暦の雑節
暦には、二十四節気や五節句と言った暦日以外に、生活の
中から自然発生的に生まれた民俗行事・年中行事が、古く
から記されるようになりました。
これを総称して「雑節」と呼んでいます。
ここでは、主な雑節として
土用(入)、節分、彼岸(入・中日・明)、
社日、八十八夜、入梅、半夏生、
二百十日、二百二十日
について表示します。
◇ 冬土用入 一月十七日
この日から次の立春の直前までが「土用」の期間。
◇ 節分 二月三日
「季節を分ける」ことから節分という。
本来は、春・夏・秋・冬、全てに節分があるが、現在は春の
節分だけを「節分」と呼ぶようになった。
かつては大晦日的な意味合いもあり、「鬼やらい」の行事
が行われ、「節分の豆まき」として現在に伝わっている。
◇ 社日(春) 三月十六日
春分・秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日。
生まれた土地の産土神(うぶすながみ)に参拝する日。
◇ 彼岸入(春) 三月十八日
この日を含めた七日間が彼岸の期間。
◇ 彼岸 三月二十一日
「彼岸の中日」。
古くから「彼岸会」と呼ばれる仏教行事が行われるが、
他の仏教国には無い日本独特の行事。
先祖の供養、墓参りを行う慣習がある。
◇彼岸明(春) 三月二十四日
彼岸の期間の最後の日。
◇ 春土用入 四月十七日
この日から次の立夏の直前までが「土用」の期間。
◇ 八十八夜 五月二日
立春から八十八日目。
「八十八夜の別れ霜」等と言われ、遅霜の時期と言われる。
唄で知られる一番茶摘みの頃でもある。
◇ 入梅 六月十一日
暦の上での梅雨入り。
◇ 半夏生 七月二日
梅雨の末期、天地に毒気が満ち、毒草が生ずると考えられた。
なお、「半夏生(はんげしょう)」という名の植物サトイモ科
の毒草も実際にある。
◇ 夏土用入 七月二十日
この日から次の立秋の直前までが「土用」の期間。
「土用丑の日」とはこの夏の土用期間中の「丑の日」を指す。
酷暑の時期。
◇ 二百十日 九月一日
立春から二百十日目。
嵐の襲来する時期として恐れられた。
◇ 二百二十日 九月十一日
立春から二百二十日目。
二百十日同様、嵐の襲来する時期として恐れられた。
◇ 彼岸入(秋) 九月二十日
この日を含めた七日間が彼岸の期間。
◇ 社日(秋) 九月二十二日
春分・秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日。
生まれた土地の産土神(うぶすながみ)に参拝する日。
◇ 秋の彼岸 九月二十三日
「彼岸の中日」。
行事は春の彼岸と同様であるが、春の彼岸と区別するため、
秋の彼岸と呼ばれる。
◇ 彼岸明(秋) 九月二十六日
彼岸の期間の最後の日。
◇ 秋土用入 十月二十一日
この日から次の立冬の直前までが「土用」の期間。
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