●:=: Angkor 5 days :=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=○
ア ン コ ー ル 5 日 間 ★ 徒 然 日 記
第20号 3日目の6――お昼ご飯はフレンチにて休憩 の巻
発行責任者 ちはる
2001.10.24 発行
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§--< Attention! >-------------------------------------------------§
▼この日記は、ちはるが実際にアンコール・ワットのある町、シェムリアッ
プでつけていた日記をもとに、加筆、修正、再構成したものです。
▼もしかしたら文中に、不適当な発言、あるいは間違った記述があるかもし
れません。その場合はどうぞ容赦なくご指摘ください。ただし、旅の折々
で胸の内に生じた感情については、あえてそのまま書いている場合もあり
ます。どうぞご了承ください。
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‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥《アンコール遺跡群周辺図》‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
北
↑
┼
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| |┌┐┌――――――――┐┌―――┐|
┌―――――┘└┘└―… └┘ ||
|┌―――――――★―… ★ ||★タ・ソム
北大門→ ★ プリア・カン ニャック ||
■■■■■■||■■■■■■ ・ポアン \\
■ || ■ \\
■ |└――――――――――┐ ||
■バプオン |┌――┐┌―――――┐| ||
■象のテラス|| || ■ |└―┐ ||
■など || || ■ └―┐| 東メボン★||
■ ┌┘└┐ || ■ || |└――…
――――――┘┌┐└―┘└――――… || |┌――…
――――――┐└┘┌―――――――… || ||
■ └┐┌┘ ■ || プレ・ループ||
■ バイヨン|| ■ || ↓||
■ || ■ || ┌←←←←←★||
■ || ■ |└―――↓――――――┘|
■ || ■ └――――↓┐┌―――――┘
■■■■■■||■■■■■■ ↓||■■
南大門→ ★ ↓||■■
|| ↓||■■
||■■■■■■ ↓|| ↑
||■┌――┐■ ↓||スラ・スラン(池)
―――――――┘|■| ◎ |■┌―――――――――↓┘|
―――――――┐|■└――┘■|┌――――――――↓―┘
←空港へ ||■■■■■■||┌←←←←←←←┘
|└――――――┘|↓
└―――┐┌―――┘↓ 今回の進路(ホテルへ)
||┌←←←┘
||↓
||↓シェムリアップへ
||
※ 縮尺は適当です。どーみてもアンコールトムが大きすぎる・・・
※ ■は基本的に環濠を意味しています。
※ ◎はアンコール・ワットです。
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《2001年5月29日−6》
■ 塩
午前中の観光は11時過ぎに終了。ふう、暑い。
日差しはかんかん照りである。もー、たまらん。
エアコンの効いた車の中に乗るとほっとする。しかし、タンクトップもその
上にはおったチェックのシャツも、もう汗でびしょびしょである。
ふと、自分の服に目をやる。
この時わたしは黒いタンクトップを着ていたのだが、その胸元が真っ白に
なっている。
げげ。どこか遺跡の壁にこすりつけて汚れたか? と思ったが、考えてみれ
ば背中をどこかに寄りかからせることはあっても、胸から寄りかかったことは
ない。
何だろう? と汚れを払いながらはっと気付いた。
がーんっ! これ、塩だっ!
大量にかいた汗が乾いて、白く塩をふいているんだっ!
ひい〜っ、ミネラル欠乏とかで死なないだろうな、わたしっ!?
まあ、今年の日本の夏は暑かったので、東京でもこれくらい汗をかいていた
かもしれないが、汗の中にふくまれる塩を白い結晶という形で目の当たりに見
たので、この時は本当に驚いた。
こりゃあかん。トイレで困るのがイヤとか言って水を飲まなかったら、間違
いなく身体に不調をきたすぞ。
というわけで、車の中でがぶがぶとポカリスウェットを飲む。
?
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■ お昼ご飯
車は一路シェムリアップへ。
途中、左手に大きな湖のようなところがあった。この時は知らなかったが、
これは午後一番最初に来ることになるスラ・スラン[Sras Srang]という遺跡
だった。
道沿いにはヤシの葉でつくられた家が並ぶ。
『三匹の子豚』って童話じゃないけど、台風がきたりしたら吹き飛ばされな
いのだろうか? と思ったが、Kさんによるとこのあたりは山に阻まれて台風
は海から入ってこれないんだそうな。
ふうん、それでこういうお家でもOKなのか。
朝も通ったアンコール・ワットの環濠沿いを通過する。
「お堀」という意味では、皇居に雰囲気が似ているかもな、と思うが、植物
相は全然違っていた。
車の中でうつらうつらし、11時40分、ホテル着。
さすがに今日は疲れているので、昼の休憩時にどこかへ行く気にならない。
3時にロビーで待ち合わせる約束をして、Kさんとはいったんわかれる。
今日のお昼はホテルのレストランで食べることになっている。
とりあえず部屋に戻って顔など洗った後、12時にはいつものレストランへ。
朝と同じく、客はわたしたちだけ。
この日のお昼はいちおうフレンチ。
A4の紙に印刷された英語のメニューを、ウェイターさんが持ってきてくれ
た。
メニューは下記のとおり。
?
