第18話   ミスティック・ローズ(T
サマディーでの瞑想以来、私は心の中のゴミ掃除に没頭してきた。
朝6時よりダイナミック・メディテーションに始まり、サットサン、ナーダブラーマ、
ネイチャー・オブ・ザ・ダンス、チャクラサウンドに、クンダリーニ、グリシャンカール、
No mindに、ブレスなど、など・・・・。
挙げればきりがないが、時間の許す限り、果敢に参加した。
一つ一つのワークに素晴らしい体験があったのだが、
埒があかないので、ここでは一つに絞り、
信じてもらえないかもしれない?(笑)体験を書くことにする。
そのワークの名を、「ミスティック・ローズ」(神秘のバラ)という。
和尚のあみ出した成長のためのメソッドとしては、代表的な一つである。
その技法はいたって簡単。「笑って、泣いて、坐る」という3点セット。
日本にいる時から噂は聞いていて、”やってみたい”と思っていたが、
”いざ!”となると、思いっきりたじろぐ自分がいた。
なにせ三週間の長期バトルとなるからだった。
一週目、笑い続ける。二週目、泣き続ける。三週目、坐り続ける。というもの。
だが、ここまできて、引き下がるわけにはいかなかった。
そして相当な覚悟の上、笑いの一週間に突入した。
一週間を通して意識的に笑わないといけないのだが、
一日3時間はぶっとうしで、仲間たちと一緒に、狂ったように笑い続けた。
試して頂ければ、分かるだろうが5分も笑えないというのが現状であり、
それを3時間続けるとなると、そりゃ〜莫大なエネルギーを費やさなければならなかった。
笑いよじれる腹筋もたまったもんじゃない。(笑)
だが、ひたすらに、一心不乱に「YAHOO!ヤッフ〜!」を笑いのマントラとして、
じゃれあいながらも笑い続ける。
ジャンプしながら笑い続ける。転げ回りながら笑い続ける。
トイレに行っても笑い続ける。笑えなくなっても笑い続ける。
ひらすら笑う。笑う。笑う。。。。。。。。。(^∇^)アハハハハ
これの意図するところは、「笑う門には福来たる」とか、
なんとかエンドロフィンという快感ホルモンを分泌させて、心身の健康を・・・・・・、
というものとは、全く異なる。
抑圧された笑いの感情の壁を、打ち破るのが目的だ。
そしてそれは、ある日突然起こる。
ダムに亀裂が入り、少しづつその穴が広がり、突然ダムは崩壊し、
怒涛の洪水が押し寄せてくるように、それは突然襲ってくる。
笑いの壁は崩壊し、とめどない笑いの波が押し寄せてくる。
笑いの核融合が起こり、止まることなく加速する笑いのエネルギーは爆発する。
そして至福とも呼べるほどの極点に達する。
崩壊が起こった人は、傍から見ても分かるほどのエネルギーを放射し始める。
そして当たり前のように、周りをも巻き込み、その恩恵にあやかれる。
一人ではなかなか越えられない壁を、みんなに助けられながら、
それぞれの壁をぶち破っていく。
そして、長くて可笑しい、かつハードな一週間は終わり、
次へのステージへと向かうことになる。
2003/7/3