第3話   ロンドン観光
翌朝、午前5時には目が覚めた。
私は今ロンドンに来ているのだ。ゆっくりと寝とくのはもったいない。
当てもなくホテルを出て、散歩することに決めた。
すぐそばに、大きい公園”リージェントパーク”を見つけた。
大都市ロンドンの中にあって、およそ縦4km、横2kmの巨大な公園であった。
イギリスらしい美しい花々が咲き乱れる庭園、噴水、巨大な樹々、又果てしなく広がる芝生。
樹々には、リスがいるのがたまらない。
この日は一日ロンドン市内の観光であったが、私の最も気に入った場所は、このリージェントパークであった。
写真がないのが残念だ。
市内の観光では、ライオンがいるのに”トラファルガー広場”。
そして世界1、2位の大きなダイヤモンドが展示されている古い城?元刑務所?。
でも誰もそんなものに興味ないのか、見に行く人はいなかった。
代わりにミルクティーがお勧めという店で、それを飲んだ。とても美味いと言えるものではなかった。
大英博物館では、昔イギリスが無敵艦隊・大英帝国時代に、権力にものを言わせて集めてきた”世界遺産級”
の品々を見たが、頭が重たくなるだけだった。とても気持ちいい場所とはいえなかった。
大英博物館 衛兵の交代式
バッキンガム宮殿では、2日に一度行われる”衛兵の交代式”を見たが、一万人以上の観光客もいて
それなりに圧倒され、壮観であったがそれだけであった。
でも一つ、貴重な瞬間に出会えた。
ガイドさんも「10年以上ガイドしているけど、この瞬間を見れたのは、これが2度目です。」と興奮し、バスの運
転手も、あまりにも貴重な瞬間らしくバスを緊急停止してくれた。
それは、ロンドンブリッジから見るタワーブリッジが開く瞬間であった。
タワーブリッジは、船の往来の為、時々橋が半分から両側に開くのだそうだ。
それがこの日は、なんと2度も見れたのであった。
タワーブリッジが開いている瞬間(この日2度目) タワーブリッジ
ロンドン市内の観光は楽しかったが、みんなの意識はロンドン郊外の小麦畑に飛んでいた。
これからみんなで体験していく奇跡、現象に比べれば、タワーブリッジが開く瞬間を見ることなんか、単なる
余興に過ぎなかった。
いよいよ明日、魅惑の危険地帯”ウィルトシャー州マルボロー”に向かう。
9/11