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ア ン コ ー ル 5 日 間 ★ 徒 然 日 記
第2号 1日目の2――バンコク経由で
シェムリアップに出発! その2 の巻
発行責任者 ちはる
2001.8.2 発行
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§--< Attention! >-------------------------------------------------§
▼この日記は、ちはるが実際にアンコール・ワットのある町、シェムリアッ
プでつけていた日記をもとに、加筆、修正、再構成したものです。
▼もしかしたら文中に、不適当な発言、あるいは間違った記述があるかもし
れません。その場合はどうぞ容赦なくご指摘ください。ただし、旅の折々
で胸の内に生じた感情については、あえてそのまま書いている場合もあり
ます。どうぞご了承ください。
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《2001年5月27日−2》
■ 初の国際線トランジット(乗り継ぎ)
3時40分、飛行機はバンコク[Bangkok]のドン・ムアン[Don Muang]空
港に着。
機体はターミナルに横付けされなかった。よって、パッセンジャー・ステッ
プで地上に降りる。
機内から一歩外へ出ると、むっとした空気が全身に押し寄せてきた。
さすがバンコク、という感じである。
バスに乗ってターミナルに移動。見慣れない柄(?)の飛行機がたくさんい
る。
これもまたさすがバンコク。アジアのハブ港である。
ターミナル1階のバス乗り場に着くと、名前を書いたサイン・ボードなどを
手に持った、スーツ姿の人たちがたくさん立っていた。
何だろう? ここはまだ一般の旅行会社の人は入ってこれないエリアだと思
うから、空港関係者だろうか?
そして彼らはバスから降りてきた乗客の中に目当ての人を探し出すと、何や
ら案内をしながら歩き始める。
もしかしてトランジットの案内をしてるんだろうか?
だとしたらうらやましい話だ。わたしとマダムはこれから自力でトランジッ
トしなくてはならないのに。
そう、旅行前からとっても不安だったのがこのトランジット(transit)。
言葉が通じない国でのトランジットが嫌いなわたしは、たいてい直行便で行
くのでトランジットの経験そのものが非常に少ない。
UA(ユナイテッド)で北京へ行く時に上海で乗り換えたことが2度あるが、
いつもたいてい乗り継ぎ時間がほとんどなかったりなんだりで慌ただしく、係
員の指示にしたがって虹橋空港内をダッシュで駆け抜けていたから、どうやっ
てトランジットの手続きをしたのかすら記憶にない。
それに、上海乗り継ぎの北京行きは同じ中国内、つまり国内線のトランジッ
トだった。
というわけで、今回はタイのバンコクからカンボジアのシェムリアップ
[Siem Reap]へと、初の国際線トランジットとなったわけである。
とりあえず、わたしもマダムも方向案内に出ている「TRANSIT」の文字を
追って、2階の到着ロビー内を移動する。
ドン・ムアン空港は6年前に1度来ているはずなのだが、全然風景に見覚え
がない。
こんなところだったっけか? とあたりを見回しながらぼんやりと思う。
長ーいまっすぐな通路を歩いていくと、左側に3階の出発ロビーへあがる階
段が見えてきた。その階段のさらに向こうには左へと折れる通路がある。
そして、階段付近にはいくつかの航空会社のトランジット・カウンターが
あった。
おお、ここか、と思ったのだが、わたしたちが乗るバンコク・エアウェイズ
(PG)のカウンターはなかった。むう。
じゃあ、もっと先かもしれない、と思い、右側に入国審査場を見ながら通路
をずーっと歩いていったが、今度は方向案内から「TRANSIT」の文字が消えて
しまった。
ということは、この先にトランジットの手続きができるところはない、という
ことか。
どうも、方向案内を見ると3階にもトランジット・カウンターがあるらしい。
マダムとふたり、エスカレータで3階にあがってみたが、やはりバンコク・
エアウェイズのカウンターはなかった。
うーん。困った。
だが、トランジットで迷ったり困ったりすることは覚悟済みだったので、そ
れほどあせりはない。
それでもこんなところでぐずぐずするのもイヤなので、全然関係ない航空会
社のカウンターに座っていた係りの男性に、シェムリアップ行きの航空券を見
せながら「バンコク・エアウェイズのカウンターはどこですか?」と英語で聞
いたら「Down Stair.」(下ですよ)と言われた。
えー、でもさっき、下にはバンコク・エアウェイズのカウンターはなかった
ぞ。
でも、空港関係の人がそう言うのなら下なのだろう、とあきらめて階段を降
りる。
そして壁際に並んでいるカウンターをひとつひとつていねいに見ていくと
・・・あった、Bangkok Airways!
