2003/9/21

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RINRINがやってきた!


25    そして・・・!
2003/08/01 
「いきまないで。普通に呼吸して!」と言う声が聞こえました。
見た事のない看護婦さんが、私の太ももをさすっています。
私は「ハッハッハッハッハ・・・」と、言われた通り、まるで犬の様に、息を吐いていました。
先生が、私のお腹を「ちょっとゴメンネ」と言いながら、ギュギュッと押さえました。
・・・う、ちょっと痛い・・・。
すると、突然聞こえたのです!
「あぁ〜んっ!」
 

26    ついに、誕生!
2003/08/01 
第一声は、「おんぎゃぁ〜」ではなく、「あぁ〜ん!」でした。
もうろうとしていた私ですが、その声にビックリして、ふと足元を見ると、そこに、いたのです。
10ヶ月、私のお腹の中で一緒だったマトン!
やっと会えたのです!

27    涙がボロボロ・・・。
2003/08/01 
「1時37分です。」
ほんの一瞬、私の前に見せてくれた後、マトンはまた、私の見えない所へ・・・。
私は涙・涙・・・。
「ううぅ〜。良かったよぉ〜。ちゃんと産めたよぉ〜・・・。」
それを聞いて、助産師さんに、また笑われてしまいました・・・(^_^;)
「女の子だよー。」
先生の声がして、キレイになった(?)マトンが、私のお腹の上に来ました。
ちっちゃくて、全身真っ赤な、マトン!
『赤ちゃんって、赤いから赤ちゃんなんだ・・・』と、妙に感心してしまいました。
まだ、へその緒が繋がっていました。
その場でへその緒を切っていた気がします。
でも、私は涙いっぱいの目で、相変わらず「あぁ〜ん!」と泣いているマトンを見ているだけでした。

28    後産
2003/08/01 
私とマトンが、泣いている間に、隣の分娩前室から母と義母が出てきました・・・。
興奮状態だったせいか、よく覚えていないのですが、義母が「ありがとう。」と言ってくれたのを覚えています。
それから、マトンは助産師さんに連れられて奥の部屋へ・・・。「ごめんね。ちょっと赤ちゃん借りるね。」
母と義母も、ついていきました。母の手には、カメラと携帯が・・・^_^;
私は、と言うと、ようやく呼吸も落ち着いて、グッタリしていました。
・・・と、今度は生暖かい物が、ズルズルッと言う感じで、出てくるのがわかりました。
そう、胎盤娩出、いわゆる後産です。
私は胎盤を見てみたい、と思っていたので、マジマジとではないですが、しっかりと見ました!
 

29    会陰縫合
2003/08/01 
興奮状態の私でしたが、何やらベッドの形状が、またまた変えられました。
ベッドがお尻のあたりまで、短くなったのです。
私は脚を立て、大股開きに・・・(*^_^*)
そして、そこには先生が・・・。
そう、会陰縫合です。切ったわけだから、縫わなきゃね・・・。
麻酔をして、溶ける糸で縫ったそうです。
痛みはほとんどなく、時間も5〜10分くいだったとおもいます。ただ、引っ張られる感じの違和感はありましたが。
会陰切開については、「してもいい」と言う人と、「したくない」と言う人と、いるようで、私の病院では、『初産は基本的には切ることが多い』との事でした。
もちろん、会陰がやわらかく、伸びるようであれば、切る必要はない様です。
「切らない」が基本方針の病院もあるようですね。
会陰マッサージ等も教えてくれるのでしょうね。私も、もっと早い時期に会陰マッサージの事を知りたかった・・・。(知った時にはお腹がじゃまで、キチンとマッサージできる程には手が届かなかった・・・)
私は「ぜったい切りたくない」などとは思ってなくて、「赤ちゃんが出やすくなるのであれば、どうぞどうぞ、切ってください」くらいの気持ちだったので、抵抗はありませんでしたが・・・。
会陰切開の必要性は、風船が割れる事を考えると、わかりやすい気がします。
風船に空気が入りすぎて『バ〜ンッ!』と割れると、風船の切れ目はかなり大きくて不規則な形になりますよね。
でも、ある程度の所で、針をプツンと刺した場合。切れ目はどこだかわからない程の小さな穴。
まぁ、風船は元にはもどりませんが、会陰の傷は小さくてキレイな程、元通りになりやすいわけで・・・。
関係ないけど、中耳炎の時に鼓膜を切開するのも、同じ理由ですね。
 

