いってきました。マルク・シャーガールテン。
だいぶん前にも、観に行ったことがあるんですが。
そのときの印象が最悪だったので、今回は、全
く興味が湧きませんでした。
今回は、珍しく強い推薦を受けましたので、い
ってまいりました。
以前の作品展では、とにかく観ろ!!という展示
仕方で疲れたんですが、今回はゆっくり、そし
て、シャガール自身についても知ることが でき
”ものをつくる”ってすごいエネルギーだと感じま
した。
盃をかかげる二重肖像
白いロングドレスを大胆に着こなしている のは
シャガールの妻ベラ。そのベラの肩に 乗って左
手にワイングラスを掲げているの はシャガール
自身である。彼らは1915年 に結婚し、翌年
に長女イダが誕生してい る。おそらくシャガー
ルの頭上を飛んでい る天使はイダであろう。
この作品が制作された 1917-18年は、ロシア
革命と 第一次世界大 戦の真っ只中である。
シャガールはパリを離れ、 生まれ故郷 のヴィテ
ブスクで美術学校の校長となり、ロシア・アヴァ
ンギャルドの画家マレ ーヴィチやリシツキーと同 僚となった。まさに多忙な日々であったが、家 庭的に
は幸福であった。永遠の故郷ヴィテブ スクの街の上に、キュビスム的な形態を 加味 して描かれた彼
らの肖像は、モニュメンタルなス ケールで至福の瞬間を 表している。