御病気体験談  卵・ミルクアレルギー りぃの場合
 

 

ご注意:ここで紹介させて頂く体験談は、あくまでも我が家でのケースですから 、「こんな病気もあるのか」など参考にして頂くのは結構ですが、病気は人により症状など様々なのできちんと医師や専門機関での受診をお願いします。

 

アレルギーとは
抗原(アレルギーの原因となるもの)が体内に入ってきたときに、抗体あるいはリンパ球がこれを排除するのが免疫です。このとき、抗原と反応した結果、体に不利な病的状態をおこしてしまうことがあり、これをアレルギーといいます。

卵・ミルクアレルギー
りぃの場合、抗原(アレルゲン)が卵とミルクで、それを食べることで湿疹が出ていました。症状の出方は人によって様々ですが、アナフィラキシーショック(強いアレルギー反応で血圧低下と気管支の収縮を起こす)を起こす場合は特に注意が必要です。アレルギー体質かどうかは血液検査などで調べることができます。

りぃの場合
りぃが生後2ヶ月の時、乳児湿疹だと思っていた湿疹がひどくなり、顔を中心に胸や背中に湿疹が広がり、とても痒そうで、それでもしばらくはかかりつけの小児科でもらうステロイドではないかゆみ止めを塗ってしのいでいました。

それが、夕方で私もちょっと疲れていたせいもあるのか、痒くて痒くて一生懸命手を顔に持っていったり、抱っこすると顔を胸にこすりつけたりするりぃの姿を見て、いても立ってもいられなくなって、すぐにアレルギーも専門としている小児科に走りました。

そこで、一通り症状を見て、話を聞いた先生は、生後6ヶ月までは体質が定まらないので検査は6ヶ月以降に受けること、そして湿疹が少しひどいのでステロイドの塗り薬で治さないと炎症を起こしたところから病気に感染する恐れがあることをおっしゃいました。「ステロイド」と聞いて、ドキっとしましたが、薬局で聞いたり、ネットで調べたりして「使い方さえ守ればとても有効な薬」だということなのできちんと塗りました。

帰宅して早速、薬を塗ると、りぃも落ち着き、次の日にはかなり湿疹も減り、3日位ですっかりきれいになりました。「ステロイド」の威力に結構驚いたのと、だからやめられなくなったり、付けすぎたり・・・なんてことがあるんだなと改めて思いました。そして、もう一つ驚いたのは、湿疹がなくなったりぃの顔。湿疹が出てたときは少しむくんでたようで、顔がすっきり、しかも色白でした。湿疹だらけの時はかわいそうで、あまり写真もとってあげられなくって、本当にこの時はなんでもっと早くアレルギー科を受診しなかったんだろうと後悔しました。

それから、6ヶ月になるまでは、湿疹のひどい時には1日2回ステロイドの塗り薬を塗るといった感じで過ごしていました。
そして、6ヶ月になってすぐに、血液検査、その1週間後にプリック検査(皮膚にアレルゲンを1滴落とし、そこを針で少し傷つけてアレルギー反応をみる)を受けました。別室に連れて行かれたりぃの泣き声が聞こえてきました。


まず、血液検査の結果、卵とミルクのアレルギーであることが分かりました。予想はしていましたが、母乳で毎日のように私を通してりぃはとり続けていたので、なんだか申し訳なく思いました。
プリック検査でも、やはり卵、特に卵白に反応していて、他にも、少し反応があったものがありましたが、結局除去することになったのは、卵とミルクでした。

完全母乳で育てていたので、ミルク、しかも大豆から作られたミルクは全く飲もうとしないりぃ。結局、この時から卒乳する1歳6ヶ月までの1年、私は卵とミルクは口にしなくなりました。

私が食事で卵とミルクを除去するようになったら、もう「ステロイド」に頼らなくても大丈夫になりました。ただ、心配なのは、離乳食。私は母乳の間だけ、我慢すればいいけれど、もしかしたらりぃはずーっと卵もミルクも食べられないかもしれない・・・そう思うとなんだかかわいそうで。だって、卵とミルクと言ったら、ケーキはもちろんプリンやヨーグルト、グラタンだって食べられません(すいません私の好きなものばかりで)。

