よしこの本棚

     

    お気に入りの本、最近読んだ本についての一口感想文です。

                       

 

     「スプートニクの恋人」 村上春樹著 講談社

村上春樹さんの本にしてはさらっと読めてしまうけれど、読後は心に残るものがありました。
ラストがちょっと意外で、でもほっとしたような。
「ぼく」が万引きをした男の子に話をする部分が好きです。

      

     「辺境・近境 写真篇」 松村映三plus村上春樹 新潮文庫

村上春樹さんの旅行記「辺境・近境」の写真篇。写真を撮っているのは松村映三さん。
文章で読んだ「辺境・近境」(村上春樹著 新潮文庫)の旅とはまた一味違って楽しめます。
特にメキシコとノモンハンの写真に惹かれました。

    

     「泣かない子供」 江國香織著 角川文庫

江國香織さんの文章を読んでいると、心が落ち着いてきます。物事をとらえる視点がとても繊細で、
心の中にあるのだけれど意識していない気持ち、見過ごしている気分を言葉にしてもらっているように
感じるからかもしれません。
この本には短めのエッセイがたくさん収められていますが、家族について書いたエッセイがよかったです。
家族に対する愛情がにじみ出ている気がします。

 

「深呼吸の必要」 長田弘著 晶文社

私の大好きな散文詩集です。特に「あのときかもしれない」という詩がお気に入り。
この詩は森遥子さんの小説の中にも出てきたような。
気分的に深呼吸が必要な時に読むと、心が洗われる本です。

 

「ミラクル育児図鑑」「ワンダホ育児図鑑」「ハイパー育児図鑑」 高野優著 婦人生活社

私の一押し育児マンガです。何と言っても絵が可愛い。そして、こういうことってあるある・・・と
共感してしまう子育ての日常が描かれていて、何だか嬉しくなってきます。
高野さんちの姉妹、凛ちゃん凪ちゃんの成長も他人事ではなく感じられてたりして。
赤ちゃん、幼児の育児中のママにお勧めです。

 

「Harry Potter and The Sorcerer's Stone」 J.K.Rowling  scholastic

日本でも話題になった「ハリー・ポッター」シリーズの第一作目。アメリカ版の洋書に挑戦してみました。
結構知らない単語も多かったのですが、読み通すことができたのは、やっぱりストーリーの面白さのおかげ
でしょう。世界中で話題を呼んだのも納得できます。
もし子供の頃にこの本を読むことができていたら、きっとものすごく夢中になっていたと思います。
あの頃に夢中になった本の数々を久しぶりに思い出しました。
シリーズ第二作の「Harry Potter and The Chamber of Secrets 」も早速買いました。楽しみ、楽しみ。

 

「翻訳夜話」 村上春樹、柴田元幸著 文春新書

実は翻訳に関心がある私。この本もとても興味深く読みました。
この本の中で、村上さんと柴田さんがそれぞれ、同じカーヴァーとオースターの短編を
訳しているのですが、読み比べてみて、訳し方ひとつでこんなにも作品の雰囲気が変わるものか
と驚きました。翻訳って奥が深い・・・。ますます興味が湧きました。

  

「Harry Potter and The Chamber of Secrets」 J.K.Rowling  scholastic

第二巻も期待に違わぬ面白さでした。
今回、ハリーの抱える秘密が徐々に明らかになってきましたが、第一作から通して至るところに
伏線が張られていたことが分かり、その段取りの緻密さに感心。
これはもう、第三巻も読むしかない、という気分です。ペーパーバックになるまで待てません。

 

「グリーンマイル」1〜6 スティーブン・キング著 新潮文庫

面白くて六冊一気に読んでしまいました。ホラーは苦手でスティーブン・キングの本は
殆ど読んだことがなかったのですが、夫の勧めで読んでみたらこれが面白い!
刑務所が舞台で決して明るい小説ではないのですが、練られたストーリーにぐんぐん
引き込まれ、そして考えさせられるところもある話です。映画も観てみたいな。

 

「子育てはゴリラの森で」 岡安直比著 小学館

ゴリラの孤児を森へ返すプロジェクトのために、六歳の娘を連れてアフリカへ渡った著者の
体験記です。そのパワーと行動力にはただただ脱帽。世の中にはすごい人もいるものです。
マラリヤ、内戦、ゴリラの生態etc.初めて聞く話ばかりで、この本は新鮮な驚きに満ちていました。
私にもこの著者の十分の一くらいでもパワーがあったら・・・なんて思ってしまいます。

 

「Harry Potter and The Prisoner of AZKABAN」  J.K.Rowling  scholastic

またまた夢中になる面白さでした。
今回は思春期を迎えたハリーの内面的な成長ぶりも描かれていて、ビルディングスロマーン
のような感じ。
アズカバンの囚人の意外な正体にもびっくりで、ストーリーの面白さも、一巻二巻に
ひけを取りませんでした。
さあ、次は四巻だ!

 

「アジアでくつろぐ」 長崎快宏著 PHP文庫

副題に「ケチケチ旅行の達人が教える極楽一人旅」とあるように、タイ、ラオス、ベトナム、
カンボジアをいかに安く楽しく旅するかを書いた本。どの国にも足を踏み入れたことのない私も、
行ってみたくなってしまいました。
おいしそうな料理(私はエスニック料理が好き)、気持ちよさそうなエステ&マッサージ(日本じゃ
高くて......)。
ここまでケチケチ旅行ではなくてもいいし、一人旅は無理だけど、そのうちきっとアジア旅行も
してみよう!
独身時代にしたヨーロッパケチケチ旅行のことを、久しぶりに思い出してしまいました。

    

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