30    初めての抱っこ
2003/09/19 
さて、会陰縫合が終わった頃、マトンが戻って来ました。
真っ赤な体に、オムツだけをつけています。
「ほら、お母さんよ〜」と、助産師さんが、私の胸の上に、マトンをうつぶせに乗せてくれました。
初めての抱っこです。
マトンはもう泣いてなくて、ほっぺたを私の胸にピッタリつけて、何故か右目だけをしっかり開けていました。
「おめでとう。健康な女の子ね。ちゃんと指も5本あるよ」
よかった、よかった・・・。健康なのが一番だものね。
体重3210g 身長51.5cm 胸囲33cm 頭囲32cm ちょっと背の高い、この時代では大きめの女の子。
マトンを抱っこしていると、なんとも言えない、不思議な気持ちがわいてきました。
私の未熟な言葉では、ホントに何とも表現できそうにない、初めての感情でした。
何だかとっても柔らかい、あったかい、ま〜るい、そんな気持ち。。。
 

31    シャーベット
2003/08/02 
結構長い間、抱っこをしていた様に思います。
母と義母は、ダンナや家族に知らせる為、メールをしたりしている様で、分娩前室へ戻っていきました。
どうやら母は、マトンが臍の緒を処置したり、体重等を測定している間、カメラと携帯で、写真を撮りまくっていたようでした・・・。
しばらくすると、看護婦さんがやって来て、「のどが渇いたでしょ。シャーベットを用意しているけど、食べます?」
「はい!食べます!」
そう、のどがカラカラでした・・・。
分娩中は、ストロー付きのコップに麦茶を入れてくれていて、陣痛の合間にはそれを飲んでいたのですが。
マトンは、隣のベビーベッドへ・・・。
ベッドを起こしてもらい、ゆずのシャーベットをいただきました。いやぁ〜、おいしかった・・・!
そういえば、お腹もすいていたのです。
前日のお昼を食べて以来、何も食べていなかったから。
食べ終わって横になると、看護婦さんが私のお腹を触って言います。
「お腹、痛くない?」
「ちょっと、痛いです・・・。」
いや、ホントは『ちょっと』よりもう少し痛かったんだけど・・・。
「子宮が戻ってるのよ。・・・わぁ、痛そうなお腹だね!!もうここまで戻ってるよ。触ってみて。」
触ると、オヘソの上あたりまで戻っていました。子宮の部分は他より固いのでわかるんですね。
「胸の下まであったのが、たった数時間でここまで収縮するんだから、痛いよね」
と、痛み止めのロキソニンをもらって飲みました。
 
 

32    マトンは・・・?
2003/08/01 
マトンは、隣のベッドでスヤスヤ眠っていました。
私は「ちょっと休んでくださいね」と言われて薄明かりの部屋の中、横になっていましたが、出産まではあんなに眠かったのに、眠気なんてふっとんで、マトンを見つめていました。
薄いピンク色の肌着を着せられて、何だかいっちょまえです。
そして、くしゃみを2回、しました。
「クチュン!」という、くしゃみでした。
マトンを見ていて、私はふと思いました。
出産って、産婦さんが一生懸命赤ちゃんを産むものだと思っていました。
でも、ホントは赤ちゃんが、自分の意志で、自分の力と本能で、産まれてくるんだなぁって。。。
お母さんは、その赤ちゃんが出てきやすい様に、助けてあげるだけ。
そして、先生や助産師さんは、それを補助してくれるだけ。。。
いや〜、人間って、スゴイ!!!

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