♪パパといっしょ♪

息子が産まれて、ついつい夫のことは二の次になりがち。
時々、いや、たま〜に反省。
でも、なんだかんだ言っても私が一番幸せを感じるのは
夫が息子をすごくすごくかわいがって
遊んであげているのを目にするときなんです。

 


いちご 

 息子はイチゴが大好き。普段からあまり食欲があるほうでなくて、体も小さいので、食べてくれるものなら

与えたい。そう考えて、以前はそれほど安くもないイチゴを買うことはあまり多くなかったのだが、今では

我が家には常にイチゴが欠かさずある。一粒のイチゴを一口大に切ってやる。息子のお腹がいっぱいになって

あまり食べない時は、残った分を私がいただく。そういえば最近、一粒大の、切ってないイチゴなんて久しく

食べてないなあ、と、ふと思った。友人にそう話すと、「でもダンナさんはそれ以上に食べてないよねえ?」

そこではじめてその事実に気がついた。反省して夫にイチゴを出すと、喜んで食べた。「いやあ、最近よく

ウチの中でイチゴを見かけるんだけど、なかなか口に入ることが無かったんだよなあ。」と言って、喜んで

食べていた・・・。

 

 

大いに親ばか

 ご多分に漏れず、我が家もなかなかの親ばかだ。「やっぱりウチの子が一番可愛いよねえ。」(いつか

刺されるぞ!)「なんでこんなに可愛いんだろうね−」「完璧だよね!」などなど、多分周りで聞いていたら

呆れてしまうかもしれないことを平気で言っている。

 でも、わが子は「いけてる」時と「いけてない」時の差が大きいのだ。朝起きた時は両目とも重たげな一重瞼に

なっている。午後になるとパッチリしてくるのだが、そうなると「さあ!出かけるぞ−!(可愛い私の子どもを

見て!)」という気になる。(第3者が見たらあまり違わないのかもしれないけど。)

 ある日、いつものようにひとしきり夫と親ばか話をしたあとに、私が一言。「でも・・・、実は・・・この間朝起きた時、

小堺一機に似てる・・・って思った。」と告白した。夫はすぐさま「ひどいなあ、そんなことないよなあ。」と息子を

フォローしたのだが、そのあと一呼吸置いて、「・・・実は、オレもこの間・・・山崎ほうせいに似てるって思ったことが

あったんだ・・・。」とすまなそうに言った。どっちに似ててもお笑いの道だ・・・。

 それから、この話題を締めくくる台詞。「でも、どんなに不細工でも、その不細工さがかわいい!って思うよね。」

こうだから、親ばかを救う道はもはや無いのだった。

 

 

クリーニング

 クリーニング屋さんに、夫のワイシャツを渡しながら、ふと思い出した。そういえば、出産前は全部自分で

アイロンがけしてたなあ・・・。人間楽な道を一度覚えると、もう後戻りできない。

 

 

お買い物

 息子が産まれてから、買うのはほとんど息子の服ばかりになった。でも時々は、「わたしも、キレイなママで

いなくっちゃネ。」と、自分の服も買ったりする。ある日、夫が出かける前に「ねえ、オレ、何着てけばいいかなあ。」

と、「よれっ」としたTシャツを着て考えこんでいる。それではじめて、最近夫の洋服を買っていないことに気付いた。

ちょっと罪悪感を感じ、数日後バーゲンに出かけて、夫の服を数着買ってきた。もともと安い服がさらに半額に

なっていたのだった。そうとは知らず、小躍りして喜ぶ夫。「ありがとー!高かったでしょー」「いや、安かった

の・・・」「このブランドっていいんだよね。」「そうかなあ?・・・安かったし。」「オシャレだね−」「すごく安くて、

さらにもっと安くなってたの。安くて・・・」「・・・・・うるさい、聞かないようにしてるのに、安い安い言うな。」 

ああ、ゴメンね、夫。

 

 

のび〜るおっぱい

 授乳をしていると、それを眺めていた夫が言った。「それって、痛くないの?」

 「痛くないよ−。・・・始めの頃は痛かったけど、もう慣れてきたし、乳首もビヨ〜ンと伸びるようになったしね。」

と答えると、「ビヨ〜ンと伸びる・・・」と、夫はなんだかゲンナリした顔をしていた。

 産んじゃうと、もう色気も何もないですね。

 

 

