アカムツ(ノドグロ)(2008/5/24(土))
アカムツ(ノドグロ)(2008/5/24(土))

アカムツ(ノドグロ)(2008/5/24(土))

 憧れのアカムツに出会った。 刺身にできる新鮮さで、1匹1300円。 決して安くはないが、欲望に負けて買ってしまった  別名、ノドグロ。 名前のとおり、口の中が黒いのだ。 その腹黒い、ではなくて口黒い姿を見ると、とても美味しいようにはみえない。 しかし、その美味さから高級魚として扱われる。

●ノドグロ akamutu

 身は柔らかめ。 魚体を手で持つとぐったりした感じ。 新鮮ではないのかも知れぬ。
 ひとまず二枚におろし、一部を刺身に、残りは煮付けることにした。

●刺身(左下) sasimi

●煮魚 ni

 刺身はさっぱりしている。 歯ごたえはそれほどなく、旨みよりも、高級魚を刺身で食べたという自慢話的な満足感の勝る。 ま、おろし方、引き方が下手なだけかも知れぬ。
 一方、煮付けは、絶品だ。  煮付けは、淳隊長秘伝のレシピに基づいて作った。 当然、香りのよい本物のしょうゆ、福来純の本みりんを使う。
 これは、絶品だ。 メバルのような身離れのよさで、煮汁との相性も抜群だ。 それでいて、口に響く脂ののりがある。 しつこさがなく、さっぱりした脂加減が上品で良い。 市場で銀ムツなどと呼ばれるメロも似た脂だけれども、これの臭さやくどさを取り除いた感じである。
 ノドグロは煮魚の王様である。

note.
2008/6/5:初版

ref.
「魚の目利き食通辞典」講談社編(講談社)

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