓がずらりと並んでいる。
そして 一番奥にある「奥の院」には弘法大師さまのお墓があるのだ。
一の橋からの参道は1.9キロ。杉や檜の木々が立ち並ぶ静かな道を歩くことになる。
そこには俗世から離れた別の世界が広がり 感動的ですらある。
歴史上の人物の墓も数多くあって 自分の知ってる名前を見つけると親近感も沸くし
なんだか嬉しいような気持ちにもなる。みんな本当に実在しいたんだよなぁ。
苔むした墓石は歴史の重みを語り 生きた証を訴えかけているようだった。
玉川にかかる橋(御廟橋)からは霊域に入るとされ また一つ趣きが変わる。
黄色い布に身を包まれた僧が行きかい 静かで重たい空気となような気がした。
信者の信仰色が強くなるので 居心地が悪くなるというか
私のような観光客が踏み込んでは申し訳ないような気持ちになるのだけれど
仏と信仰の世界に触れる良い機会となったと思う。
ゆっくりと奥の院を巡った後 高野山のメインストリートにある「花菱」で昼食。
金剛峰寺(こんごうぶじ)ご用達の味が気軽に味わえる。
駐車場は少しわかりづらいところにあるので店先にあるメモを良く見ましょう。
精進料理というと野菜中心の質素な食事のイメージだが
清浄心院でも花菱でも 高野山というのは美味しい精進料理が食べられるのだ。
あまり時間がなくなってきたが 金剛峰寺、壇上伽藍、霊宝館をまわることに。
共通券を購入し まず 総本山の金剛峰寺に行った。
しゃもじをくれ 確かお茶も振舞われた記憶がある。
格式ある金剛峰寺の庭。紅葉が華を添えていました。
壇上伽藍は弘法大師がこの山で最初に建てた道場で奥の院とならぶ高野山の二大聖地。
平日の昼間ということもあり ほとんど観光客もいず閑散としていた。
たまたま友人を案内しているという修行中の大学生に話し掛けられ
いろいろ説明をしてもらったのだが いまいちよくわからなかった。
中では 霊宝館が素晴らしかった。
密教美術の宝庫というか ぜんぜん知識のない私でさえ引き込まれる魅力がある。
どのくらい価値をわかっているのかといわれたら まったく疑問だけれど興味深くまわった。
家康や信長の所管などもあり へぇ〜こんな字書いてたんだと思ったり
高野山が歴史に深くかかわってきたことを感じることができる。
奥の院とともにオススメ。

高野山の入り口(!?)にそびえる大門
一通り高野山をまわり みろく石で有名な みろく石本舗「かさ國」で甘いものを食べながら一服。
和菓子のばら売りもしていて 店の中でお茶をいただきながら食べることができます
あとは 大阪へ向かうだけですが 近くに温泉があると知らせている看板や旗が見える。
昨日は風呂に入り損ねたことだし今日はよく歩いたし 疲れをとるためにも温泉は魅惑的。
「かさ國」脇の細い道い車を走らせ「高野山槙の湯温泉」へ。
後で分かったことですが 大門がある480号を利用した方が道もいいし楽にいけます。
「高野槙の湯温泉」はかなり山の中にあり 入浴は1000円。
ちょと高いなぁと思いつつ これで混浴だったらどうしようとかと
受付にすわっているおばあちゃんに話し掛けたところ「混浴」の意味がわからなかったらしく
「浴槽はいくつありますか?」と聞き方を変えたら
「露天風呂をつくろうと思ったんだけど 夏はアブに刺されると大変だし
1000万もかかるなんていうから1つしかないのよぉ」という答え。
う〜ん 真相わからず。
向かいに宿泊施設もあるし施設もちゃんとしてるから 混浴ってことはないだろうと入場。
ちゃんと男女別になってまいした。ホッ。
脱衣所はあまり大きくないけれども お風呂は浴槽が槙材で出来ていて立派。
なんてったって 湯量が豊富でバンバン流れ出てる。
ぬるぬる系の肌に優しいお湯で とっても気持ちよかったです。
これまで行ったことのある立ち寄り湯の中でもトップ3に入る温泉でした。
時間がないながらも温泉でさっとリフレッシュし大阪へ。
昨日の険しい山道ってことはないのですが 高野山を下りるのも結構大変。
そして 都会に近づくと信号と渋滞に苦しむことになります。
さらに大阪は御堂筋のようなでかい道路が一方通行なのです。。。
宿泊はホテル日航大阪。
前回 友人と大阪に遊びにきた時に ハートン心斎橋に泊まって
ひときわ目立っていたホテル日航大阪が印象的だったから。
う〜ん ホリディイン南海の格安インターネット予約がいっぱいだったからという説もあるのですが。
さすが 部屋は広めだし荷物も部屋まで運んでくれるのですが
高層階だけあって 夜 風の音と窓がキシキシ鳴っているのが気になりました。
頑張って泊まった割には うるさかった。
到着が8時を過ぎていたので 食事処は道頓堀の「ぽてぢゅう総本家」にて。
渋滞のイライラで2人とも余裕がなく オットとケンカ。明日はどうなる!?