| 第8話 ジャパニーズ・オリガミ | ||
| ヘリコプターからの眺めは言うまでもなく絶景! | ||
| 広大なイギリスの穀倉地帯を空から贅沢な遊覧・・・・。 | ||
| なぜ、こんな美しい国を・・・魅力的な国に今まで惹かれなかったのか、不思議でならない。 | ||
| そして無性に惹かれて、わずか2ヶ月。 | ||
| 会社までスパッと辞め、後先何も見えない暗闇の世界へ足を踏み入れるほどの魅力がこのイギリスにはあるのか? | ||
| これまた不思議でならない。 | ||
| しかし雄大な景色を見ている私の目からは、大粒の涙がこぼれた。 | ||
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| ヨーロッパ最大の人工山 ”シルベリーヒル” |
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| 眼下には実際足を踏み入れたクロップサークルが見える。 | ||
| こんな形をしていたのか?全く想像すら出来なかったサークルの全様が明らかにされる。 | ||
| あまりの精巧なデザインについ見とれてしまう。 | ||
| 人が作っただの・・宇宙人が作っただの・・そんな論争さえバカらしくなってくるほどのインパクトがある。 | ||
| 写真ではとても伝わってこないほどのエネルギーを放射している。 | ||
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「ジャパーニーズ・オリガミ」が近づいてくると、みんな無口になり、 | |
| それが姿を現したとたん、みんなの目にも涙が光った。 | ||
| 湯気でも出ているみたいな出来立てホヤホヤのクロップサークル。 | ||
| 12人の仲間達は、一生このデザインを忘れることはないだろう。 | ||
| 私はこのサークルは自分を含めみんなへのメッセージだと受け止め、 | ||
| 今現在、名刺のバックデザインとして使っている。 | ||
| しかし私の涙の真相は、クロップサークルから受けたものではないように思われる。 | ||
| わずか2ヶ月前に憧れただけのものが、今現実のものとなって目の前にある。 | ||
| あっという間に話は急展開をし、どこに自分の意志があったのだろうと感じるほど、大きなものに導かれたような気がする。 | ||
| 広大な、壮大な、雄大なこの大自然が私に語りかけている。 | ||
| イギリスの自然というより地球そのものが私を丸ごと包み込んでいる。 | ||
| 「私は今ここにいる。」という当たり前の思いが込み上げてきて、「ありがた過ぎる」という思いに変容し、 | ||
| 私は泣いたのであった。 | ||
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