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第17号 | |
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3日目の1――地下鉄2号線で大ショックの巻 | |
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■ 発音 | |
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さて、今日の予定は奉恩寺とハンガン[漢江:Hangang]遊覧船。あとは気の向くままである。 ルートとしては、地下鉄のチョンノサンガ[鍾路3街:Chongno‐3ga]駅から地下鉄3号線に乗ってウルチロ(ノ?)サンガ[乙支路3街:Ulchiro3ga]へ行って、そこで地下鉄2号線に乗り換えることにする。 フェリー乗り場は地下鉄2号線のシンチョン[新川:Shinchon]駅に近い、とガイドブックに書いてあるので、そこまで切符を買う。W500(約54円)。 切符を手に入れ、電車に乗り、何の問題もなく乗り換え駅で降りる。2号線のホームもすぐに見つかり、「降りる駅はシンチョン、シンチョン」と心の中でつぶやきながら、さて、どっちに行くの電車に乗ればいいんだ? と方向案内を見る。すると、アルファベットで「シンチョン」とある。 途中から席が空いたので座る。目的の駅まではけっこう距離があるはずなので、ゆっくりガイドブックでこれから行く奉恩寺の位置などを確認するか、と腰をすえたのだが、わたしが座ってまもなくして到着した駅で、乗客が全員電車から降りてしまった。 不安を抱えつつもひとりぽつんと車内に残っていたら、車内に入ってきた掃除のおばちゃんに「何とかーっ!」と大きな声で言われて、ひゃあ、と跳び上がった。 まだまだ先だと思って、まったく駅名を確認せずに電車に乗っていたけれど、ここはどこの駅なんだろう? ガイドブックを出して確認すると、チョンノサンガからわたしが行きたかった駅の途中には、ハニャンデ[漢陽大:Hanyang Univ]とコンデイック[建大入口:Konkuk Univ]という大学名を冠した駅が2つある。しかし、目の前の「Hongik Univ」はない。 何なんだよ、いったいここどこなんだよ? と鉄道路線図を必死で見ていると・・・あった! わたしが行きたいのとは反対方向の地下鉄2号線の上にある、「シンチョン」の次の駅だ。駅名はホンデイック[弘大入口]となっている。 ああ、やられたっ! とわたしはその場にへたり込みそうになった。 やられたー、やられたー。 実はカタカナで書くと、地下鉄2号線にはふたつの「シンチョン」駅がある。わたしが行きたかった「新川:Shinch’on」駅と、あともうひとつは観光地としても有名な「新村:Shinch’on」駅だ。 一見すると同じだが、「新川」の方の「Shinch’on」の「o」には、本来は上にチェックマークみたいな記号が付く。だが、「新村」の方には付かない。 しかし、わたしのガイドブックのアルファベット表記は「┤」も「┴」も一緒くたにして「o」だった(もともと上にチェックマークがついた字がJISにないから・・・)。 うおー、もっときっちり発音もハングルも勉強してくるんだったー。 ショックと敗北感をずっしり背中にせおいつつ、反対側のホームに入ってきた電車に乗り込む。
(※Attention! というわけなので、みなさまもわたしのカタカナ&アルファベット表記にはご注意下さい)
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■ 車内にて | |
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わたしは(あくまでも韓国語ではなく)ハングルを勉強してから知ったのだが、漢字1文字は必ずハングル1文字に対応するのだ。 まあとにかくそんなわけで、読める時はハングルは読み、読めない時は数をかぞえ、ガイドブックの鉄道路線図と突き合わせながら、自分が目的の方向に向かっていることを逐一確認する。 そしてソンス[聖水:Songsu]を過ぎた辺りだったろうか(ちょとあいまい)、電車は地上に出た。ああ、この路線ではハンガンの部分は地下でなく、地上に出て橋で渡るんだ。 列車が駅に停まった時、練習のため、ビルの窓などに書いてあるハングルを読んでみる。 そんなふうに、ショックから立直って、ちょっと気分がのんびりとした時。 あれ、いったい何なんだろう? とても新聞売りとは思えない。第一、売りに歩いて来ないし、電車の連結部近くに突っ立ったまま、ずーっと大声でしゃべり続けているし・・・うーん、やっぱりわたしには右翼のアジ演説にしか聞こえないよう。 目があったら怖いので、またしても顔を伏せる。 列車はハンガンを渡り、再び地下へ。 さて、ガイドブックに詳細な地図が載っていないない奉恩寺を、これから自力で探さなくちゃ。
おわり
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■ 今回のMEMO ■ | |
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◆地下鉄の切符の買い方、など | |
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わたしはいずれの買い方にもブチ当たりました。その方法とは、 (1)先にお金を入れてから、料金ボタンを押す。 の2種類です。 (1)の方は、日本の一般的な自動販売機での切符の買い方ですから問題ないんですけど、(2)の方はびっくりしますね。先に料金ボタンを押さないと、お金が戻ってきてしまいますから。 (2)の方の買い方は、香港でも同じだったような記憶があります。 というわけなので、お金を入れて戻ってきてしまったら、先に料金ボタンを押してみましょう。 改札の方は、日本のように切符を入れて通り、間違っていると扉が閉まってしまうタイプと、切符を入れた後バー(棒)を回して入るタイプの2種類が大半でした(第2号で紹介した、定期券をかざして通る、なんて大穴もある)。 あと、やっぱりお札が使えない自動販売機もけっこうあったと思います。そういう時はたいてい近くに両替機がありました。でも、両替機で両替する人と、窓口で買う人は半分半分か、あるいは窓口で買う人の方が多いような感じで、人気なかったですけど。 地下鉄は本当に便利でしたので、みなさまもぜひご活用くださいませ(^ ^)。 ※このコーナーは不定期です。
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■ 今回のおこづかい帳 ■ | |
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●今回の小計:W500 (※レートは1999年7月当時、¥100=W930で計算しています)
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■ 編集後記 ■ | |
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基本的に、やはりハングルが読めなくても、韓国語が話せなくても、ソウルを旅することはできるとは思うのですけど、もしひとりで行くなら、せめてハングルくらいはすばやく読めた方が便利ですねえ。もちろん、読めないと旅するのは無理、というわけじゃないんですよ。「便利」っていうだけです。 まあ、わたしのように中途半端な知識だと、こういう目にあったりもするんですけどね(^
^;)。 それではまた次号でお会いしましょう。
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3日目の1――地下鉄2号線で大ショックの巻 | ||||||
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3日目の2――雨に降られて奉恩寺参りの巻 | ||||||
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3日目の3――団地を眺めてフェリー乗り場への巻 | ||||||
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3日目の4――ついに謎が明かされるっ!?/演説おじさんの正体の巻 | ||||||
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3日目の5――地下食品売り場めぐりは楽し/ロッテデパートの巻 | ||||||
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3日目の6――石焼きピビンバはスッカラッで混ぜるべしっの巻 | ||||||
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3日目の7――キャンディは国境を越えたのに、 | ||||||
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