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第22号 | |
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3日目の6――石焼きピビンバはスッカラッで混ぜるべしっの巻 | |
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■ テレビ | |
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7時にホテルの玄関で待ち合わせることにして、わたしはしばらく休憩。 でも、確かアルファベットには、ある一定量の文章中における出現率というのが調べられているはずで、だから「t」は頻出するとか、「q」はあまり出てこないとか(適当です)あるんだけど、このクイズ回答者たちはそんなのおかまいなしなのか、絶対出てこなそうなアルファベットを叫んで下さる。思わずツッコミを入れたくなる。 しかし、今時こんなクイズ番組で、雨あられのように賞金がもらえる企画があるなんてすごいなあ。日本じゃ景気が悪くなってからめっきり見なくなったような気がするけど。 そんなクイズ番組を見た後、少し寝る。
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■ ミョンドン[明洞:Myongdong]散策 | |
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雨はやんでいるし、今日はそんなに暑くないので、ミョンドンまで歩いていくことにする。 ミョンドン・ソンダンの前の坂は、相変わらず工事中だったけど全然かまわずのぼって行ってOKだった。なんだ、よかったのか。 教会は正面右側のドアが開いていて、そこから中に入れた。ちょうど礼拝中だったので、邪魔にならぬよう一番後ろの隅っこから教会内部を見学する。 教会内の、頭をたれてお説教を聞いている人たちの姿はまばらだった。空いてるなあ、と思ったが、よくよく考えれば、ふつう教会で礼拝があるのは日曜日。だけど今日は金曜日だ。 また、どうしても都合があって、代わりの日にも行けず日曜日の礼拝を休んでしまった人のためにも、きちんと救済措置があるのだそう。何をすればいいんだっけ・・・ちょっと思い出せないな(反省文を何回か書く、とかだったろうか? 免罪符みたい、と思った記憶がある)。 礼拝も終わりに近いのだろう。みんなで一斉に、「アーメン[Amen]」ではなく「アーメ」と唱えていたのが印象的だった。 教会から出た後、「正面からなら見えたんだけど」とユンさん。 ミョンドンにも中華街があるのだという。連れていってもらう。 お菓子屋さんがあったのにちなんで、月餅(日本語で「げっぺい」)の話になる。 さて、夕食を食べようということで、ミョンドンでも一番明るい地区辺りへと移動する。 ユンさんが「あれ、豚カツ屋さん」とお店を指さす。豚カツかあ。こっちじゃ流行ってるのかな? よく東南アジアの国に行くと、地元の食堂でラーメンをたのんだら、いわゆる普通のインスタント・ラーメンで作ったものが出てきて、日本人が「この店では客にインスタント・ラーメンを食わせる気か? ふざけんなっ!」と腹をたてて店の人と喧嘩になる、なーんて話を聞くけど、韓国で「日本式ラーメン」を出している店以外でそれをやったら反則なんだな、とふと思う。 あ、ショーウィンドウの向こうでキムパを作っている人たちがいる。実演して見せているわけか。 日本でも、いかにもお寿司屋さんといった雰囲気の、和服のような白衣(?)に白い帽子かぶった年輩の女性が、店内でお寿司を作っている姿がよく見られるが、この店では、明るい色の服にエプロンをした化粧ばりばりの若い女性たちが、椅子に座っておしゃべりしながら作っていた。 あちこち歩き回った後、昨日わたしが言っていた、石焼きピビンバを食べよう、ということでお店に入る。 しかし、席はカウンターではなく、普通のボックス席。向かい合わせに席に着くと、ユンさんがぱぱぱと注文を済ます。やがて店員さんが、赤い磨りガラスのような質感のプラスチックの大きなコップに入ったお冷やと、白菜のキムチを持ってきてくれる。 そういえば帰国後、友達みんなに「キムチ食べた?」と訊かれたような気がするが、そりゃあもう食べた。だって、こちらから言わずとも、料理を注文すれば必ず付け合わせとして出て来るんだもん。 お昼は何を食べました? という話になる。 日本にいる時は、わたしは仕事でもプライベートでもひとりで食事することが多い。だから、ひとりで店に入って食事することはなれているので、何てことはない。 だけど、もしメールマガジンを書くことになった時に(この時はまだ書くかどうかはっきり決めていなかった)、食べ物の話が少ないと寂しいんだよね。『上海』の時はそれでも小吃があったので、自分的にはそれほどでもなかったけど・・・ そんなこんな話をしているうちに、石焼きピビンバ[トルソッピビンバ]が到着。 さて料理の方は、いろいろな野菜やらお肉やらがのっていて、「わあ、彩りがきれい」と思った記憶はある。が、詳しくは覚えてないな。写真でも撮っておけばよかった。 こんなに日本人の口に合う料理が多い国だもんねえ。
おわり
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■ 今回のMEMO ■ | |
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◆チョッカラッとスッカラッ[chos‐ka‐rak,sut‐ka‐rak] | |
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・お 箸=チョッカラッ になるそうです。 英語でお箸はチョップスティック[chopsticks]、スプーンはそのままスプーン[spoon]ですが、出だしの「チョ」と「ス」は一緒なんじゃのう、などと思うと覚えやすいでしょうか? トルソッピビンバ[石焼きピビンバ]はスッカラッで、チャジャンミョン[ジャージャー麺]はチョッカラッで、しっかり混ぜてから食べましょう(^ ^)。
参考文献: ※このコーナーは不定期です
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■ 今回のおこづかい帳 ■ | |
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●今回の小計:W0 (※レートは1999年7月当時、¥100=W930で計算しています)
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■ 編集後記 ■ | |
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石焼きピビンバは、実は日本で食べたことがなかったので、これが初めてでした。 それではまた、次号でお会いしましょう。
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3日目の1――地下鉄2号線で大ショックの巻 | ||||||
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3日目の2――雨に降られて奉恩寺参りの巻 | ||||||
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3日目の3――団地を眺めてフェリー乗り場への巻 | ||||||
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3日目の4――ついに謎が明かされるっ!?/演説おじさんの正体の巻 | ||||||
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3日目の5――地下食品売り場めぐりは楽し/ロッテデパートの巻 | ||||||
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3日目の6――石焼きピビンバはスッカラッで混ぜるべしっの巻 | ||||||
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3日目の7――キャンディは国境を越えたのに、 | ||||||
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