いよいよキュランダ駅に到着。駅のホームにはお土産屋もあり、キュランダ鉄道の絵が入ったグッズがいろいろ売っている。 キュランダ駅のホームを進行方向に歩き、階段を上ると跨線橋がある。そこから右側に行くとバロン川方面だ。跨線橋の上からキュランダ駅を眺める。向こうには帰りに乗るスカイレイルの駅が見える。
バロン川は大きく静かに流れていた。列車にあれだけの人が乗っていたのに、こちらへ来る人はひとりもいなかった。上半身裸で横たわってくつろいでいるオジさんがいる。気持ち良さそうだ。 先ほどの跨線橋に戻って、さっきと反対方向に行くとスカイレイル駅とキュランダ村がある。はて、レインフォレステーションまで乗せてくれるバス停はどこだろう。向こうにはマーケットへ連れて行ってくれる無料バスがある。近くに一人で立っていたオバさんにバス停の場所を聞くと、×印を書いた地図をくれた。親切である。
バス停を探しに坂道を登る。この辺りはお土産屋がたくさんある。Tシャツ、帽子、ポストカード、アボリジニ・グッズなど、楽しい店が一杯ある。日本人観光客も多く、あちこちから関西弁が聞こえる。目的のバス停はキュランダ駅からのんびり歩いて10分ほどの所にあった。バスは15分と45分に、つまり30分毎に来る。次のバスに乗る人も一杯待っている。時間通りにバスはやって来た。次々と乗り込んで行く。そして我々も・・・。ところが、胸にツアーのシールが付いていないからダメだという。次のに乗ってくれだと。そうして満車のバスは行ってしまった。う〜ん、どうしようか。次は30分後。
時間を効率的に使うため、この間に昼食を済ませてしまおう。という訳で、レインフォレスト・ビューというレストランに入った。なるほど、テラス席からはレインフォレストが見える。空には雲が少しかかっており、ちょっとだけ寒い気もする。次のバスまでに間に合うだろうか。30分というのは結構短いものだ。料理が出てきたときは、もう5分前であった。完全に無理。また次のに乗ろう。さて、注文したのはトマト風のパスタとカルボナーラのパスタ。どちらも麺では無かった。トマト風はマカロニをねじったようなパスタで、カルボナーラはしじみ貝のような形をしたパスタ。それにしても量が多い。一皿で二人分近くあるようだ。カルボナーラの方は少し残したが、トマト風の方は一人分残してしまった感じ。食べても食べても減らない不思議なパスタでした。 覚え書き:レインフォレスト・ビューのパスタは一皿で二人分ある
さて、勘定を済ませ次のバスの時間までお土産屋を見て回り、そしてバスは時間通りに来た。 今度は乗れそうだ。バスに乗る前、ドライバーにどれを見るのか、アーミーダックか、ワイルドライフか、などと聞かれた。それによってバスから降りる場所が違うのか? いや一緒のはずだ。よく分らなかったが、とりあえずコアラと答えておいた。そう、コアラ抱っこ写真が今回のメイン・イベントなのだ。それから帰りのバスの時間を紙に書いてくれた。『1:30 2:00 2:30』。どうやら、このうちのどれかに乗れということだろう。お金はレインフォレステーションに着いてから支払うらしい。他にもう1組を乗せて、ガラガラのバスは出発した。
10分ほど走ってレインフォレステーションに到着。ドライバーが我々を受付まで案内し、ドライバーが受付の人と何か喋った後、コアラの受付はこっちだよとか言いながら去っていった。ここレインフォレステーションでは第二次世界大戦でも使われたという水陸両用車・アーミーダックによる陸と川のドライブ、アボリジニのショウとブーメラン投げ、動物園のワイルドライフ・パーク、そしてコアラ抱っこ写真撮影がある。何を差し置いてもまずはコアラ抱っこ! のはずが、受付の人の質問に妻が「YES」と言ったらアーミーダックの料金が請求された。まあいいか、ここのコアラ写真はいつでも撮れるから。ワイルド・ワールドという動物園では午前と午後に30分のコアラ写真撮影時間を設けているが、ここレインフォレステーションは時間制限は無い。
さて、アーミーダックはどんなものか。1列目には日本人の若い夫婦とお子様、2列目に我々とガイジンさん、後ろもガイジンさん。まず、ドライバーが前方から記念撮影をする。そして、言語別の説明書をもらう。ウチらはもちろん日本語版。地図に番号が振ってあり、その番号にある植物の説明が記されている。1号車は出発していったが、この2号車はなかなか出発しない。ドライバーが「ペラペ〜ラ、ペラペ〜ラ」と何か喋っている。前の車との間隔を開ける必要もあるのだろう。長々と喋る。そしていよいよやっと出発。かと思いきや、少し走って止めては、そこにある植物の説明。ああ、説明が長い。目のやり場にも困る(なにせその植物をじ〜っと眺めていても何か変化があるわけでもないし)。前の家族は気にせず、子供を抱いた奥さんの写真を撮ったりしている。結構オージー・ジョークも言っているらしく、後ろから笑え声が聞こえるが、何がおかしいのか分らない。それにしてもすごい大きなエンジン音だ。車は森のでこぼこ道を大きく揺れながらゆっくり進む。前方に沼が現れた。アーミーダックがスクリューを回し、水面を進み始める。アーミーダックの本領発揮といったところか。再び陸に戻り、約45分の旅は終わった。やっと終わってくれたか。
さて、先ほどの受付に戻り、コアラと写真を撮りたいと伝える。すると、後ろの受付だと教えられた。なるほど、確かに先ほどのドライバーもこっちだと言っていた。さて、先払いの料金を渡し、写真の台紙をもらってドアの中に入ると・・・。 いました! 小さいのが。 子供のコアラ。 何と可愛いのだろう。他にも日本人がいて、キャーキャー言っている。 本当に可愛い。デジタル・カメラで撮影後、すぐにプリント・アウト。最新の技術を駆使してコアラ抱っこ写真ができあがった。さて、そうしていると教えてもらった帰りのバス時間である14:30になるところ。もう少しコアラを見たかったが、バスに乗り遅れるといけないので出口へ。
しばらくしてバスがやってきた。観光客は我々二人だけだ。 |