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第4号 | |
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1日目の4――やっぱ夏はこれでしょう♪/韓国産ビールの巻 | |
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■ セブン・イレブン | |
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今回の旅行では、わたしはさんざんひとり旅、ひとり旅と言ってきたが、実はソウルに韓国人のメールフレンドがいるのだった。 日本国内ではメールで知り合った人たちと何度かオフ会をしたことのあるわたしだが、外国では初の経験である。けっこうドキドキしながら、部屋の電話のプッシュホンを押す。日本の「ルルルルル」とは違う、韓国独特の「ツー、ツー」という呼び出し音を聞いて待つことしばし。やがて「ヨボセヨ(もしもし)?」の声。ああ、つながった。よかったー。 なんて話しかけよう、と瞬間悩んだのだが、ちはる、もういきなり日本語で「こんにちは」と切り出す。さいわいユンさんもすぐにわたしとわかってくれたらしく、6時50分にホテル前で待ち合わせの約束をして、電話をいったん切る。 さて、時間に目安がついたところで、外に飲み物でも買いに行くか。 貴重品の入ったバッグを持って部屋を出て、エレベーターを待つ。 エレベーターを待つ間、ハングル読解練習にいそしむ。 エレベーターの扉の上の方には小さな棚が作り付けられており、赤く塗ったボーリングのピンが2本置いてある。 ところでこのYMCAホテル、7Fのエレベーターホール前に「自遠方」という名前がついた会議室がある。 1階に降りて、ホテルのすぐ下にあったセブン・イレブンに行ってみる。 それでも、外国に来たらまずこれでしょう、ということで缶ビールを2本入手。OB Lager(オービー・ラガー)とHITE(ハイト)という韓国銘柄の350ml缶である。双方ともにW1,600(約172円)。
![]() 右がOB Lager、左がHITE 中国の青島(チンタオ)ビールなんかは、わたしにはビール自体の味が薄めで甘い感じがするけど(あれはあれで好きだが)、このOBとHITEは味がしっかりしていて、いかにも麦とHOPのお酒、という感じでなかなかおいしい。まあ、ふたつの味の違いがわかるほど、わたしは酒飲みじゃないけど。 ソフトドリンクも買わなきゃ、と飲み物の棚を見回すと、左下の方にジルロ[真露]のビンを大量に発見。 今年の5月末くらいから2週間ほど、東京・渋谷のある映画館で、「韓国新世代映画祭 ’99」というのが開催されたのだが(大阪でもやってた)、そこで見た映画の一本が「カンウォンドの力」だった。 しかし、この映画を見るまでわたしは知らなかったが、カンウォンドのソラクサン[雪岳山:Solaksan]やオデサン[五台山:Odesan]、カンヌン[江陵:Kangnung]は、韓国東北部最大の景勝地なのだそうで、確かに映画を見ていると、内容そっちのけで「行ってみたいっ!」と思わせる美しい風景の連続だった。 特に海沿いの街(カンヌンかな?)の店で、海を見ながら刺身を食べるシーンなんぞは、日本人にはたまらなく魅力的なのではなかろうか? とまあ、映画の内容とは直接関係のないことにばかりについ目が行ってしまったのだけれど(つまらなかったわけではない)、このビンのジルロもそのひとつだった(HITEもよく出てきた)。 ジルロって、本場ではいくらなんだろう、と思って見ると、W950となっている。 軽いショックを受けつつも、その他にポカリスエットの500mlペットボトル(W1,200:約129円)、モリナガのカフェ・ラテに形も味もよく似ているコーヒー(W1,000:約108円)を購入。 飲み物ばかり4本を手に抱えてレジに行く。中国と違って、久々にまったく言葉の通じない国での買い物である。数字はレジに表示されるからよいとしても、何かあったらどうしよう、と緊張しながらカウンターに品物を置く。 お金を払い終えておつりももらって、ほっとしたのも束の間、どういうわけか品物を袋に入れてくれない。 レジの若い男性が、どうやら韓国語で袋をくれない理由を説明してくれているようなのだが、もちろんわかるはずもない。まあ、何か理由があるらしいのはわかるので、あきらめて手持ちのバッグに入れて店を出る。 何となく割り切れない気持ちを抱きつつも部屋に戻る。 初めての、しかもツアーでなくやって来た言葉の通じない国。 おわり
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■ 今回の韓国語 ■ | |
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◆語頭と語中で発音が変わる子音 | |
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例えば、今回本文中にも出てきた韓国の地名の「江原道:カンウォンド」の「カン」と、ソウル市内を流れている有名な川「漢江:ハンガン」の「ガン」は、読みは違いますが、実際にハングルを見ると、同じ文字で表記されています(基本的に同じ漢字=同じハングル)。 また、日本では一般に「ビビンバ」と呼ばれている韓国の混ぜご飯は、ハングルを1音ずつアルファベット表記すると[pi‐pim‐pap]となり、3文字すべて同じ子音が使われています。 語頭と語中で読み方が違うなんて面倒臭いなあ、と初めて知った時は思いましたが、考えてみれば日本語でも同じようなことはやっているんですよね。 例えば[k]でいうと、「瓦(かわら)」という言葉は語中にくると、「鬼瓦(おにがわら)」、「軒丸瓦(のきまるがわら)」に、「靴(くつ)」も「革靴(かわぐつ)」、「長靴(ながぐつ)」になったりします。 また、韓国語で[p]で始まる言葉は、日本語では[h(f)]で始まることが多いので、そうやって考えてみると「袋(ふくろ)」という言葉も、「福袋(ふくぶくろ)」や「紙袋(かみぶくろ」になるし、「塀(へい)」も「板塀(いたべい)」、「土塀(どべい)」となります。 もう、無意識レベルで濁音にしてしまっているんですね。 そうそう、うっかり濁音なんて書いてしまいましたが、韓国語に濁音はないそうです。日本人としては難しいですよね。逆に、韓国人の方が濁音を発音するのは難しいようです。 ちなみに中国語にも、正確には日本語で言うところの濁音はないそうです。難しい(というより面倒臭い)ので、わたしなんかは濁音で発音してしまいますが。まあ、通じれば何でもOKでしょう(と逃げる。だから上達しないのか? え? そんなこと関係ない? そのほうが悲しいのでは・・・(T_T))。 ※このコーナーは不定期です。
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■ 今回のおこづかい帳 ■ | |
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●今回の小計:W5000 (※レートは1999年7月当時、¥100=W930で計算しています)
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■ 編集後記 ■ | |
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それではまた次号でお会いしましょう。
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1日目の1――出発っ! はじめてのおつかい、ならぬ | ||||||
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1日目の2――何ごとっ!? 地下鉄車内で大演説! の巻 | ||||||
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1日目の3――DDRでブチ切レ?/初めて見たソウルの巻 | ||||||
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1日目の4――やっぱ夏はこれでしょう♪/韓国産ビールの巻 | ||||||
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1日目の5――伝統茶院でくつろぎの一服の巻 | ||||||
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1日目の6――そりゃあ早すぎるんでないかい?/ソウルで映画を の巻 | ||||||
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