どっちの布団が大事?事件

 ある晴れた日のこと、ベランダで布団を干していると、それを見て夫がポツリとこう言った。

「ねえ、なんで、拓の布団には布団バサミがついてて、オレのにはついてないの?」

・・・ちっ、ばれたか。理由はただ一つ、それは布団バサミが足りないからなんです。

決して、夫の布団は飛んで行ってしまっても構わない、などとは思っていないんです・・・。

 

 

なんてことない話

 夫がゴルフに行った時のカバンの中身を片付けた。その中に雨合羽が入っていたのだが、

しまい場所が決まらないので、そのあたりに置きっぱなしにしておいた。そのあと洗い物をしていたとき

夫が「ねえ、このカッパどうしたの?」と聞く。「ゴルフ道具の中に入ってたのよ」と、振り向きもせずに答える。

「え、ゴルフ道具?なんで?」と言うので、「だって入ってたよ。アナタのでしょ。自分で荷物に入れてたんでしょ!」

「でも・・・オレこんなカッパ見たことないなあ・・・えー、ゴルフ道具の中に???何でだあ?」

いつまでもごちゃごちゃ言っている夫に、もう!忙しいのにうるさいなあ、と振り向くと

夫が手に持っていたのは、友人が拓にプレゼントしてくれた、河童のぬいぐるみだった。

ああ、カッパ違い。冷たくしてゴメン。思わず苦笑い。

 

 

目覚めない夫

 夫は、起きている時は拓の面倒をよくみてくれる、とっても良い父親だ。でも、寝ているときは「なんでこの声で

目覚めないの?!」とあきれを通り越して驚いてしまうほど、絶対に起きない。しかも休日は昼まで寝ていて、

夕方からまた寝る、といったふうなので、わたしは泣きわめく息子を抱きかかえながら、時々夫を

蹴飛ばしたくなる衝動に駆られてしまう。でも、私も妊娠前は真夜中にいくらパトカーや救急車のサイレンが

けたたましく鳴り響いていても、絶対に目覚めなかった。「それでも母親になると、子どものちょっとした声で

目覚めるから不思議よね」というのをよく聞くが、まさに私もそうなのだ。父親は子どもがいくら泣いても

目覚めない、というのもよく聞く話で、仕方ないのかなあ、と思いつつも、今日も夫に蹴りを入れたくなる

私なのだった。

 

おかえりなさい

 出産前は、夫が仕事から帰ってくると、(ほぼ)必ず「おかえりなさ〜い」と忠実な犬のように玄関で出迎える

妻だった。それが出産後は、息子に手がかかるので毎日迎えに出られるとは限らない。たいていは台所に

立ったまま、または息子のお守りをしながら「あ!拓、パパ帰ってきたよ!お帰りなさ〜い」と叫ぶだけだ。

そして先日の夜も、夫が鍵をガチャガチャやる音に、「パパだ〜」と待ち構えていると、夫は「キ、キンチョ−ル!

キンチョ−ル!」と叫びながら戦闘体制で部屋に入ってきた。妻も息子も出迎えず、出迎えたのは一匹の大きな

ゴキブリだったのだ。。。

 

おやすみなさい

 以前、夫の仕事の忙しさがピークを迎えていた頃、私は息子を寝かしつけてから入浴していたので、

息子がなかなか寝てくれない日は入浴時間も遅くなってしまって大変だった。でも最近は夫が気を効かせて

「オレが見てるから入ってきなよ」と言ってくれるので、ゆっくり入浴することができる。しかし、たいていは

風呂からあがってくると息子は「ぎゃああ〜」と大声で泣いていて、それから私が寝かしつけることになるのだ。

1度だけ、私が入浴を終えて部屋に戻ると、夫が既に息子を寝かしつけてくれていたことがあった。それは

楽チンで嬉しかったのだが、「ええ〜、もう寝ちゃったの?」と、ちょっぴり寂しい気がしてしまう私なのだった。

 

夫に対する気持ちと態度の変化 (つれづれ日記より)

 夫が風邪を引いた。以前なら、一番初めに出てくる言葉は「だいじょうぶ?」

それが、いまは「拓郎にうつさないでね!」

 拓郎を産む前は私は夫の身の回りのことをできるだけやってあげたいと思っていた。

それが今では「いってらっしゃい。あ、ついでにゴミお願いね」「ちょっとは手伝ってよ〜」

「自分の事は自分でやってちょうだい」

 もちろん夫も子どももどちらも大切。でも子どもはまだ自分で何もできないし守ってあげなきゃと思うけど

夫は大人だから一人でなんでもできるでしょ。ときどき、夫に悪いな、ちょっと冷たかったかな、と

反省するけれど・・・。