child room

一日に一回でいいから子どものことじっくり見てね。
子どもの考える事って不思議よ。
 
お腹の赤ちゃんは…
久々に喋ったM君。
その時、私のお腹の中に赤ちゃんが居ることを伝えた。
保育士「らん先生ね〜。お腹に赤ちゃんが居るんだよ。」
M君「赤ちゃん?」
とお腹の辺りを見るのでお腹をさすり知らせた。
保育士「そうだよ。ここにいるんだよ。」
M君「お腹には5匹居るの?」
保育士「えっ?5匹?」
M君「うん、M君のおばあちゃんちでね、いぬの赤ちゃんが産まれたの。5匹産まれたの。」
保育士「そうなんだ〜。いぬの赤ちゃん5匹も産まれたんだね〜。でもね、らん先生の赤ちゃんは5匹も居ないんだな〜。1人しか居ないよ。」
M君「1人なの?」
保育士「そうだよ。」
M君「ふ〜ん、そうなんだ。」
と不思議そうな顔。
お姉ちゃんしかいないから不思議なんだろうか?
でも、5匹と聞かれたのにはびっくりしたな。^_^;
先生の仕事って?
外で遊んでいたときのこと。
私の近くにいたIちゃんが急に「今日パパ仕事なんだよね〜。」としんみりと言った。
保育士「そっか〜。でもパパが仕事しないとご飯も食べられないし、着る服も買ってもらえなくなっちゃうもんね。Iちゃんやママの為にがんばって仕事してくれてるんだもんね。」
Iちゃん「うん。そうだよね。パパお仕事してくれてるもんね。」
保育士「そうだよ〜。パパはいっぱいいっぱいお仕事してるんだよ。」
Iちゃん「ねえ、先生はどんな仕事するの?」
保育士「えっ?」
Iちゃん「だから、先生はいつお仕事してるの?」
保育士「今仕事してるんだけどなぁ。。。」
Iちゃん「えっ?先生はこれが仕事なの?」
保育士「そうだよ。みんなと一緒に遊んだりね。」
Iちゃん「遊んでるのは仕事じゃないよ。」
保育士「先生達は、みんなと遊ぶのとみんなが何してましたよって色々書いたり、おうちにお手紙書いたり、壁に画用紙で作ったりしてるのが仕事なんだよ。」
Iちゃん「あ〜ぁ、いつも字書いてるやつ?」
保育士「そうそう。」
Iちゃん「じゃあ、お金もらってるの?」
保育士「そうだよ。だってお仕事してるんだもん。」
Iちゃん「ふ〜〜ん、そうなんだ。」
 
さて、これでほんとに分かってくれたかな?先生達もちゃんと仕事してるんだよ〜!(笑)
髪の毛を…
ポニーテールをしてきて朝からルンルンだったSちゃん
しかし、外に行く時にはクラス色の帽子をかぶるから、帰ってきたときにはボサボサに…。
5歳とはいえ女の子。鏡を見ては直そうとしている。
それを見ていると、ふとSちゃんと目があった。
何かをひらめいたように近寄ってくるSちゃん。
 
Sちゃん「先生。髪の毛カットして!」
保育士「えっ?カットって…。」
Sちゃん「うん。綺麗にカットしてね。」
保育士「カットって切っちゃって良いの?」
Sちゃん「えっ?だめだよ。カットだよ。」
保育士「だって、カットって切ることだよ。」
Sちゃん「そうなの?」ちょっとびっくりした表情。
Sちゃん「じゃあ、なんて言うの?」
保育士「それはね、セットって言うんだよ。」
Sちゃん「あぁ〜、セットね!じゃあ、セットしてね。」
 
無事に綺麗にセットされた髪の毛を鏡で確認しながら満足そうなSちゃんであった。
 
子供はかぜの子
雪が積もったある日。大喜びで外で遊んでいると、MちゃんとT君が近寄って来た。
 
Mちゃん「先生、子供はかぜの子なんだよね。でも、さむいよねぇ。」
T君「そうだよねぇ。子供はかぜの子なんだよねぇ、先生。」
保育士「うん、そうだよ。」
T君「大人はきのこなんだよねぇ。」
保育士「えっ?きのこ?」
T君「うん。きのこだよ。先生知らないの?」
保育士「…それって、火の子じゃないの?」
T君「そうそう、きのこだよね。」
保育士「…」
 
これ以上訂正はできなかった。^_^;
やーな感じ
朝他のクラスの先生がちょっと用事で私の保育室に来た。
話も終わりその先生は自分の保育室に帰ろうとした時、Aちゃんが登園してきた。
 
