第4話   ストーンヘンジとの出会い
何か先走って、ミステリーサークルに足を踏み入れた話をしてしまったが、それは2ヶ月以上先の話となる。
本を手にしただけの私が、この後次々と起こってくる不思議な出来事を知るはずもない。
”ミステリーサークル2000”の本を読み始めて、私はすごい興奮を覚える。
いてもたってもいられらいほど興奮してきた。実は私はこの時ミステリーサークルに惹かれたのではなかった。
”ストーンヘンジ”という古代遺跡に、強烈に惹かれてしまった。
話がまっすぐ進まないのは申し訳ないのだが、そこが人生のからくりの面白いところではないだろうか?
私はそれまで、ストーンヘンジという言葉すら聞いたことがなく、世界七不思議の一つであることすら
知らなかった。
古代の石の建造物であり、今でもそれは、どういう目的で、どうやって作られたのか謎に包まれているという。
また、そこは世界有数のエネルギースポットであり、その周辺にミステリーサークルが出現する、ということで
あった。
”ストーンヘンジに行ってみたい”私の心は、イギリスに飛びつつあった。
2日後、会社の用事でラミネート店に行った。普段はガラガラの店内に、この時はなぜか何人かの人が順番を
待っていた。しょうがないので、狭い店内のポスターを眺めていた。
その時、とんでもないある物が目の中に飛び込んできた。
2日前に知ったばかりのストーンヘンジが、夕日をバックにポスターとして売っているではないか。
これは何なんだ、と思いつつも迷わず手に取り、ラミネートまでしてもらった。
早速私は、持ち帰ったポスターを玄関に張った。
そしてこれは、何が何でも行かなくてはならないと決心
し、ポスターに向かって叫んだ。
”絶対行くぞ、ストーンヘンジ!待ってろよ!!”
そこまでするか?と思われるかもしれないが、
実際、そう叫んだのであった。
8/8 玄関に張ったポスター