その頃の食事は、私は和食中心の食事で、離乳食を始めたりぃもお米中心。マヨラーではなかったのですが、たまに食べたくなるので地元生協でノンエッグマヨネーズというものを買って、食べていました。ドレッシングっぽい味でしたが、十分代用でき、みんなのサラダもそれで作ったりしていました。ずぼらで賞味期限位しか見ない私が、その頃から何を買うにもパッケージの裏の材料を念入りに調べるようになりました。

あまり切実さが伝わらなかったかもしれませんが、次の検査のある1歳6ヶ月まで、私もりぃもかなり頑張ったと思います。(実際にはりぃは初めから卵もミルクも、ケーキもプリンも味を知らなかったので、まだ良かった。でも、時々お菓子を出されても食べられないことがあり、さすがにそれはかわいそうだった。)

1歳6ヶ月の検査でも、前回同様にまず血液検査、その1週間後血液検査の結果を見て、プリック検査となりました。この時の血液検査の結果で、なんと、ミルクのアレルギーが改善されていたのです!あまり期待してなかったので、すごく嬉しかったのを覚えています。卵についても、数値が減っていて、先生も3歳位までによくなる子も多いので、はっきりとは言えませんが、よくなるかもしれないとのことでした。そして、ミルクについては、体調のいい時を見計らって、少しづつとるようにとのこと。恐々ですが、ミルクはお気に召さなかったので、ヨーグルトから少しづつ試したところ、全く問題なく食べる事ができました。食事の種類の面でも、栄養面でもミルクが大丈夫になったということは、とてもプラスでした。

さて、それで、かなり安心してしまった私は、本来なら定期的に来てくださいと言われていたのに、すごく混んでいる病院だったので、全く受診していませんでした。その間、、卵についてははパンやクッキーなど少しづつ与えて大丈夫なら、ケーキのスポンジも・・・という様に様子を見ながら食べさせていました。卵を食べる、食べない関係なく、おしりのところに少し湿疹が出ることがありましたが、ひどい湿疹は出ることなく、3歳をすぎました。

たまたま、りぃが足の爪のところの炎症で皮膚科を受診した際に、卵アレルギーの話をぽろっとしたところ、皮膚科の先生に「卵アレルギーなら少し食べてもだめなはずだし、食べられるのなら治ってるはず、どちらにしろちゃんと指導してもらわないと・・・」といったような感じで一喝されてしまいました。(反省)確かに、幼稚園入園も控えていて、その点では食べられないなら本人にもちゃんと教えなくてはと思っていたところ、また以前お世話になっていたアレルギーも専門の小児科へ行ったのでした。

この頃にはすでに3歳7ヶ月になっていたりぃ。血液検査をしたところ、なんと卵の数値が少しはあるものの、ほぼ改善されていたのでした。また、加熱した卵については全く反応がなく、生はだめだけど、加熱した卵なら食べられうことになったのでした!まあ、実際には、ケーキとかクッキーとか卵が入ったものをすでに食べていたので、かなり改善されているとは思っていたのですが、はっきり検査で分かったことで安心しました。

そして、今やっと卵料理を本格的に食べるようになったところ。朝、りぃのお皿にはいつもなかった卵も少しづつですがのっかるようになりました。本人は、しばらくは「だって、オレ卵食べられないんだよ!」(なぜかオレ)と言い張ってましたが、今では「もう、食べられるんだよ」と食べるようになりました。

乳幼児のころのアレルギーは、多くの人が体ができてくる3歳、または小学校入学までには改善することが多いと聞きます。でも、全部が全部そうなるとは限りません。りぃにしても、湿疹が出やすいのは今も変わらず、ハウスダストなど気を付けなければならないと思っています。必要以上に神経質になることはありませんが、やはり専門の医師の意見を聞いて必要であれば、除去などすることも必要ではないかと思います。

 
BACK