[ 盆栽の楽しみ方 ]
盆栽は盆(浅い鉢)の中の小さな自然です。小さな自然を眺めていると心が落ち着きます。盆栽を眺めて楽しむのもよし、自分の盆栽を育てて楽しむのもよしです。でも、せっかく盆栽とお友達になるのなら、盆の中の小さな自然を創造する。まさに、芸術作品を作り出す楽しみを味わってみませんか。
[ 盆栽の種類 ]
松柏盆栽・・・黒松・五葉松・杉・杜松(としょう)・真柏(しんぱく)など
花物盆栽・・・さつき・梅・ボケ・海棠など
雑木盆栽・・・もみじ・けやき・楓・ブナなど
実物盆栽・・・姫りんご・かりん・まゆみ・ピラカンサなど
草物盆栽・・・竹類・笹類・シダ類・山野草類など
[ 盆栽の樹形 ]
盆栽にはいろいろな樹形があります。その樹の持つ個性を引き出す樹形にすることが大切です。
模様木・・・幹に自然な曲がりを持ちながら立っている割と多く見られる姿
直幹 ・・・盆栽の基本的な樹形で広い野山にすっくと立っている杉やひのきの姿
株立ち・・・1株の株元から何本もの幹が出ている姿(武者立ちとも言う)
文人木・・・昔画家や文人に好まれたようで、枝数を抑えひょろひょろとした姿
懸崖 ・・・崖から倒れそうに立っている樹冠が根元より低い位置にある姿
石付 ・・・石を抱き込みながら根を伸ばす岩島の姿
その他、斜幹/双幹/根連なり/筏吹き/吹流しなど
以上のように盆栽にはいろいろな樹形がありますが、まずはポピュラーな模様木から始めることをお薦めします。
[ 盆栽の用語 ]
盆栽とお友達になる上で覚えておいたほうが良い用語を紹介します。
根張り・・・根が地上を這うように出ている部分を根張りと言います。
根張りは大木や古木を支える力強さを表す重要な部分です。
一般的には八方根張り(八方に根張りが伸びている状態)
が良いとされています。
立ち上がり・・・根張りから幹に向けて弧を画きながら移っていく重要な部分です。
根張りと同様幹を支える力強さが要求されます。
幹模様・・・[盆栽の樹形]で述べたようにいろいろな樹形があります。
大切なことはそれぞれの盆樹の持つ個性を活かした自然な幹の姿に
することです。
枝ぶり・・・盆樹の枝は一般的に円錐形にまとめます。枝の長短や強弱の
バランスがとれた美しい姿が求められます。
樹冠・・・盆樹の幹の一番先(成長点)は盆樹全体に帽子をかぶせたように
まとめます。盆樹の大きさや樹形によって帽子の大きさが異なります。
大切なことは大き過ぎず小さ過ぎず盆樹全体にバランスのとれた
樹冠にすることが美しい姿になるポイントです。
役枝・・・盆樹の樹形を形成する重要な枝で、立ち上がりに近い部分から
一の枝、二の枝、三の枝、、、と一定の規則に従って続き
先端に樹冠が形成されます。大切なことは役枝を中心に
樹形全体にバランスのとれた美しい姿にまとめることです。
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