| PORTUGAL マデイラ島でリゾートを満喫する 記事・写真:谷中 央 取材協力:ポルトガル投資・観光・貿易新興庁(ICEP) |
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| ポルトガルといえばリスボンくらいしか頭に浮かばないのが一般的な日本人だろう。せいぜい「ポルト」なる甘口のワインが出てくる程度か。ポルトガルは日本から遠い国ではあるが、歴史的には、馴染みの深い関係がある。イベリア半島という呼び方で一括りにする前に、現地ではどんな回り方があるのかを実際に取材してみた。 |
拡大写真あり |
ポルトガルには日本人には馴染みのないリゾートが数多くある。そのひとつがマデイラ島。海上に突き出した地形は思いもかけない景観を呈し、温暖な気候がさまざまな果実を育んでいる。グルメ、エコ、アウトドアなどヨーロッパ・スタイルのリゾートの原点がマデイラにある。 | ![]()
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| ◆リスボンからマデイラ島に飛び一巡りツアー◆ |
ポルトガル・リスボンから約1時間ちょっとでマデイラ島に到着する。こっぺぱんを横の置いたような形をした本島を囲むようにして小さな無人島が点在する。本島のマデイラ島は幅が20キロ、長さが60キロ前後の細長い格好している。海底火山が海面からぐいと突き出した地形そのまま、急峻な山襞(ひだ)が海岸線まで迫り、なだれ落ちていく。まさに断崖絶壁の風景が広がり、訪れるものを圧倒する。
この島を訪れるのは英国人とドイツ人がほとんど。日本人は数えるしかやってこない。冬でも温暖な気候が売りで、北欧からも避寒を兼ねて休日を過ごしににくる観光客が少なくない。つまり、ヨーロッパからの観光客が大半を占めるリゾート地と言える。日本からポルトガルに来る観光客は年間で7万人程度。スペインと「抱き合わせ」で訪れるケースが多く、ポルトガルをモノ・デスティネーションとして捉えている日本人はまだそれほどいないのが現状だ。ポルトガルに来る日本人のほとんどがリスボン中心で、北部のポルトにまで足をのばすくらいでr終わってしまう。 日本人にとってスペイン、ポルトガルはイベリアというひとつの言葉で括られてしまうということがこれで分かる。もちろん、ヨーロッパ在住の日本人ならポルトガルをモノとして楽しむ事はあるが、はるばる日本からポルトガルだけというのでは、一般の日本人観光客にしては少々もったいない気がするのだ。 ここで提案したいのは、いっそのことイベリア半島としてまず売り出すことをゆうせんしたらいいのでないか。スペインに行く観光客の相当数をポルトガルに引き込むことで、とりあえずポルトガルの面白さ、未知なる魅力を見せることで馴染ませてしまえば、リピーターも増えてくるはずだ。スペインやポルトガルのいくつかの町やイベントを有機的に結びつけるコースをクモの巣のように設定すれば、顧客のチョイスの幅が広がるだろうし、これまで「点」だけで売ってきたデステネーションが線で結ばれる事で、面としての魅力が加わることになろう。 またマデイラ島のようにリゾートというアクセントをツアーに組み込む事で、イベリア半島に張り巡らされたクモの巣は心理的な立体感を併せ持つことになるはずだ。季節感充分な地方の祭りもこうしたツアーの味付けにはピッタリといえる。 日本人はポルトガルのことを知っているようで、実はあまり知らない。スペインとは違う闘牛があるとか、ウマの調教や乗馬スクールなど、これからのツアーの目玉になりそうなことがまだまだ埋もれたままになっている。今年(1999年)はマカオの変換があるが、これをきっかけにポルトガル本土に目をむけさせるには、それなりに工夫が必要になる。マカオ経由リスボン行きフライトの設定とか、返還を控えてプロモーションを考えてみたらいいかもしれない。 最後に解決しておかなくてはならないのは直行便の運行だ。やはりどう頑張ってみても直行便があるのと、ないのでは大きな違いを生む。現地でのホテルなどの受け入れが整っていても、ダイレクト・フライトという要(かなめ)を欠いていてはせっかく魅力あるポルトガルがもったいない。 |
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| リゾート・ライフを充分に楽しむには打ってつけの環境がマデイラには整っている。 | ||||
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| 昔ながらの藁葺き屋根の家が残ってる | 島の道路は整備が進み、高速道路も開通したため、レンターカーでも道に迷う事はなくなった | 急な斜面があるので、木製の「箱」に乗って一気に坂を滑り下りるトボカン乗り、面白いほど良く滑るうえにえもいわれぬほどエキサイティングだ。道路との摩擦熱で木のソリが焦げる臭いが漂う | ||
![]() 太刀魚の中間であるクロタチウオ(写真手前)はマデイラ料理には欠かせない。市場には近海で水揚げされた魚が並ぶ |
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![]() 小さなひょうたんで作った小物 ひょうたんの事を地元では「カバ」という ![]()
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