第4話   ニューヨーク郊外
弟の家は郊外にあり、そのアパートの裏には湖があり、小川が流れていて素晴らしい散歩コースがあった。
2,3日の間は、時差ぼけの為スッキリしなかったので、白鳥や黒鳥、リスと戯れながらゆっくりとした時間を
過ごした。
郊外の「タカホ駅」からニューヨーク中心の「セントラル駅」まで汽車で約40分。
私から見た噂のニューヨークの街は、碁盤目のように綺麗に整然としていて、巨大なビルが建ち並び、
まさに遠近法の絵のごとく、また線路を描くと遠くが細くなっていくように、街並みもそんな感じに見えた。
「ゴジラ」の映画を行く直前に見たこともあり、ゴジラでも出てきそうな雰囲気もあった。
ロンドンでは、「世界の中心はここロンドンである。」と案内されたが、どう見てもロンドンより、東京より
ニューヨークは巨大な大都市に思えた。
また、あらゆる人種の人々とすれ違うたびに、世界中から人が集まってくるこの場所の魅力を考えさせ
られた。
「アメリカに来ると次の日からアメリカ人。イギリスでは何十年経っても、外国人は外国人。」と言われる
意味が分かる気がした。
ニューヨークに行ったら、あーしたい、あそこに行きたいとか夢をたくさん持っていたが
一つにヤンキースタジアムでホットドックというのがあった。
しかしヤンキースの試合はすでに終了していて、バレンタイン監督率いるニューヨーク・メッツの最終戦を
観戦に、メッツ・スタジアムに行くことにした。
高校球児だった私もメジャーリーグの迫力に、ファンの熱い声援に感動しまくった。
音楽と巨大スクリーンを使い、ファンごと一緒に盛り上げていく本場ベースボールを味わった。
試合は、野茂の元相棒の”ピアッツア”のホームランのおまけ付であった。
ヤンキースタジアム メッツの最終戦
たくさんの物が溢れるこのニューヨークで私が買ったものは、この球場で買ったメッツのTシャツだけで
あった。
他の日には、今では日本でも流行の兆しがある”アウトレット・ショッピングモール”に行って、一日中楽しみ、
格安のブランド物を見て回ったが、結局何も買わなかった。
11/27