旅の記録

スタワムス・チーフ編

 

2004年夏

 

カナディアンロッキーの山々をいくつかハイキングしているワタシとしてはバンクーバー近郊の山を若干バカにしていたところがありました。

我が匿名希望の妻がその昔に登り、「とんでもない山だ」とショックを受けたと聞いて以来、このチーフという山にはいつかは行かなくてはと思っていました。

車でバンクーバーからウィスラー方面へハイウェイを走ること約1時間ほど。スコーミッシュという街のほんの手前のところに駐車場があります。

そこに車を止めて、キャンプ場を通り抜けて登山口まで10-15分くらい歩きます。

右の写真はスコーミッシュの町からチーフを写したものです。

 

さぁここが登山口、いよいよ有名な急勾配を登り始めようとしてふと見上げると、目の前には道はなく、巨大な岩が…。(写真左)

どうも、あまり不用意に上り始めて登り切れず、降りる体力もなくしてしまう輩が多いのでわざと入りにくくしているらしいのです。

たしかに登りにくい!

しかしながら、実際に岩をよじ登ってその上の登山コースを歩き始めると、なるほど納得の難関ハイキングコースでした。

とにかくひたすら休むひまなく登り続けるしかない、休憩ポイントもない、展望もない、というひたすらないないづくしのトレイルだったのです。

 

それでも登りがきつい分、標高を稼ぐのが早いため1時間も頑張っていれば展望が開けてきます。

山頂に近づいてくると岩場が多くなり、右の写真のようなハシゴやらロープなども現れてきます。このコースの特徴は前半で一気に標高を稼ぎ、ある程度登ってからはアクロバットな登山を楽しむことができるところです。確かに登山なんだけどなんだかアスレチックをやっているみたいな錯覚に陥ってしまうのです。

下の写真に写っている岩山が一つ目の山頂。まさに岩のテーブルの上に乗っかっている気分になります。

そして一旦途中まで降り、分岐して別ルートを登っていくと2つ目、3つ目の山頂にまで行くことができます。

下の2枚は2つ目のピークから写したものです。

 

  

 

二つ目のピークからの眺めはさらに最高。

前方には一つ目のピークが、さらにその後方にはハウ海峡、振り返るとすぐ目の前にウィスラーの山々がそびえています。

多くの人たちが山頂でお弁当を広げたり、昼ねをしていたりして楽しそうな時間を過ごしていました。小学生くらいの子供なら問題なく登れるでしょう。

ロッククライミングのメッカとしても大変有名らしく、我々が行ったときも何人かの若者が壁をよじ登っているのが見えました。

ちょっとキツイけど、見返りも大きく登っていて楽しい、そんなオススメの山です。

 

 

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