ぼくちん落ちる

これは、ぼくちんが1歳半ぐらいの時の事かな。ちょっと肌寒い日でした。いつもの様に、3人が外でわいわいと遊んでいました。 私は、うちの中で何かをやっていて外には出ていませんでした。もちろんちょくちょくチェックはしていましたよ。 ぼくちんは、こんな小さい時からちょろちょろしている子でした。公園を挟んで向かい側のうちの中に大好きな猫が 入っていってしまいました。そこのうちの裏庭のドアの下はかなり開いているので、ぼくちんはくぐっていけちゃうのです。 そうなのです。ぼくちんは、猫を追いかけてドアの下から、あっという間にその家に侵入してしまったのです。困った。それを見ていた私は、娘たちをドアの下からくぐらせぼくちんの様子を見に行かせました。 私は、走ってそのうちの前に行ってドアのベルを鳴らしました。彼らは、どうもDINKS。だから、ほとんどいない。やっぱり、いませんでした。 そして、前のドアから、うちの娘達が大パニックしている様子が見えたのです!大変だ!!そうなのです。彼らのうちにはすごい深い池があるのです。ぎゃー、急いで後ろにいかなくてはいけない! そのパニックしている声を聞いたパパは、3階にいたにもかかわらず、すごい勢いで走り、靴も履かずに彼らの塀を飛び越えて(きっと2mぐらいはあるのでは??)ぼくちんを救いに行きました。 ぼくちんは、その汚い苔だらけの池の中に浮いていたそうです。ぶくぶく、していたそうです。パパは、池に入りぼくちんを抱き上げ、塀の上からぼくちんを私に渡しました。ぶるぶる震えて真っ青になっているぼくちん。 私は、すぐにベットルームに連れて行き、ジャケットをすぐに脱がせ羽毛布団にくるみました。ぼくちんはショックで寝てしまいました。とにかく暖かくして。 しんでしまうかと思った。あんなに、男の子が産まれて喜んでいたんだから。お医者さんに電話して、指示をして頂きました。寝ている間、涙が止まりませんでした。あっという間に、子供が危険に陥ってしまう。 パパがいなかったらどうしていたんだろう。あんな高い塀は飛び越えられないし、下からはくぐれないし、そこの隣のうちは柵が付いているので入れないし。。。 実は、パパはその日も出張の予定が入っていました。でも、なぜかその週末だけは家にいたいと思ったそうです。何かの知らせがあったのでしょうか? その後、ぼくちんは大丈夫。またもや近所の話題のタネになってしまいました。そして、後で、その池のあるうちにいって、「あなたのうちの池の中に、今日うちの息子が落ちました。長靴がまだ池の中にありますので、 探して頂けませんか?」言うと、「大丈夫ですか?」の一言もなく、顔色も変えずに池の中をぼうでつっつき、「ないですね。」だって。この人はそこの夫婦の父親。どうも、その夫婦はシンガポールに出張中なので、父親が来てうちを管理しているらしいのです。 「危ないので、塀の下に何か置いて、子供達が入らない様にして頂けませんか?」「猫が入れるように下を開けてあるんだけれど。(猫はどこからだって、入れるだろーが!)住人が今いないので、解りません。」 何だ〜、このくそおやじ。近所では、そんなに塀の下に隙間が空いているのはお宅だけだよ!まして、いつもいないんだから、何かあったらどうするの?まあ、しばらくして下に何かを置いてくれたけれど、子供達がどける事が出来るようなもの。役に立たない。 それも、しばらくすると無くなったけれど。そして、夜の12時ぐらいに寝て、朝の7時ぐらいには起きて下に行くと、何と!!我が家の裏庭の窓の所にぼくちんの長靴が置いてあったの。これって、真夜中に、勝手に我が家の裏庭の塀を開けて入ってきたって言う事ですよね。信じられない!! 大人なんだから、いくら忙しくてもちゃんとベルを鳴らして渡して下さいよね。近所の友達に話したら、「Gek(Crazy)だよね。やっぱり。」と言っていた。気味悪い。