タイ旅行記
   第1話   ゾウ祭り
宮崎中央新聞 2003/1/13 「私のつぶやきノート」掲載分
タイ式マッサージの勉強、雑貨の買い出しという大義名分を建前にかかげ、
家族3人でタイに行って来た。
しかし本音の部分(ここだけの話)は、年に一度行われる「ゾウ祭り」、
そして観光化されていない島で、のんびり波と戯れること、であった。
ところが、全ての計画(ホテル探しから交通手段まで)が現地調達だった為に、
何もかもが予想と期待を見事に裏切り続け、
されどそれが最高のシチュエーションを演出してくれる結果となり、
振り返れば予定以上の収穫のあった旅となった。
目的の一つであった「ゾウ祭り」は、
バンコクから東に600kmほど離れた小さな町スリンで毎年行われている。
タイ中から集まってくるゾウその数200頭。
またそれを見ようと世界中から集まってくる観光客数万人。
この町の人口は、たったの2日の祭りの期間中だけ一気に爆発する。
バンコクに着いてから、スリンへの交通手段は列車もバスも
すでに3ヶ月も前から満席という事実を知り、
私達はタクシーをチャーターし、スリンを目指すことにした。
そしてバンコクを真夜中に出発し、早朝スリンに到着した。
ちらほら目に付きはじめたゾウの姿に、私を含め子供はタクシーの中で歓喜の声を上げていた。
そして車を止め、スタジアムに向かう観光客に混じり、ゾウも一緒に悠然と歩いていた。
見たこともない光景に圧倒され興奮しながらも、
人とゾウが共存している当たり前のこの土地の雰囲気に羨ましさを感じた。
そしていよいよフェスティバルは始まった。
ゾウのサッカー。ゾウを使った昔の戦争の再現。ゾウの障害物競走。ゾウとの綱引き大会などなど。
綱引きでは、地元の青年達がゾウ1頭に力比べを挑んだ。
まずは30人。次50人。最後は100人で勝負を挑むが、
焦らしながらもゾウの圧勝に終わり、ため息と共に会場を笑いの渦に包んだ。
全てのプログラムを見ながら感じた事だが、
タイ人にとってゾウとは最高のパートナーであり、
心からの敬意を払っている存在であるということ。
また私は、見た目のゾウの巨大さではなく、温かく大きなゾウを見た気がした。
またバンコクに帰ってからも、私達は街中でバッタリでっかいゾウに出会った。
私は前から「ゾウ」が大好きで、インド・タイつながりということもあり、
お店のシンボルとして選んだ。
だが今回改めてゾウを身近に触れることによって、
さらにその魅力(目の優しさ、存在の温かかさ)を感じれた気がする。
本当にありがたい旅であった。
「サマディー」も宮崎において、そんな存在に育てていきたい。そう思っている。
PS. もちろん、タイ式マッサージもさらに勉強してきましたよ〜。(笑)
今年もよろしくお願い致します。
お決まりなのか、ゾウが近づいてくると
逃げ出す若者がいた。
その時、会場は大笑いとなる。
街中をねり歩くゾウ達
ゾウのバスケット? 子ゾウの走る姿は最高にかわいかった!
ゾウの背中でパチリ(^∇^) エサをやるゾウファン?
昔の戦争の再現らしい・・・

この人数でもゾウにはかなわなかった・・・。。。