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魚沼産コシヒカリといえば、米の中では最高級ってので有名ですね。
その魚沼がある新潟県は北海道と生産量で全国一、二を争う、日本有数の米産地ってのも、有名っすね。
その新潟県産のコシヒカリが、17年産からコシヒカリじゃない米をコシヒカリとして売っていることはどれだけの人が知ってるんでしょーか。
この従来のコシヒカリでないコシヒカリは、「コシヒカリBL」というものであり、品種名は「コシヒカリ新潟BL」で1号から6号まであります。
そもそも、コシヒカリBLとはなんぞや、というと、お米の病気である「いもち病」への耐性を付けるために、コシヒカリにいもち病に抵抗性のある品種を掛け合わせてできたものに、またコシヒカリをかけて、それにまたコシヒカリを掛け合わせて・・・、ってのを続けて作られた、遺伝的に限りなくコシヒカリに近い違う品種なんですねー。
BLってのは、「Blast resistance Lines」の頭文字で、耐病遺伝子ってところかな。
新潟県はこれを15年かけて、内緒でずーっとつくってたんだそうです。番号は、それぞれ耐性が異なる品種って意味で、これを混在させて栽培することで、より病気に対する被害をくいとめる!ということだそうです。
米の消費が年々下がってる今、イイ米が採れる新潟といえど努力をしてきたわけです。
新潟県がいう、これを導入することによるメリットは、
・農薬散布回数を減らすことができ、環境・人に優しい農業ができる。・いもち病耐性遺伝子をDNA鑑定で識別できることから、新潟県ブランドを管理しやすくなる
要するに、環境に優しく、他県産米が新潟県産米に化けるのを防ぐことができるということです。
魚沼産コシヒカリなんてのは、生産量の数十〜数百倍の流通量があるらしいですからねえ。
自県産のブランドを守るための手段にもなると。
まあ、これまでできなかったDNA鑑定ができるってことは、BL米は去年までの米とは違う米だとゆーことにもなると思うんですけどねー。
お味の方も卸売業者へのアンケートの結果、これまでと変わらない!とゆー結果だったそうです。
・・・ん〜〜。ほんとかねえ。
まあ、農薬の使用量が減って、100万歩譲って味も変わらないとする。
ここで、引っかかるのが、品種名が「コシヒカリBL新潟○号」なのにもかかわらず、ってまあ、そもそもこの紛らわしい品種名もどうかと思いますが、米袋などの銘柄名は「コシヒカリ」として販売していることですね。
ほんとは去年からこの米でやりたかったみたいですが、消費者への周知徹底のために1年先伸ばしにしたそうです。
新潟コシヒカリのほぼ100%がこのBL米に変わっています。
つまり、今年の新潟県産米の新米はほぼ、去年と違う米だっつーこと。
・・・。
ただ先延ばしにしただけで広告してねーだろう。聞いたことないぞ〜。
そりゃね。コシヒカリじゃなくなっちゃったー、というイメージから消費が落ちちゃったりするのが怖いんでしょうけど。それはわかりますが。
・・・これが広まったら、よりダメージを受ける可能性があると思うんですが。
なぜ、「コシヒカリBL」を「コシヒカリ」として販売できるのですか、という疑問に対してJA全農新潟は、
販売時の品種表示については、農産物検査における品種銘柄(「新潟県産コシヒカリ」)を表示することが定められています。だから「コシヒカリBL」を「コシヒカリ」ととして、販売表示できるのです、
とゆー寝惚けた回答をしています。
そーゆーことでなくて、なんで違う品種なのに銘柄の表示にコシヒカリが使えるのか?と聞いているんだろうが。
だったら、きらら397だって片親を辿ればコシヒカリだし。ってゆーか、ひとめぼれもあきたこまちも片親はコシヒカリだし。
極論、「コシヒカリ397」とかいったって、だれが納得するでしょーか。
・・・いやまあ、味がまったく及ばないからあれですけど。
要するに自分が言いたいのは、コシヒカリだろうがなんだろうが、品種が変わったことを、全国一の米ならなおさら、きちんといっとらんことで、また農産物表示への不信感がでないか、というのが懸念されるわけですよ。
そのことで、下がりまくってる米価がより下がることもあるかもしれんわけですから。