タイ旅行記
     第3話「秘密のビーチ」
宮崎中央新聞 2003/2/24 「私のつぶやきノート」掲載分
子供にはいつも救われる。
寝泊りするだけの綺麗とは言えない部屋。しかし子供にとってはそれは別世界。
「ここ広いね〜。大きい扇風機もあるね〜。ベットもトランポリンみたい。」
悪い箇所を探そうとする大人と違い、子供の目には、全てが新鮮で興味をそそる物なのだろう。
「早く海行こうよ。」と裸足で部屋を飛び出し、駆け出していく。
今年から小学校に上がるため、今のうちにと思い、やって来て本当に良かった。
一日中波打ち際で波と戯れた。
お腹が空けば、そのまま海の家のレストランで、一食3人で300円ほどの食事をとる。
そして木陰で砂に埋もれた。夕方には、サンセットを見るために丘に登った。
貴重な人生の1ページを刻んでいることをかみ締めた。
そして忘れかけていた自然のリズムを少しづつ取り戻していった。
日本で生きていると、なぜか一日が早い。
せかせかと駆り立てる何かと引き換えに、大事な何かを無くしている気がする。
仕事に明け暮れ、人生という貴重な時間を食い潰していくことに何の価値があるのだろう?
日々の生活に追われ、疲れ果てていく人生に果たして意味があるのだろうか?
子供の成長も断片的な一部分しか関われず、子供のためという思いで、仕事に没頭していく。
本当にそれが子供のためなのか?私はいつもそんなことを考えている。
日本人は、短い休みの間に大金をはたいて旅行に行く。
ハワイの一週間分で、タイの島、インドのビーチでは、
半年間遊んで暮らせるという裏技を知っているだろうか。
ハワイのまずい食事よりめちゃくちゃ美味い上、100m四方砂浜を貸切できるビーチだってある。
裸で泳いだって、誰も見ていない。というより誰もいない。
まあ、半年いるつもりでも、一ヶ月もするとエネルギーも満タンに充填され、
働きたくてうずうずしてくるのだが・・・。
タイによく行く友人に「タイに2週間ほど行ってくるね〜」と言うと、
「短過ぎ」という反応が返ってきた。その感覚、私は嬉しかった。
またアシアナ航空を利用すれば、ソウルを経由して世界各国へ格安航空券で行ける。
福岡、成田に行かずとも宮崎は意外と世界に近いのだ。
そんな選択肢があるということにも、余裕を持って目を向けて欲しい。
日本の経済が頭打ちにあった現在、今までと違った観点で人生を見直すチャンスがきていると感じている。
人生を楽しみましょう! 秘密のビーチ、興味がある方教えます。
寝泊まったコテージ(左半分) 日頃からこんなものに惹かれる余裕が欲しい
のんびりのどかだね〜♪ 島にいる時、最も豪華な食事?(笑)
馴れ馴れしい犬がたくさんいた。 タイのオカマに口説かれているマスター?

サメット島のドン・ムウォンビーチ