1、母乳は赤ちゃんにおっぱいを吸われることによって出るようになります。多く授乳すればするほど、長い時間授乳すればするほど、出るようになります。
逆にミルクを足せば足した分だけ出なくなります。足すとしても1回に30ccほどにして、だんだんと足すのを止めていきましょう。
もし、母乳が足りなくて赤ちゃんがすぐにほしがるようでもまた母乳をあげて下さい。初めは大変ですが、だんだん間隔が空いてくるはずです。
2、体は絶対に冷やさない。必ず暖めましょう。
マッサージのときに冷たい手で乳房を触ったり、冷たい清浄綿で拭くのも止めましょう。蒸しタオルや熱いお湯で絞ったタオルなどでおっぱいを暖めるのは効果的です。(乳腺炎のときはダメよ)
赤ちゃんのお風呂はパパにまかせて、ママはお風呂にゆっくり浸かって体を暖め、からだを休めましょう。
3、水分をたくさん採りましょう。
母乳は血液からできますが、所詮は水分です。水分が不足していると母乳が出なくなるだけではなく、ママが便秘になったりします。
また、なるべく暖かいものを飲みましょう。冷たいものを飲むと体が冷えて血行が悪くなります。野菜がたくさん入ったスープなどは栄養と水分がとれてもっとgood!寒い時期はお鍋なんかもいいですね。栄養もたくさんとりましょう。
4、授乳後、残った母乳は絞って、おっぱいが空になるようにしましょう。
おっぱいは需要の分だけ出るようになります。おっぱいを空にすることによって需要を増やすのです。
5、授乳の前にマッサージも血行がよくなり、効果的です。乳首を貫通させるようなマッサージもしましょう。でも痛めるようなマッサージは止めてね。
6、お餅は母乳の出がよくなるそうですが、あまり薦めないと言う助産婦さんもいました。『フェンネル』や『サフラワー』『セイヨウニンジンボク』というハーブや『たんぽぽ茶』は効果があるそうですよ。
7、睡眠はなるべくいっぱいとりましょう。とはいえ、夜中の授乳があったりしてなかなか難しいですが、昼間、赤ちゃんが寝たら一緒にお昼ねしちゃいましょう。休養が大切です。
8、ストレスは母乳の大敵です。あまり悩んだり、ストレスをためないように!回りの人の言葉や育児書に書いてあることは聞き流した方が無難です。
1989年、WHO(世界保健機構)とユニセフ(国連児童基金)は全世界の産科医療関係者に、『母乳育児を成功させるための10ヶ条』という共同宣言を尊守するように呼びかけました。これから出産をする方は参考にして下さい。
『母乳育児を成功させるための10ヶ条』
1.母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること
2.全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること
3.全ての妊婦に母乳育児の要点とその方法を知らせること
4.母親が分娩後30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること
5.母親に授乳の指導を十分にし、もし、赤ちゃんから離れることがあっても、母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること
6.医学的に必要がないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと
7.母子同室にすること。赤ちゃんと母親が1日中24時間一緒に居られるようにすること
8.赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるままの授乳を勧めること
9.母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと
10.母乳育児のための支援のグループを作って援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介する事