Aちゃん「あれ?Aが来たらもう行っちゃうの?」
保育士「うん、話がおわったからね。」
Aちゃん「え〜、だってAが来たのにすぐ行かなくても良いじゃん。」
保育士「う〜ん、Aちゃんがイヤで帰った訳じゃなくて、ちょうど話が終わったんだよ。」
Aちゃん「ふ〜ん、やーな感じ。」
 
って5歳の子が言う台詞かい?
そばに居たAちゃんのお母さんも「あんたに言われたくないわ。」と苦笑してました。
見えちゃうもん
3歳児の子の話です。
うちの園では女の子もみんなプールの時にはプールパンツを履いているのだ。
ある日なかなか着替えようとしないKちゃんがいた。
 
保育士「ねえ、Kちゃんどうしてプールパンツに着替えないの?
     プールに入れないよ。」
Kちゃん「着替えたくない!」
保育士「じゃあ、プールに入らないの?」
Kちゃん「入りたい!」
保育士「じゃあ、プールパンツ履こうよ。」
Kちゃん「プールパンツはイヤ!!」
保育士「どうして?みんなも履いてるよ。」
Kちゃん「じゃあ。先生はどうして水着なの?」
保育士「だって、先生がプールパンツ履くとおっぱいが見えちゃうもん。だから水着来ておっぱい隠すんだよ」
Kちゃん「じゃあ、Kもおっぱい見えるから水着がいい。」
保育士「Kちゃんはおっぱい小さいから大丈夫よ〜」
Kちゃん「Kの小さいおっぱいが見えちゃう!」
保育士「…」
 
その後もしばらく同じやりとりが続いたのですが、結局、最後はプールに入りたいのでプールパンツに着替えました。(^_^;)
牛?
私が2歳児を受け持った時の話。
園の近くにあるサイクリングロードの方に散歩に行った。
歩いているとサイクリングロードの隣に流れている川から「モー」と鳴き声がした。
 
E君「今、何か聞こえたよ!」
Fちゃん「あれ、ほんとだ。なんだろう?」
Hちゃん「モーって言ったよ。」
声がした方へ近寄っていく。すると、再び鳴き声がした。
E君「牛かな?」
Hちゃん「だって、モーって言ったもんね。」
Fちゃん「どこにいるのかな?」
一生懸命探しているが牛は見つかるわけはない。
「牛じゃないよ。あれは牛蛙だよ。」と言いたかったが3人が身を乗り出して探している姿や顔を見てると言い出せないでいた。すると、再び鳴き声が…。
E君「また聞こえた!」ちょっと驚いた表情。
Fちゃん「でも、なんにも見えないよ!」
Hちゃん「きっと、お化けだよ。」
Eくん「そうだ!おばけだ!」
3人目を合わせると…。
Hちゃん「きゃ〜!!」
E君「逃げろ〜!」
Fちゃん「そうだ!逃げなきゃ!!」
とあっという間に逃げていった。
ディズニーランドに行くんだ!
K君は登園してくてすぐに近寄ってきた。
 
K君「ぼくね、ディズニーランドに行ったんだ。」
保育士「へ〜、いいね。いつ行ったの?」
K君「昨日だよ。」
保育士「え?だって昨日保育園来てたよね?」
K君「だってね。お母さんがはがきにシール張って出してくれたもん。」
保育士「うん?シール?」
 
それを見ていたお母さんがあわてて寄って来て行った。
「先生違うのよ。はがき書いて出しただけなの。行ってないのよ。」
そう…懸賞に応募をしたんです。
でも、すっかり行った気になっているK君であった。
当たったの?
ディズニィーシーに行って来たY君が帰ってきた。登園直後からず〜っと「ミッキーがね…」等と話してる。…というかとまらない!そんな姿をじっと見て聞いていたT君が近づいて来た。
 
T君「ねえねえ、Y君当たったの?」
Y君「何にも当たってないよ。」
T君「だってディズニーランド行って来たんでしょう?」
Y君「ううん、ディズニーシーだよ。」
T君「やっぱり、当たったんだ。」
Y君「T君は行ったことある?」
T君「ううん、だってまだ当たってないもん。」
Y君「…」
 
どうも、T君は当たらないとディズニーランドには行けないと思っているようだ。そんなT君に"当たらなくても行けるよ"とはとても言えなかった。
いつか当たって行けるといいねT君。
田んぼの中には…
田植えが終わり、おたまじゃくしが出始めたころのある日に散歩に行く事になりました。田んぼの間のあぜ道を通っていると、田んぼを泳ぐへびを発見。子ども達もすぐに気づき大騒ぎ!
 
E君「先生!なんか居るよ。」
保育士「すごいね〜、泳いでるよ。」
E君「うん。先生あれ知ってる?」
保育士「E君は知ってるの?」
E君「海へびでしょう。」
保育士「…」
 
どうやらE君は泳いでいるへびはみんな海へびだと思っていたらしい。

PAST INDEX FUTURE

戻る