第3話   ミステリーサークル
次の日、予定より早く出かけた。
会場に着いても早すぎた為、誰も来ていなかった。
1時間程周りを散歩して、会場に戻ってみるとようやく入場券を発売していた。
開演にはまだ時間があり、フロアーでボケーとしていたら、突然パンタさんが現れた。
2度目の会見である。1度目は、半年前鹿児島の講演会で会っている。
しかし、その時は握手をしただけだった。
今回は私自身にも辛いことが重なり、色々話したかった。
そこで、パンタさんの本を購入し、サインをもらう為に列に並んだ。
ところが、自分の番になると、何も言えずにアッという間に終わってしまった。
講演も相変わらず、楽しいもので、元気モリモリになるパワフルな内容であった。
しかし、前回話した私達の進路を変えていくことになったのは、その講演そのものではなく、
サインをもらう為に買った本”ミステリーサークル2000”(たま出版)であった。
鹿児島、福岡の講演会でも、ミステリーサークルの美しいスライド、科学的調査結果等盛りだくさんの話
は聞いていて、”すげー”、”美しすぎる”という感動であったが、行動とは結びつかなかった。
パンタさん自身も、そもそもミステリーサークルなんか人が作ったもんだろうと思い込んでいて、
イギリスのおじさん2人が、”ミステリーサークルは全て私達が作ったんじゃ!”と公表された時に、
”やっぱりねー”と話は終わってしまう。
ところが、何年か後に、運命に操られるようにイギリスに別の取材に行った際、
驚愕の怒涛のミステリーサークルとの出会いが起こる。
ストーンヘンジのそばに昼間堂々現る!     
そこで予定を変更し、ミステリーサークルの徹底調査へと駆り立てられていく。。そして、100%人が
作ったものじゃないとの証拠、確信を得て本を出版、講演で美しい映像を私達に提供してくれた。
その後、”たけしのTVタックルスペシャル”であの大槻教授とのバトルへとつながるのである。
世の中には、実際自分が体験したこともない、見たこともないことに対して、あーだ、こーだと否定する人
がいる。このミステリーサークルに関しても同じである。
私は専門家ではないので色々と力説するのはやめておこう。
ただ私は、昨年ミステリーサークルを体ごと体験してきた。
小麦畑を分け入り、何個もサークルの中へ実際足を踏み入れてきた。
空からミステリーサークルを眺めた。とめどない涙と感動の嵐に包まれた。
感動する要因は色々あったと思うが、人は、いたずらで作られたものに対し、
これほどまでに感動できるであろうか?涙が流れてくるだろうか?
”人じゃなかったら、宇宙人ですか?”という声をよく聞く。それは分からない。
ただそこには幻でないサークルが確実にあった。そして心の底から湧き上がってくる何かが
ある。それでいいんではないだろうか?答えはいつか分かることだろう・・・・・!
昨年出来た100以上のうちの3つのミステリーサークル
8/6