なんと、3階に通じる階段の裏、というか下にあいた三角形の空間、その壁
際にあった(笑)。
こんな隠れんぼに最適なスポットみたいなところにあるなんて〜〜
どうもこの階段下はわたしたちがやってきた方向からでは死角になっていて、
うっかり見落としてしまったようだ。
わかりにくいな〜、もう。
まあ、なんでもいいから早く手続きをすませよう。
ちょうどこの時カウンターには男性が2人、女性がひとりいたが、忙しいの
かヒマなのかよくわからず、話しかけにくい。
しかし、英語で人なつこそうに対応していた男性が、にこにことわたしに話
しかけ、ちゃちゃちゃと搭乗券を発券してくれた。
ほっ、これで一安心。
座席を確認すると、わたしのは「1B」となっている。そしてマダムは
「1A」。1番前の座席か。初めてだ。
搭乗口はターミナル2の48番ゲート。18時発で、17時20分から搭乗
開始か。
(※Attention! ターミナル2だったと思います)
搭乗券と一緒に、係の男性はバンコク・エアウェイズのロゴが印刷された布
製のシールをくれた。
目立つところに貼っておいてください、と英語で言われる。どうやらこの
シールでバンコク・エアウェイズに乗る客なのかどうかをすばやく見分けるら
しい。
じゃあ、これをつけておけば迷っても係の人が声をかけてくれるかも、と不
慣れなわたしたちはちょっと期待する。
手続きが終わってふと後ろをふりむくと、カウンターの向かい、階段下にお
かれたベンチにずらりとスラックスにポロシャツ、帽子姿の「何とか組合ご一
行様」みたいな日本人のおっちゃんたちが並び、そしてわたしたちがもらった
のと同じバンコク・エアウェイズのシールを胸に貼っていた。
うっ。ということはこのおっちゃんたちと同じ飛行機に乗るのか。
このおっちゃん連は別のツアーのお客さんらしく、まだ若い添乗員の女性が
せっせと世話を見ていた。
添乗員って大変だな、と思う。
とにかく、無事にトランジットの手続き終了。あとは飛行機に乗るだけだ。
ドン・ムアン空港でバンコク・エアウェイズにトランジットのみなさま、階
段下のスペースも要チェックです。
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■ ドン・ムアン空港内にて
搭乗券を手に入れて、わたしとマダムは3階の出発ロビーへ。
この時、時刻は4時半くらいだったか。搭乗開始まであと1時間くらい時間
がある。
2階のお土産屋さんが並ぶ出発ロビーに出ると・・・おお、ここは来た記憶
があるぞ。
この黄色がかった色合いの照明といい、タイ風の建物をそのまま移築したよ
うなお土産屋さんといい、うん、確かに昔、ここに来た。
ああ、ドン・ムアン空港だ。
(※Attention! ドン・ムアン空港の第2ターミナルは1995年の12月にでき
た、と聞いたことがあるので、1995年1月に行ったわたしが利用したのは第1
ターミナルでしょうから、この時いたのは第1ターミナルだと思います)
とりあえず、マダムにお付き合いしてお土産屋さんチェック!
マダムはこちらが用心していないと、現地の物価がわからないうちから発作
的にドデカい買い物をしてしまう人なので(そしてたいてい後で「損をした」
とくやしがる)、お買い物の楽しみを奪わないようにしながらも、いざという
時にはストップをかけられる態勢にいないと危ないのだ。
案の定、タイシルクに非常な興味を示していたが、これがまたけっこう高い。
「シルクならカンボジアの方が安く売ってるかもしれませんね」とわたしが
言うと、「そうね、カンボジアの方が物価も安いだろうし」と納得して手を出
さなかった。
危うし、マダム。
それほど時間もないので、ゆっくりとバンコク・エアウェイズが離発着する
ターミナルに移動しながらお土産屋さんをのぞいて歩く。
そしてターミナルとターミナルの境目にある手荷物検査場でチェックを受け
てから指定されたゲートへ向かう。
移動した先のターミナルは、さっきまでいたターミナルに比べてひっそりし
ていた。
そして48番ゲートの待ち合いに行くと、さっきトランジットのカウンター
にいた係の男性が、こんどはゲートのカウンターにいた。
こちらの顔を覚えてくれていたらしく、またにこにこと笑いながら出迎えて
くれた。思わずこちらも笑顔になる。
さて、まだ時間があるな、と思っていたのだが、この時ゲート前のカウン
ターを見ると、「カンボジアの出入国カードは搭乗前にご記入ください」とい
うようなことを日本語で書いた張り紙がしてあったと思う。
「ああ、そうなんだ」とぼんやり思い、次の瞬間には「げ、今書けってこ
と?」という事実に思い至る。そしてマダムとふたり、英語を必死になって読
み下しながら書く(確か、某『地球の歩き方』にもカンボジアのEDカードの
詳しい書き方は載っていなかったように思う)。
だがこのカンボジアのEDカード(A4くらいの大きさで、カードというよ
りは書類だったが)、実際には機内で書いてもよかったようだ。
例の何とか組合のおっちゃんご一行様をひきつれた添乗員の女性が、「今書
かなくてもいいですよー」と声をかけていた。
何だ、あせって損した。
でも、けっこう他の国の人もゲート前のカウンターでEDカードを書いてい
た。
そしてこのEDカード、3枚1組になっていた。
よく見るとEDカードだけでなく、ビザの申請書もくっついているのだ。
ふうん。これからビザの申請をする人もいるのか、と何気なく思う。
48番ゲートの待ち合いには、当然日本人以外にもいろいろな国の人がいた。
シェムリアップに行くくらいだから、きっとみんな目当てはアンコール・
ワット[Angkor Wat]なんだろうけど、それぞれの国でどんな風にアンコール
・ワットって紹介されているのかな、となどと考えてみる。
そんなこんなしているうちに、搭乗案内が始まった。
おわり
※今回のカンボジアMEMOはお休みです。
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■ 編集後記
はい、ドン・ムアン空港でのトランジットの様子リポートでした。
本文中でも書きましたが、必ずしも飛行機に乗る前にカンボジアのEDカー
ドは飛行機に乗る前に書かなくてもいいようです。ゲートで搭乗券もぎっても
らう時も、べつにEDカード見せませんでしたし、飛行機の中で書いている人
もいましたから。
それではまた次号でお会いしましょう。
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