第5話   エンパイヤーステートビル
ニューヨークと言ったら、”自由の女神”!
マンハッタン島から離れた孤島にそれは建っていた。
その日は、天気も穏やかで、さわやかな風が吹いていた。
私達は遊覧船に乗り込み、海からマンハッタンを眺めた。
巨大ビル群を海から眺めるのもそれはまた、壮観であった。
巨大な都市ニューヨークの街並みも、自由の女神も、
映画やテレビで見たそのままである。
しかし全く同じものを見ているにもかかわらず、そこには全く違う感覚がある。
たぶんそれは、そこに広がる空間の違いではないだろうか?
映像の中にはフレームが存在する。
しかし実体験での肉眼には、無限に広がるパノラマとしての空間が存在する。
そこには、臭いがあり、風の優しさがあり、音までもが存在している。
映像と比べることすら、次元が違うことだろう。
マンハッタン島一周のクルージングは、最高に穏やかで、幸せすぎるひと時であった。
私がニューヨークで一番行きたかった場所は、
”エンパイヤーステートビル”であった。
トム・ハンクス、メグ・ライアン主演の映画
「めぐり逢えたら・・」の舞台になったことでも
有名であり、私の中ではニューヨークといったら
”ここ”であった。
エンパイヤーステートビルの展望台からの夜景は、
一生忘れることができないものとなった。
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