第4話   クロップサークル
さーいよいよミステリーサークルとのご対面である。
ちなみに”ミステリーサークル”と呼ぶのは、日本だけである。
ミステリアスな、奇妙な円という意味で付けられたんだろうが、
世界的には”クロップサークル”(小麦畑の円)と呼ばれている。
今回は遠慮せずに、1999年に出来た”クロップサークル”を紹介していきたい。
この美しさを、正確無比なデザインをただ感じていただきたい。
そして写真を見ていきながら、話を進めていきたい。
左の写真は、私が生まれて初めて足を踏み入れたサークルである。
入った感想を一つ挙げなさい、と言われたら私はこう答えたい。
全てのサークルに言えることなのだが、地上にいるだけでは
「一体このサークルはどんな模様なのか見当もつかない」ということである。
図形に強い頭脳を持った人でさえ、サークルの中でその形を想像すること
                          は、大変難しいと思う。。
遅れましたが、写真はイギリスを代表する写真家”スティーブ・アレキサンダー”がヘリコプターから撮影した写真
を現地でゲットすることができたので、それを使わせてもらいます。
また、この旅から帰国した後、あれよ、あれよという間に”ミステリーサークル1999”という日本初の写真集を出す
事になり、写真家?の道を歩む事になった”中里精一”さんの写真も使わせてもらいます。
いいですね?セーイチさん・・・・?
左はこの旅で最も気に入ったサークル”デビルズ・デン”
古代遺跡”デビルズ・デン”(右上)の側に出来たのでその名前がついている。
私はここで、うわさの「折れてない麦」を目撃した。
麦は倒れて図形となっているわけだが、その麦は近くで見ると、
折れてなく、節が出来て90度に曲がっているだけだった。
だから枯れることなく、そのまま成長を続けているわけである。
クロップ・サークルが登場し始めた当時、地主は「俺の畑を荒らしやがって・・・・」と怒っていた。
ところが、最近はそれが少々変わってきたという。
麦は折れることなく、曲がっているだけだから収穫には全く問題ない。
また、収穫後には畑の土の色すら変化しているとか、時には、土の中から金だの銀だのが見つかる事もあるという。
それで今では、「誰が作っているか分らないが、俺の畑を選んでくれてありがとう!」と思う地主もいる。
もちろん私には、誰が作ったなんか分るはずもないが、日本では決して見ることができない程の広大な麦畑をみていると
その広大なキャンパスの上に、何かをスケッチしたくなる気分はわかる気がした。
9/20