|
船長ことマス井上さんは非常にリラックスした頼もしい人でした。
愛船である「M&M号」(昔はビクトリア号だったらしいが。恥ずかしいので変えた…らしい)を上手に操り、サーモンたちがうろついているあたりをモニターセンサーなどを駆使して確認しながら、楽しく盛り上げてくれるのですが、竿に魚が食いつくや否や突然人が変わったようになるのです。
「(リールを)巻けー!」と叫びながら竿に飛びつくと、食いついた魚を逃すまいとすさまじい形相になります。
のんきにポカーンとしている我々は竿に魚がかかったかどうかすらほとんど判別できず全く戦力にならない状態なので、この人のいいオジサンが船の操縦からつり竿の動き一つまですべてを管理して、船の中を走り回るハメになっていました。
|