「クレーの絵本」 パウル・クレー絵 谷川俊太郎詩 講談社

私の大好きなクレーの絵に谷川俊太郎さんの詩がマッチした、素敵な本です。
平易な言葉で綴られた奥の深い詩はどれもいいのですが、
私が特に好きなのは「愛  Paul Kleeに」という詩です。
最後に載っている「魂の住む絵」というあとがきのような文を読んで、とても共感
しました。

 

「バリ&モルジブ旅行記」 銀色夏生著 角川文庫

銀色夏生のつれづれノートシリーズを愛読している私。この本はその番外編とも
言える旅行記です。きままな旅という感じが漂ってくる文に写真も満載で、リゾートで
のんびりしたくなってしまいました。
銀色夏生の撮る写真は視点が面白いと思います。でもこの人の本は好き嫌いが
別れるかな。私も詩などはあまり好きではないのです。

 

「赤ちゃんからのシュタイナー教育」 ラヒマ・ボールドウィン著 合原弘子訳 学陽書房

オーストリアの思想家ルドルフ・シュタイナーの教育に興味を持ったのは十年以上も前のこと。
子安美智子さんの著書を読んだ時でした。それから年月は過ぎ、自分も子供を
持つ身となったものの、日々の育児に精一杯でシュタイナーの教育の話などすっかり忘れて
しまっていました。
それが先日書店でこの本を見つけ、もうすぐ二人目も生まれてくることだし、と読んでみることに
しました。
この本に書かれていることのなかには、ちょっと共感できなかったり、現実の育児の中では
難しいんじゃないかと思えるものもありましたが、how toものの育児書が多い中で、根本的な
ところで子供に向かい合う姿勢を説いているところが、とてもよかったです。
目の前の些細なことにイライラして子供にあたってしまう時は、この本を読んで頭を冷やそうか
と思います。

 

「Harry Potter and the Goblet of Fire」  J.K.Rowling著 scholastic

とうとう第四巻も読み終わりました。今回は前半、ちょっと退屈かなと思ったのですが、
途中からずんずん引き込まれました。
物語も意外な展開があって面白かったうえに、Harryの敵Voldemortが復活したことで、
続きがますます楽しみになりました。
第五巻発売が待ち遠しい。

 

「スキップ」 北村薫著 新潮文庫

高校生の女の子がある日突然25年後にタイムトリップしてしまう話。
でもSFではないし、主人公の心の動きには共感できるところも多々あって、
思いのほか楽しめました。
この本は<時と人の三部作>の一作目だそうで、二作目の「ターン」も読んでみたいな。

 

「冷静と情熱のあいだ Rosso」 江国香織著 角川文庫
「冷静と情熱のあいだ Blu」   辻 仁成著 角川文庫

二人の作家が同じ恋愛を、一人は女性の立場から、一人は男性の立場から書くという
かたちは、新鮮でおもしろかったです。
どちらもそれぞれによかったけれど、Rossoのほうはイタリアの生活描写がなんだかちょっと
鼻についた感じ。Bluのほうが楽しめました。
でも自分が実生活で結婚してしまった今では、恋愛小説に対する見方もちょっとさめてしまって
いまいち話に入り込めない気がします。これってひょっとしてオバサンになった証拠?