Set Lunch
★SOUP★
Vegetable Cream Soup
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
★SALAD★
Tomato And Egg Salad
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
★MAIN COURSE★
Chicken Breast Cream Sauce with Home Fried Potatoes & Vegetables
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
★DESSERT★
Fresh Fruits In Season
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Tea or Coffee
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
飲み物は別料金なので、何がいい? と英語で訊かれる。「Mineral water,
please.」と答えたら、「Big or Small?」と訊かれた。大小があるのか。
Bigを頼んだら、1.5リットルサイズのミネラル・ウォーターがやってきた。
お値段は3ドル。
さて食事。
まっさきに、3センチ幅くらいにカットされたフランスパンがかごに山盛り
になってやってくる。
ベジタブル・クリーム・スープの具はブロッコリーとインゲン豆だった。き
のこも入ってたかな?
次のサラダはスライスされたトマトとゆで卵にマヨネーズ・ベースのドレッ
シングがかかったもの。ゆで卵はふたつに切られ、ふせて並べられている。
ゆで卵もこう盛り付けられるとなにやら上品。
メインディッシュがチキンのクリーム・ソースがけ。で、添えられている野
菜がブロッコリーとインゲン豆。それにフライド・ポテト。
スープとメインディッシュの付けあわせと味付けが同じだな、と思いながら
食す。でも、野菜もチキンも美味だったので文句なし。
そういや、これだけ自然な土地があるのだから、カンボジアは野菜やくだも
のの自給率が高いんだろうな、と思っていたのだが、Kさんは「きゅうりやト
マトはほとんど輸入品」と言っていた。
ふうん、そういうものか。
そういや、農業だって技術だもんな。土地があっても収穫率の高い生産を行
わないとだめということか――などと考えながら野菜を食べる。
フライド・ポテトはかなり塩辛かった。わたしは塩気の強い食べ物はあまり
好きではないのだが、すごくおいしいと感じる。
ああ、わたし、いま身体に塩分足りないんだな。
味の濃いものがきらいなマダムまで、「このポテト、おいしいわね」と言っ
てたくらいだから、お互い相当汗をかいたことがわかる。
デザートのフルーツは青いバナナとランプータン、パパイヤ、パイナップル、
ドラゴン・フルーツ。
ドラゴン・フルーツは台北でも食べたけど、いま食べているほうがおいしい
な。
でも、あまくない。相変わらずはっきりとした味のないくだものだ(味のう
す〜いキウイって感じ)。
味よりも食感を楽しむ食べ物なんだろか?
パパイヤはきれいにカットされている。
そういや、このホテルに限らず、どこでもフルーツはみんなきれいに飾り切
りされていた。
お隣の国タイにはフルーツ・カービングというフルーツをきれいに切る伝統
文化があるそうだけど、カンボジアもその影響を受けているんだろうか?
食後の飲み物にはコーヒーを所望。
しかし、どす黒いっ! こんなところにフランスのおもかげを残さなくても
いいのに。
うう、ラテに慣れた身体に、このコーヒーは濃いー。
1時。部屋に戻ってベッドでごろごろ。
テレビをつけたらNHKBSではラジオ体操をやっていた。
シャワーを浴びようかと思っていたのだが、横になったらおっくうになった。
1時間ほど寝よう、と目覚ましをセットして就寝。
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■ ふたたび遺跡群へ
2時半。午睡から目覚める。超ねむい。
身支度をして2時50分にはロビーへ。そして外に出ると突然スコールっ!
大粒の雨が玄関前にとまっている車の屋根をばたばた叩く。
おお、南国。
車に乗って町に出ると、ひとつのかっぱを3人でかぶった家族連れがバイク
で道を疾駆していた。
さすが、地元の人は気合がちがう。
雨は強くて空の雲も黒いのに、町は明るく日もさしていた。不思議な天気だ。
オブチ・ホテル(グランド・ホテル)の角を左折して入った道の両側の街路
樹は、幹を地面から1メートルくらいの高さまで、ペンキで白くぬられている。
これって、何か選挙に関係あるんだっけ? 候補者のシンボルカラーを木に
ぬりつけたとかいう。
あれは別の国の話だったかな。
3時17分、検問所通過。
検問所より北の道は、路面がまったくぬれていなかった。
道をアーケードのように覆う木々のせいだろうか? とも思ったが、雨が
まったく落ちてこないということもなかろう。
すると、あのスコールは局地的なものだったのか? むう。
シアヌーク国王の肖像画があるT字路を、今回は初めて右折。
この道を真っ直ぐ行くと、次に訪問するスラ・スランがあるのであった。
おわり
?
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■ 編集後記
はい、今回はひさびさに遺跡を離れて休憩の様子をお伝えしました。
ここでガッツのある方々は、ホテルをちょっと出て町の様子を見たりするん
でしょうね。
残念ながらわたしもマダムも疲れきっていて、それどころではありませんで
したが。
前日のお昼はアンコール・ワットを見学していたなんて、ウソみたいです。
体力のあるうちに、やっておきたいことはやっておきましょうね。
それではまた次号でお会いしましょう。
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・『アンコール5日間★徒然日記』は、インターネットの本屋さん『まぐま
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