ラベルコレクション

私達夫婦がラベルを集めだしたのは偶然からであった。乾燥した中国で冷たいビールを飲みたい、しかし10年前の中国では高級ホテルぐらいでしか無理な話。せめてもの抵抗にと洗面器に水を張りビールを浸けて飲んでいた。そして中国製のビールのラベルはすぐに外れてしまう。最初のうちは捨てていたそのラベルをメモ用紙のの変わりに使い始めたのは昆明でのこと。

中国のビールはだいたい日本人の口には合わないものが多い。それでもコーラを飲むよりも良いかと色々な種類のビールを飲んでみる。中にはましなビールもあるが、だいたいはうまくない。中にはどうしょうも無い「馬ションビール」もある。知っていますか、雲南の「白龍潭」、空前絶後のまずさであった。炭酸が抜けてその上に腐っているかとも思ったよ。そんな白龍潭のような強く記憶に残るビールばかりでなく、記憶には残らないけど二度と飲みたくないビール、しかし次の旅行の時には名前を忘れてつらい思いをするかも知れない無数のビール、記憶に自信のない私はビールのラベルの裏にそのビールの評価を書くことを思いついたわけだ。(本当は私が考えたのだ、と横で読んでいる嫁に抗議された)

もちろん中国にもうまい酒もありそれには正当な評価をしたい。でも中国のビールは(ビールだけでなく白酒も他の飲み物も、そして食品までも)年とともに味が変わってしまう。例えば雲南で発売されたあるビールは、発売当初はドイツと合弁などと宣伝し確かにそれなりの味なのだけど、時がたてば味が中国人好みに変わってくる。だいたいにおいて甘くなってくる傾向があるようだ。あの昆明花博の指定ビールでもある「大理ビール」も年々まずくなっていると思う。もちろんそれは好みの問題で中国人の知り合いは「年々好」と言っておった。わしのようなビール好きには困ったことだ。

そんわけで集め始めたラベル、かなりたまってしまった。そんなわけで特に想い出の深いラベルを展示します。

 

   

                

 

                                     

    

                   

 

                                                      

                                       

                      

 

                                

    

                  

 

                      

                 

                        

 

 

           

    

              

 

         

 

ラベルを見るとだいたい分かると思います。筋肉マンのラベルはカンボジアのワインのラベルです。ワインとは名ばかりの甘い葡萄ジョースでした。ラベルの一番下はオランダの明治維新12人ビール(正確な名前は知らない)の高杉晋作ビールです。

ブラックマウンテンウイスキーはブータンで飲みました。この国は酒飲みが多いようで、多量の荷物を担いだ年頃の女性が酒屋の店先で一杯飲んでいるのを何度か見ました。いい国のようだ。

ビルマのジンとラムはなかなかいける。その上とても安い。いい国だ。

一番下の写真のうち上の二枚は皆さんご存知のツンバです。美味いのだけど冬のネパールではトイレが近くなって困った。右の写真はトイレに付いているお尻洗いと同じ容器なので出されたとき驚いた。

最後の写真はカンボジアのシュムリアップで飲んだ「椰子酒」はドリンキングウオーターの容器に入って500リエル、飲んでいるうちにどんどん味が変わってきて、次の日には酢になってしまう恐るべきお酒。美味しいよ。

 

 

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